岡田明子のレビュー一覧

  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    世界初の文明のシュメール文化の神話は、
    ギルガメッシュ叙事詩に繋がる神話。
    多神教なので、沢山の神様や神様の役割が覚えにくくて初めは読みにくいですが、慣れてくるととても楽しい。
    神話は事実も含まれるので、それも面白い。
    「永遠に続く文明はない」神話の最後は、滅亡哀歌で少し寂しい。

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    2020年10月31日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    いまから五千年前にティグリス、ユーフラテス河畔に栄えた人類最古の都市文明シュメル。
    粘土板には多くの神話が残され、ギルガメシュ叙事詩や大洪水伝説など、後世に伝えられたものも多い。
    これらの神話の世界では、酔っ払う大神、死後の国を覗こうとする女神、蛮族を征服する王、怪獣など、様々なキャラクターがいきいきと活躍している。
    代表的な神話のストーリーを紹介し、神神の役割や性格、舞台背景などを詳説する。

    [ 目次 ]
    序章 粘土板に書かれた物語―シュメル神話の基礎知識
    第1章 「創世神話」―人間はなぜ創造されたか
    第2章 神々が送る大洪水の物語―伝説はシュメルにはじまる
    第3章 「楽園神

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    2011年04月01日
  • 妊娠できる体は食から 30代からの妊活食

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    自分の食事スタイルはタンパク質が足りていないことに気づいた。
    豆、魚介類を積極的に摂りたい。

    追記 2024.08.09
    不妊治療もステップアップしつつあり、再度手に取りました。最初に読んだ時よりも深く読み込むことができました。
    元々食に興味がなかったので、メニューを考えたり作ったりが苦痛でしたが、読み進めるごとに少し自炊を楽しめるようになりました。
    まだ数日ですが、ワカメを入れたり、胡麻を入れたり、ひと工夫ができるようになりました。

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    2024年08月09日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    ネタバレ

            -20090430

    ティグリス.ユーフラテス流域に栄えた最古の都市文明シュメル。粘土板に刻まれた楔形文字群が伝える神話の数々、ギルガメシュ叙事詩や大洪水伝説など‥。旧約聖書やギリシア神話に連なる祖型としての神々が詳述される。

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    2022年10月20日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    今もなお有名なものとして「ギルガメッシュ叙事詩」や「大洪水伝説」があるが,シュメル神話は他にもたくさんあり,この時代から既にここまでの物語の豊穣を成していたとなると驚きである。
    本書はシュメル神話の研究と解説の本であり,ギルガメッシュ叙事詩のみならず幅広くシュメルを知りたい人にちょうどいい。

    主な神話:
    「エンキ神とニンマフ女神」ー創造神話
    「大洪水伝説」
    「エンキ神とニンフルサグ女神」ー楽園神話
    「イナンナ女神とエンキ神」ーメの争奪
    「エンリル神とニンリル女神」ー豊穣儀礼
    「イナンナ女神の冥界下り」
    「エンメルカルとアラッタの君主」
    「ルガルバンダ叙事詩」
    「ギルガメッシュ叙事詩」ー古代オ

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    2021年01月24日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    旧約聖書の源流にもなっているシュメル神話についての本。
    例えば「ノアの方舟」では大洪水が起こるが、エルサレム周辺で大洪水があったとは考えにくい。
    これは、チグリス川・ユーフラテス川周辺のメソポタミア文明の地域で頻繁に起こった洪水がシュメル神話に含まれ、それが西のエルサレム方面に伝わり旧約聖書に影響を与えたという。
    「ある人間が神からメッセージを受け取って船を作り、それにより洪水から生き残った」という部分まで一致しているらしい。

    シュメル神話はこの大洪水の物語を境に、それ以前が伝説的、以降が史実的なものと捉えられるそうだ。

    また、人類初の文字である楔型文字は粘土板に書かれ、土は非常に重要なも

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    2020年09月11日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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     シュメール神話の原文(日本語訳)を交えつつ解説している。
     絵や写真が多く、目からも情報が入る。また解説も細かくわかりやすい。
     いわゆる「神話」の部分のみ取り上げられている。シュメール神話を詳しく知りたい方にオススメする。
     

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    2016年10月31日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    ネタバレ

    ギルガメシュ叙事詩以外のシュメル神話を解説してくれたりしてくれて良いな。ギリシア神話や日本の神話に似ている物があったりするのは興味深いな~。ギリシア神く話は影響があって当たり前だろうけど日本の神話に似ているのは面白いな。 シュメル人についても色々知りたくなるな~。

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    2025年10月04日
  • 妊娠できる体は食から 30代からの妊活食

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    流産歴があり、改めて食事からと思い読んでみました。簡単に取り入れられることがおおく、読んだ日から始められました。ただ、文章で書いてあるので、表とかで一覧になっていると分かりやすいのになと思いました。
    できるだけ、ちょい足し飯を続けていけたらなと思います。

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    2025年01月29日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    ネタバレ

     ようやく文字による記録が可能となった文明の黎明期における神々と人間との関わりがよくわかる。
     ギリシヤ神話や旧約聖書にも類似の話が出てくるシュメール文明の神話、神話や宗教の源流を見る思いがする。

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    2020年05月31日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    シュメル神話についての予備知識はまったくないが
    おとぎ話の詰め合わせとしてまずは読ませてもらえる。

    ギルガメシュと言えばビッグブリッジの死闘か
    怪しげな深夜番組かと思っていましたが、ここで出てくる
    英雄の名前だったのですね。

    半神半人の英雄は神話の世界ではありふれていて
    王権の正統性の源泉をこうしたところに
    持たせることができるので、ギルガメシュもそうした英雄の一人のようです。

    ギルガメシュの冒険の話も面白いのですが、
    個人的にはイナンナが戦いと愛と豊作の女神とされつつも、都市に着く神である
    というのが一番のふむふむポイントですね。
    というのも神は理念や現象に結びつくことが多いのですが、

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    2017年09月18日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    シュメル神話の成り立ち、有名な物語の解説、シュメル文化の終焉の物語までカバーしてあり、分かりやすかったです。

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    2015年11月26日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    最古の文明を築いたシュメル人の神話に、大洪水伝説や楽園神話、冥界冒険譚など、「旧約聖書」や「日本書紀」などで馴染み深い話の源流が見られるのはとても興味深い。

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    2013年05月04日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    前半3分の1くらいまで、シュメールの社会や神話の概略がわかるまでは、興味深く読んだ。が、その後は淡々と続く神話の紹介に集中力が途切れた。とはいえ、文章からも挿図からも誠実な仕事であることはよくわかる。

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    2012年04月22日
  • シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン

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    この分野の現状がわからないが、相当に網羅的で資料的な一冊に思える。これをポータルに一次資料にあたれば論文ネタの宝庫ではないか。ギリシア・ローマ→旧約聖書の、西への道筋は明らかだが、東への道筋はどうなのか。

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    2011年12月04日