櫻井孝昌のレビュー一覧

  • 世界カワイイ革命

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    日本の、アニメから発するゴスロリ、制服などは、ビートルズが世界中の人を長髪にしたような、ムーブメントであると。「KAWAII」がどの国でも通用することは、理解していたが、これほどのパワーを発揮しているとは思わなかった。 確かに最近のヨーロッパ、アジアの若者は、日本のアニメを見て育っていて、少なからず影響を受けており、それが、かれらのファッションに反映されているという説には納得。フランス人の中では、「ロリータ」が日本初のファッションであるとは驚きだし、「制服」が自由の象徴というのもびっくり。

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    2012年04月04日
  • アニメ文化外交

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    アニメの世界的な広がりについて、
    興味を持っていた自分としては、
    うってつけの新書だった。
    世界でのアニメの熱狂具合がよくわかった。
    今までほとんど広がっていないだろうと
    思っていた中東などでここまで
    日本のアニメが愛されていることに
    正直驚いた。

    世界的な影響力の大きさから、
    今後の文化広報上の意義を
    考えさせられる。

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    2019年07月06日
  • 世界カワイイ革命

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    面白かった!
    「カワイイ」に国境なし。

    私たちが海外のものを格好良いと思ったり
    素敵だと思ったりするように、日本についても
    そう思う人たちがいる、というのはとても新鮮だった。
    日本の文化が世界に与えている影響を日本人だけが
    知らない、ってほんとその通りだと思う。
    「ビジュアル系」という言葉までそのまま通用するとはびっくり。
    あとヨーロッパにロリータ逆輸入、みたいな現象も面白い。
    もともとそっちがお手本だったのに。

    ほんと世界平和とか国際貢献とか、あとは欲張って経済的な
    こととかこのソフトパワーでなんとかならんものだろうか。

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    2010年03月02日
  • 世界カワイイ革命

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    海外からの日本の評価を日本人は知らない。
    それは以前から感じていたが、この本を読みその思いを強めた。

    取り上げられている「ロリータ」はツールに過ぎない。
    他の日本文化やファッション、アニメなどを好きな外国人は多いのではないだろうか?
    そのことをもっと日本人は知るべきであり、自信も持つべきだ。

    この本を読むと、日本は明るいと勇気づけられる。

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    2009年12月05日
  • アニメ文化外交

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    個人的には「外交」と言われると、アニメが利用されているようでやや反発心を感じてしまうこともありましたが、これを読んで彼ら(ファン)にこちらから手を差し伸べる必要もあるのではないかと思いました。

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    2009年10月04日
  • 日本が好きすぎる中国人女子

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    題名は安直な日本賛美本のように思えるが、中国で日本の文化がどのように受け取られているかを通じて、むしろ日本人を叱咤する本となっている。行間から著者の「熱」を感じた。

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    2015年06月08日
  • 世界カワイイ革命

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    おっさん(多分)がカワイイ文化を語る本。
    最終的には経済高揚のために、カワイイの活用を訴えている。
    やや古い本なので現在の盛り上がりは分からないが、なんか凄い。

    日本にはタブーが少ない、だから新しいものが産まれる。
    なるほどと思いながら、可愛過ぎる外人を眺める。
    なかなか面白かった。

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    2014年07月22日
  • アニメ文化外交

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    実際に世界中のアニメファンと触れ合った実体験が語られるのが面白い。著作権保護まで含めて「正しい理解」を求めようとしている真摯な著者の姿勢がいい。今後求められるべきは、アニメが開いた日本文化への窓口をどう活用するかという行政側の対応だろう。

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    2013年06月28日
  • 世界カワイイ革命

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    世界共通語になりつつある「kawaii」という言葉を切り口に、日本のアニメ文化、コスプレ、ゴスロリファッション、制服ファッションなどに焦点を当てている。総じて言えることは、日本には上記の文化を用いて世界で戦えるほどのムーブメントが起こっているにも関わらず、それに気づいていない日本人が多すぎるということ。これらの文化が日本経済を好転させてくれる可能性を大いに秘めているかも。

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    2012年11月29日
  • 英語で話そう! 世界が恋する日本(ニッポン) ―会話のつかみもTwitterもこれでOK―

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    110927onBS181PrimeNews  文化外交  古典も現代も横一線でJapan!  他書あり
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    目次

    Part II つながるキーワード50
    1 アニメ anime
    2 マンガ manga
    3 少女マンガ shojo manga
    4 コスプレ cosplay
    5 フィギュア anime figure
    6 同人誌 doujinshi
    7 オタク otaku
    8 メイド maid
    9 執事 shitsuji/butler
    10 アイドル idol
    11 ビジュアル系 visual-kei
    12 初音ミク Hatsune Miku
    13 ドール doll

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    2011年09月27日
  • 世界カワイイ革命

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    二十一世紀に入って世界にもっとも広まった日本語は何か。
    それはまちがいなく「カワイイ」。
    ロリータ服で地下鉄に乗るフランス人に、なんちゃって制服に身を包んだタイ人と、世界じゅうの女の子が「原宿ファッション」をカワイイと支持しはじめた。
    日本に集まる羨望のまなざし。
    「東京は聖地」と断言する者から、「日本人の鼻はかっこいい」「黒髪がうらやましい」と語る者まで、日本がこれほどまでに愛されていることを、当の日本人だけが知らないでいる。
    目の前に転がっているビジネスチャンス。
    不況脱出のカギは「カワイイ」にあり―。

    [ 目次 ]
    第1章 世界共通語となった「カワイイ」(世界語化した「K

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    2011年04月22日
  • 世界カワイイ革命

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    不況を切り抜けるのに注目すべき要素やのに、たぶんビジネスマンは全く見てない部分をうまくついてるね。
    ファッションビルの海外進出大賛成です!

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    2011年04月08日
  • アニメ文化外交

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    [ 内容 ]
    ミャンマー、サウジアラビア、イタリア、スペイン…。
    作品タイトルを聞くだけで悲鳴をあげ、人気アニメのエンディングの振り付けをマスターする海外のファンたち。
    日本のアニメは、想像を超えて世界に広がっている。
    本書では、日本のアニメが世界でどう愛され、憧れの的になっているかを、現地の声で再現。
    また、このアニメ文化を外交ツールとして積極的に活用する意義を論じ、加えてそのための戦略をも提示する。

    [ 目次 ]
    第1章 チェコ、イタリアからサウジアラビア、ミャンマーへ(ミャンマー・ヤンゴンの会場に集まった四五〇名の聴衆を前に ミャンマー人女子から出た“やおい”の質問に衝撃を受ける ほか

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    2014年10月27日
  • 世界カワイイ革命

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    日本のアニメ、マンガ、ファッションなどのポップカルチャーがヨーロッパを始めとする世界の若者の人気を集め、彼らの日本全体に対する関心や理解を深めるきっかけとなっている。日本の多様性、創造性といった強みを生かしたい。

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    2010年07月28日
  • 世界カワイイ革命

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    (1)著者は、コンテンツメディアプロデューサーという肩書きで、外務省アニメ文化外交に関する有識者会議委員であり、外務省のポップカルチャー外交全般に関するアドバイザーも務めるという。

    前著『アニメ文化外交』でも感じたが、この著者の素晴らしいところは、世界中をかけまわって取材し、活きのいい最新の情報を伝えてくれることだ。アニメ外交というテーマからさらに進め、ファッション、カワイイを追いかけて世界各地を回った結果の報告が本書だ。日本発のファッションに嬉々として身にまとう世界中の女の子の写真が満載なのもいい。

    「制服を着ると、日本人になれたような気がするんです。」
    「東京に恋しているんです。」

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    2009年12月19日
  • 世界カワイイ革命

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    本書 P80-81
    カワイイを象徴するキャラクター:ハローキティ
    キティには口がなくて表情がない、だからことその時の気分で感情移入しやすく、想像力が広がる。自分だけのキティの物語ができる。

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    2024年04月12日
  • 世界カワイイ革命

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    メディアプロデューサー櫻井孝昌が世界に広まった日本語「カワイイ」をキーワードにして日本の海外戦略について論じた2009年の著作。クールジャパン戦略ですね。本書では特にロリータや制服などファッションを中心に日本のサブカルチャー、ポップカルチャーが海外でどのように受け入れられているかを著者が実際に参加したイベントの様子を紹介することにより明らかにしています。2020年の今となっては必ずしも成功しなかったような?結局、世界へ打って出ようとしていたけど、国内では良い顔されていないような…今も。

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    2020年07月17日
  • 世界カワイイ革命

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    カワイイ文化がすごいのはわかったが、日本アゲが凄すぎてちょっと引いた。私もカワイイカルチャー愛好家だが、ささやかで誰にも目につかないところで愛でたいと思うのは済まされないのだろうか。本自体は面白かったです。

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    2018年12月10日
  • 日本が好きすぎる中国人女子

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    日本の文化には世界中にファンがいて、そこではアニメでもファッションでも家電でも「日本でしか創られないもの」が評価されている
    中国人女子の間では日本のファッションが人気であり購買意欲も日本の服の購買力もあるが日本のファッション業界の進出が遅れているため中国の日本風ブランドや韓国ブランドがその恩恵を受け日本の企業の収益機会を逃している
    中国では熾烈な大学受験(進学率26%)の反動で大学では自分の趣味の時間を重視する傾向があり、特に地方の大学のキャンパス内の寮の閉鎖的なコミュニティでアニメや漫画が爆発的に流行り日本ファンの中国人女子を生み出す土壌となる
    今の中国の若者は安い、もしくは違法で無料な日本

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    2018年11月23日
  • 英語で話そう! 世界が恋する日本(ニッポン) ―会話のつかみもTwitterもこれでOK―

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    海外オタク文化は本家と似て非なるもの

    よく指摘されているが、海外文化交流系のオタク文化本をいくつか書いている著者、オタク事情には詳しい有能なビジネスマンのようだが、オタクではないなと思う。

    また、以下のオタクの負の側面も見事にオミットしている。
    リア充対比、乖離(オタと原宿イケメンの属性は同一人物にまず宿らないw)、
    突き詰めればば性的表現が男女ともにホットなキラーコンテンツであること(海外のイベントで未成年が立ち入れるエリアで販売したら逮捕ものだろう、欧米では炉は重罪では?)、
    しかるにオタも腐女子も「忍ぶ」文化が根底にあるはずなのだが、著者の講演で「腐女子の人?」「はーい」と手を挙げる

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    2018年10月29日