木村康宏のレビュー一覧
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ネタバレ最近コンサルやマネジメント関係の本を読んでいるので、以前読んだこちらを再読。
【概要・あらすじ】
老舗で行列の絶えない大人気だったラーメン屋大力屋が潰れそうに。お店は昔ながらの職人気質の頑固な大将。この物語のヒロインはそんなラーメン屋の一人娘の大学生のはるか。はるかは大学の授業でコンサルの先生と出会う。そこでの授業は、寿司屋の立て直しの話。職人の店が潰れ、なぜ回転寿司が生き残るのかの話をした所、自分の父親とお店のことが重なり先生に自分の家の事を相談。はるかはお店を立て直す事が出来るのか。はるかとコンサル、大将をはじめとする大力屋の新しい物語が始まる。
【学び】
①成功する人には共通する -
ネタバレ 購入済み
読みやすいです
どこにでもありそうな個性のあるラーメン屋を舞台に物語が展開されていきます。
登場人物も、当たり前ですがそれぞれ役割があり、読んでいて飽きることがなかったです。
少しずつ考え方が変化し、お店や周りの人々と成長していく大将が人間味溢れていて見ごたえがありました -
Posted by ブクログ
著者は大学在学中に著名な経営コンサルタントに師事。
大手コンサルティング会社勤務を経て、ラーメン業界専門の経営コンサルティング会社である(株)繁盛塾を設立されます。
10年以上に渡って多くの有名ラーメン店の経営に携わり、また年間600杯以上のラーメンを食べるプロフェッショナルです。
本書は、著者が実際にコンサルティングをおこなってきた体験に基づいて作られたストーリーです。
頑固一徹の親父・大二郎が仕切るラーメン屋「大力屋」は、かつては地域で一番の繁盛店だったものの、今は閑古鳥が鳴く状態。
店の売上を心配するひとり娘の春香は、大学の講義で出会った敏腕コンサルタント・澤村に助けを -
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読みやすく、そして内容にも大満足。ただ表紙が表紙で電車の中で読みにくい(笑)
以下内容の抜粋。
・差別化のポイント。1.立地、2.店の大きさ、3.ストアロイヤリティ、4.商品力と商品数、5.販促力と企画力、6.接客力、7.価格力、8.固定客化力。その中で他店との違いを出すには1.3倍を、圧倒的な違いを感じさせるには1.7倍を狙う。
・成功する人の要素。素直、プラス発想、勉強好き。
・なりたい「あり方」を決める。そのための「やり方」を考える。やり方が先行したり目的となったりしないように。
・大企業は顧客が広い分全体的な満足感のためにバランス重視にならざるを得ない。小企業はお客さんにあわせ商品を決 -
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ラーメンが食べたくなった(笑)。
いわゆる「もしドラ」系のライトビジネス書。
軽く読めるストーリーの中にマーケティングや経営のヒントがたくさん。
ボクはすっきりする話が好き。
例えば主人公が強いとか。しかもピンチはいらない(笑)。
この話、まぁピンチはあるといえばあるけれど、基本的にサクセスストーリー。
ということで普通の小説としても楽しめた。
伝統など変わらないことの大切さってことはもちろんあるけれど、
変化のスピードが速い今の世の中、やっぱり世の中の変化に対応することは大切だな、
とつくづく思わされた。
「(前略)行動が変われば結果が変わる」というフレーズはよく耳にするけれど、
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Posted by ブクログ
タイトルは、「もしドラ」のパクリなような気もしますが、すべての飲食店に共通している内容です。
筆者は、ラーメン業界専門の経営コンサルタントです。ラーメン屋がコンサルタントにお店の建て直しを依頼した場合、どのような手順で行われるかがわかりやすく書かれています。物語形式という点も読みやすさに貢献しています。
本書のようなコンサルティングをした場合、その費用は、いくらで、いつ支払われてるのかという点に興味を覚えました。これは、実際に、コンサルティングを依頼する場合には気になるところです。
余談ですが、「醤油ラーメン」を極めるといういうのは、筆者の好みが入っているのかなと思いました。私も醤油ラー -
Posted by ブクログ
【一言で】
売り上げが伸びないラーメン屋さんをコンサルタントと一緒に考えようというストーリー
【よかった点】
・内容がわかりやすい
・コンサルタントってどんな仕事かおおよそ把握できる
・店を立て直すストーリーが面白い
【う~んな点】
・コンサルタントのアドバイスに、こんなあっさり受け入れてもらえるのかって印象
・コンサルタントと看板娘が手を組むというより店長ではないのか
・コンサルタントのアドバイスの根拠が少し薄く、強引な気も
【最後に】
「もし~たら」「~だら」という系統な本を初めて読んだが、次も読んでみたい気になる。この人たちの組み合わせでどんなストーリーになるのだろうと想像しながら