坪内稔典のレビュー一覧
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季語は時代から遅れている。多くは農業社会だったころにできている。インターネットの暮らしが日常化した今、インターネットに関わる言葉を俳句はどんどん取り込むとよい。それができないと、俳句は時代の詩としての役割を終えることになる。坪内稔典「俳句いまむかしみたび」2022.9発行。①春風が集まってくる鳩サ...続きを読むPosted by ブクログ
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季節に合わせて暮らすには体力がいる。季節、四季は、おのずからあるものではなく、私達が作っている文化。庭の草花だって、土を耕し、肥料をやり、水をまいたりしないと育たない。俳句は言葉において季節を作る文芸。坪内稔典「俳句いまむかしふたたび」、2021.11発行。 ①立春の今日あれをしてこれをして(宇多...続きを読むPosted by ブクログ