山口義宏のレビュー一覧
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ネタバレ
<気付き>
・高級品でなければブランドではないという認識は間違っており、色や造形から識別、連想させるブランドイメージが出来上がっている会社は強い
・ブランドは競争戦略として競争力を高める実践的なツールである
・事業戦略とマーケ4P(商品サービス/広告・販促・PR/価格/販路・接客)の整合の理解が必要
・ブランドが刷り込まれる体験がないとリピートしない
・何かに突き抜ける、同じ要素を持っていても圧倒的なNo1 であるどちらかを持っているブランドは強い
・競合にない差別化されたエビデンスやベネフィットはなにか?象徴的な顧客はどのようなひとか?絞り込みも重要
・科学的なデータ、実験結 -
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キャリアを形成する上で、知識やスキルだけでは不十分である。その時の環境や運も必要である。そして、残念なことに、多くの本が示すような高学歴で有名企業を渡り歩くキャリア構築は、ほとんどの人が自分には適用できないという前提がある。
その上で、年収1000万を獲得するためには、戦略が必要である。戦略にあたり、事業規模ごとにどのくらいの年収をもらっているかを確認することが必要である。事業規模以外にも、一人当たりの粗利益で大体の水準がわかる。ただ、個人的な感想として、電通の給与が高いのは月に300時間働いているからで、労働力に比例すると思う。それだけの仕事がある会社が、大企業なのだと思う。
さて、いきなり -
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マーケティングのキャリア設計は大きく分けて4種類。
1:見習い
2:ワーカー
3:スペシャリスト
4:ブランドマネージャー
5:CMO
6:経営者
4以降はマネジメントスキルが求められ、
5からは経営視点も重要なファクターとなる。
日本の事業会社ではブランドマネージャーという役職が無い、
多くの施策を統括する役割が設定されていないこともある。
A,B,Cのブランドそれぞれの施策効果や費用対効果(投資効果)、
或いは認知レイヤーに応じた投資設計など横断的に行える人は少ない。
■ex1
・ユニクロを知らないAさん
・ユニクロを知っているだけで良いイメージがないBさん
・ユニクロを知っていて -
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ブランディングに関して初学者でしたので非常に勉強になりました。適切な図解も多く理解しやすかったです。
ブランディングとは何かを体系的に理解した事がなかったので、抑えておくべきいくつかの基本事項。
・ブランドは私たちの情報処理を簡略化するもの
・ブランドとは識別記号と知覚価値が結びついたもの
→いくらモノが良くとも価値が想起されなければ選ばれない
→社内マーケティングでも同じ。まずプロダクトの磨き込みは必須であるが、価値を知覚してもらわないと選ばれないし使われない。
・企業の戦略とブランディングは一致する
企業戦略>ブランド戦略>マーケティング4P
・ブランド戦略の意味合いは2つ -
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広告関連の仕事に従事し先々の見通しに悩むここ最近、キャリア本をしばらく読み漁ってるが、これはとても具体的な説明がなされていてとてもわかりやすい良書。
広告、PR、販促、調査etc..それらに"商品やサービスの売上向上"に関わる全ての仕事の領域を「マーケター」と定義し、そのマーケターの仕事領域を6つのステージに分けて業務領域や必要となるスキルが説明される。さらに、メーカーなどの事業主側と、広告代理店などの支援者側に分け、それぞれが6つのステージで何を行い、何が必要かということがとても具体的に記されている。
ということで、今現在自分がどこで、何が必要とされ、今後自分の適性か -
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・推奨書籍
『プラットフォーム ブランディング』
『ドン・シュルツの統合マーケティング』
『デジタル変革マーケティング』
第1章 まとめ
・「自分のキャリアをどう築くか」という視点をもつと、仕事の可能性を広げ、年収を伸ばせる可能性が広がる。
・マーケティング施策は4P(製品・購買喚起・販売チャネル・価格)で定義され、実際に担うのは、事業会社の幅広い部門と、外部から関わる支援会社に大別される。
・年収1000万円を超えやすいのは、外資系大手事業会社と大手総合広告代理店に勤める業界のひと握り。ただし入社は狭き門であり、他の環境であれば戦略的にキャリアを思考しないと達成は難しい。
・事業会社の -
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■ブランド戦略の本質
ターゲット顧客にこう思われたら選ばれるであろうという価値を決めたら、そのような印象が残るようにすべての顧客体験や施策に一貫性を持たせるよう整える
■バラバラな印象はブランドの敵
…「バラバラの体験が引き起こす消費者の混乱」はブランドをつくるうえで大敵です。消費者の混乱は、ブランドのイメージ、つまり知覚価値をぶれさせます。結果として、頭の中に確固たる知覚価値をぶれさせます。結果として、頭の中に確固たる知覚価値がつくられにくくなるのです。もちろん商品・サービス自体に魅力があることが前提ですが、どれだけ魅力的であっても、体験に一貫性がなければブランド力は高まりません。
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