清水建二のレビュー一覧
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動物の英語表記についての語源とか、歴史とかが書かれている本、
例文ものってたり、日本のことわざだとタカを使うけど、英語のことわざではワシを使って例えてるよ、とか、
パニックの言葉の由来はギリシャ神話からだよ、とか、シカの単語のDeerは、もともと野生動物の意味だったんだけど変わったんだよ、みたいな、
知らないこと、文化圏の違いなど、いろいろ学べたし、
サーペント、アリゲイター、ハウンド、ゴウトみたいな、アニメのキャラクター名や称号や、強そうな技名とかで使われてる生き物の名前の由来が知れて、
なんならこの外国のことわざから、あのキャラ、インスピレーション受けてたりしないだろうか?みたいなのもあって、思ってたより楽しめましたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ語源には気を付けていたつもりだが、この本に記載のは本当に多彩で、勉強になった。とは言え、かなり頭を柔らかくしないと使いこなすのは難しく、かえって戸惑うかも。
例えば、
appoint=ap(〜の方へ)+point(指差す)
=〜の方に指差す
=指名する
はまぁわかるけど、
embarrass=em(中に)+bar (横になっている木)
=道に横たわっている木の中に
=困らせる、当惑させる
は無理があるような…。さらに
naturalize=nat(生まれる)+ual(形容詞に)+ize(動詞に)
=生まれた場所に行く(もうここで無理)
=帰化させる
に至っては分かるか!と言うのが正直なところ。
ラテン語さんの書籍等、言語や文化人類学を面白がって読める人向けかな。自分はラテン語さんの本は大好きだったが、まだこの本は使いこなすレベルに達していないと感じた。
ただ、こう言う言語学的に整理していく視点は大事だと思うので、ちょくちょく読み返して少しずつイメージを蓄えていくと、いつか何かの役に立つかも。 -
Posted by ブクログ
「語源学習の単調さを解消するために、ヨーロッパの歴史を楽しく学びながら英単語の語彙力を高めることを狙った」(p.7)本。古代ローマやギリシャの歴史や神話から、ルネサンスまでの話をしつつ、その内容に関連する英単語を取り上げ、語源の解説、同じ語源を持つ他の単語、といった形で紹介される。
本のタイトルからしていかにも面白そうな本だなと思ったけど、実際読んでみると歴史というよりは文化的な話がちりばめられたり、時系列になっていたと思ったら急に神話や聖書の話になったりして、結構読みにくいし分かりにくい。特に歴史の部分は記述が平板的でほぼ理解できなかった。なんか著者もあんまりよく分かってなくて、他の本を一生懸命読んで勉強してまとめてみました、という感じ。出来の悪い学生のレポートを読んでいるみたいで、あんまり楽しいとは思えなかった。著者の老後の趣味に付き合ってしまったような感じがする。語源をもとにした英単語の解説も、結局こういう「語源本」にありがちな、その英単語どこで使うの?とか、逆に基本語で、かつ語源を言われたからといって「あ、そっか」とならないような単語をたくさん紹介されて、英語力の増強になるのかどうかはよく分からなかった。
とは言え、おれは英語の教員だから、これは説明に使えそうだとか、あるいはおれは英語が好きなので、こういう英単語があるのか、という面白みがあることにはあったので、そういうところを忘れないようにメモしておく。まずp.27 apostle「使徒」は知ってたけど、epistle「書簡」は知らなかった。(これもapo(離れて)+stel(送る)と言われてもピンと来ないと思う。こういう解説が多すぎる。さらに「stleは印欧祖語で『置く、立つ』のstelにさかのぼる」(p.27)と言われても…、という感じじゃないだろうか。)-stleで終わる単語を集めてみる、って面白そう、って思った。p.30 insolationは「日射病」だって。heatstrokeとどっちが一般的なんだろう。p.38 aureole「後光」も、「オーラ」から来ている、と言えばおれは面白いけど、どれくらいの人が面白いと思うだろうか。さらにaureoleだけ知っても、「後光がさす」There is an aureole around his head.くらいの例文も、英語力という意味では提示して欲しい。あとdisasterは「地球が幸運の星から離れた時に災害が起こるという中世の占星術から生まれた語」(p47)らしく、今まで何かの本で読んで、「星がバラバラになって不吉な感じ」とか教えてたけど、こっちの方が納得できるかな。p.48 improviseは「前もって見ない」というのは、言われてみればそうだ。その前にprovideが「『前もって見る』が原義で、将来を見据えて『供給する』」(pp.47-8)とかは説明できるかなあ。videoの「見る」がここにあるよね、とか言いながら。うーん、どうだろう。p.51cormorantは「鵜」らしい。知らなかった。で、この単語の「語源がラテン語のcorvus marinus(海のオオガラス)なので『なるほど!』と思った」(p.51)とか、別にそのラテン語を知らないので何とも思えないなあ、と思いつつ。あとおれはハイボールはほぼ毎日飲んでいる人だけど、ハイボールの起源の話がp.60に書いてあって、興味はあるけど、内容はよく分からなかった。だいたい「highball signalの状態の時に列車は速度を緩めずに通過できることを知らせる合図であった。この通過時に、食堂車(dining car)でバーボンウイスキーのソーダ割が縦長のグラス(tall glass)に出されていたことに由来する」(p.60)らしい。って、何じゃそりゃ。もっと説明が欲しい。あとvillainについて、villageが村で、「vicinityは村に近いことから『近所』、villainは都市に住むものが村に住むものに対する差別意識から『悪人、悪役』の意味」(p.83)らしい。ということはvillagerが悪者の意味になった、ってこと??あとforestとforeignがつながっている(p.135)、というのも初めて知った。あとhuman, humble, humiliate, humidのつながりhumが「土、地面」と何となく思っていたが、「天にいる神に対して、大地という低いところにいる『人間の』がhuman」(p.127)が分かりやすいかも。あと簡単な単語だけどfastは「身体を固く引き締めること」が原義(p.132)とか。で、速い、断食、とつながる、というのも何となく分かる。英語のrightがなぜ右で、正しいか、っていうのはよく言われる話だけど、ラテン語の左がsinisterで、右がdexterっていうのは初めて知った。それから、世界史の部分では、pp.89-90の「ロシア(Russia)の語源は『オールを漕ぐ(row)人』」の部分は役に立った。あとは第一回の十字軍って本当にひどいなあという話(p.148)とか。「ちなみに、1960年代後半に音楽界で活躍した『ザ・クルセダーズ(The Folk Crusaders)』の『帰ってきたヨッパライ』を懐かしく思う方もおられるだろう。」(p.147)で、さらに著者との距離が離れる。60年代後半を懐かしむって今何歳の人が対象なんだ。それはさておき、ハーメルンの笛吹男の正体が「ロカトール」(pp.153-5)も面白かったかなあ。
ということで、面白いところや役に立ったことはもちろんあったけど、たぶん著者とおれが全く合わないのだと思った。(24/01/16) -
Posted by ブクログ
単語の要素・部分に分解して、その語源から覚えていく、というもの。
例えば、infantであれば、in(~でない)+fa(話す)+ant(人)で、話せない人、すなわち幼児・赤ん坊という感じ。
買った当初は、「これが欲しかったんだよ!これがあれば、もっと覚えられるのに~」と非常に良いと感じていたものだが…、そんな簡単には行かないもので、一部印象には残ったかもしれないが、特別語彙力がグンと上がったって事はなかった。やはり地道に使わなければ、また暗記するにしてももっとコツコツ覚えていかなければ、ボキャブラリーは身につかない。
英単語は中々身につかないなぁ~、と再認識しました。 -
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
序章 英語の歴史とその変遷
第1章 ギリシャ神話の世界観
第2章 古代人の宗教観と世界観
第3章 古代国家の社会制度
第4章 文字と文化
第5章 学問とスポーツ
第6章 季節と行事
第7章 芸術と創造
第8章 医療と健康
第9章 戦争と道路
第10章 人々の暮らしと労働
<内容>
英単語の由来を神話や世界史と結びつけておさえていこう、という本。グリムの法則など語形変化のポイントとギリシャ神話の世界観、欧米人の歴史や生活を意識すると、意外と英単語はすんなり覚えられるのではないか?英語教師がしっかりと読み込むべきだろう。