櫻井孝昌のレビュー一覧

  • アニメ文化外交

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    外務省アニメ文化外交にかんする有識者会議の委員として、世界各地で日本のマンガ・アニメの講演をおこなってきた著者が、世界で日本のマンガ・アニメが熱狂的に受け入れられている現状をレポートするとともに、これからの「アニメ文化外交」の課題を論じている本です。

    おもしろく思った点と、すこし疑問を感じた点がひとつずつあります。まず、おもしろいと思ったのは、アニメを通して日本に強い関心をもった世界の人びとが、「官」の人たちの心を動かしているということです。日本のサブカルチャーに「官」がかかわることを批判する論者もいて、たとえばマンガの原作者であり「左翼」の立場を堅持する大塚英志は「国策としてのマンガ・アニ

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    2023年09月10日
  • 英語で話そう! 世界が恋する日本(ニッポン) ―会話のつかみもTwitterもこれでOK―

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    日本のサブカル用語の英訳と、例文集が掲載されている。掲載用語数が50件というのが、少し寂しい気もするが、それなりに役立ちそう。本書によると、
     やおい → yaoi
     痛車 → itasha
     同人誌 → doujinshi
    らしい。これ、本当に通じるのだろうか??ちなみに、本書には載っていないが、
     進撃の巨人 → Attack on Titan
     銀河英雄伝説 → Legend of the Galactic Heroes
    あたりも私にとっては重要な用語。(銀英伝のコスプレも、いずれやりたいと思っているので)
    それから、ネイティブに聞いてみたところ、ワンカラ(または、ヒトカラ=ひとりカラオ

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    2015年10月12日
  • 世界カワイイ革命

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    ロリータやゴスロリ、ファッションとしての制服を海外の日本関連イベントを通し、いかに海外が日本に興味を持っているのか、日本の外交について考えることができる本です。1、2時間もあれば読めます。もっと前半を簡潔にし、後半の内容を膨らまして欲しかったと感じます。

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    2013年07月23日
  • 世界カワイイ革命

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    カワイイという文化が世界を席巻している。著者が本書で述べている、クリエイティブな分野では日本はタブーが少なく、また、一人の大天才より複数の天才を生み出しやすい風土があるというのは大変納得できる。ただ、官主導でというのは、両刃の剣という気もした。果たして官主導でクリエイティブなものは生み出せるのだろうか。

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    2013年04月22日
  • 世界カワイイ革命

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    文章がくどいところがあってちょっと読みづらいなと思ったところがあった。
    内容的には、自分がもともと知っていた情報を再確認できた、という感じで、あまり新たな発見はなかったかな。
    世界、特に欧州で、アニメ、ヴィジュアル系音楽から入った人が、ロリータ、原宿、制服ファッションにはまっていく流れがあることがわかった。
    外国では、アニメ好きなオタクと、日本の原宿ファッションが好きな人との差(敵対心)があまりない、とういうところは新たな発見だった。オタク文化とサブカルチャーがだんだん融合してきていることを感じられた。

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    2011年11月29日
  • アニメ文化外交

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    今や世界中に存在する日本アニメのファンたち。日本アニメの現状と、その可能性を、外交官としての視点から語る。

    授業のレポートを書くために読んだ本、その1。
    前半は、日本のアニメがいかに世界中のファンをとりこにしているか、いかに世界の多くの人々が日本アニメが好きか、ということが著者の経験から延々と繰り返され、正直「うーん、これはまるで身内自慢を聞いているみたいだなぁ」と思った。
    しかし、後半になってやっと、前半部分の著者の体験話が生きてくることとなる。

    アニメが本当に「外交」として、国境を越える手段となりうるのか。この問題を論ずるにあたって、ただ「日本のアニメはすごいんですよ」と文化人ぶって言

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    2011年07月31日
  • 世界カワイイ革命

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     日本の「カワイイ」が世界の一部の人から熱狂的に受け入れられていて、それがビジネスチャンスに繋がり得るだろうという著者の見解は一応肯定できるが、客観的データ等が全然提示されておらず、筆者の熱き思いが上滑りしている印象がどうしても拭えなかった。その点は極めて残念。

     

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    2011年06月06日
  • アニメ文化外交

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    全体的に「~と思った」「~と感じた」という表現が多く、具体的な数字などが少かったのが少し不満。でもその分わかりやすく読みやすかったです。これから同じような内容のもう少し具体的で専門的な本が増えて行くといいな。

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    2011年05月25日
  • アニメ文化外交

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    以下に備忘のため、要約。この前読んだ、中国動漫新人類と共通するところ多数。
    ■世界の若者は、私たちの想像以上に日本のアニメを好きで、日本に興味を持っている。それは、ゴッホが浮世絵から影響を受けたように。日本のアニメは、子ども向けでないのが、受けている。

    ■これを外交に生かすべき。外交に使い、日本のプレゼンスを向上するためには、官学企業、そして私たちの戦略が必要。

    ■官学企業、市民のやること
    官は、もっとアニメを日本文化として認識すべき。職員に対するアニメリテラシを教育すべし。能や歌舞伎などの伝統芸能だけが、文化外交ではない。
    学は、海外にアニメのクリエイターやノウハウを輸出し、日本のメソッ

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    2011年04月08日
  • アニメ文化外交

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    そこまで深いことは書いてないように思うけど、内容としては好感の持てるというか…希望を持って読めるしとても読みやすい本でした。
    オタクでもあるし日本語学、日本語教育学をやっている身としてはポップカルチャーを日本語教育に結び付ける日本語教育の専門家の本とかないかなー読みたいなーと思う。

    きわどさとか、馬鹿らしさとか、品の悪さとかを楽しむものだってあるから全部いっしょくたにして使っていこう、とは言いたくない。でもアニメーションとか漫画って分野で使えるものってたくさんあるはず。日本は自虐的にならず、極端にならず、いいものを誇って伝えるっていう思考を持たなきゃなんじゃないかなー。

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    2011年07月17日
  • 世界カワイイ革命

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    原宿ファッション、ロリータファッションがいかに世界で愛されているかを紹介し、それを販売戦略にすべきだとも述べる本。

    黒髪が羨ましい、日本人の鼻になりたい、というのに軽くおどろく。
    多かれ少なかれ、日本人女性はフランス人女性にコンプレックスがあると思う。美の基準がそもそも違うのだし。雑誌だって、いかに「外人顔」になるかに注力しているようなものもある。それだけに、日本基盤のファッションが注目されるというのは嬉しい。
    個人的にはいわゆる制服ファッションも原宿系ファッションも身につけたことはないが。

    当時好きだった下妻物語がカミカゼガールというタイトルで愛されているとは知らなかった。

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    2010年05月29日
  • 世界カワイイ革命

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    いま、世界で熱い視線を浴びているもの。
    それは、実はニッポンだったりします。

    世界的なカワイイブームはどこまでいくのか!?
    なかなかになかなかです。

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    2010年03月21日
  • 世界カワイイ革命

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    かわいいが世界で通じる言葉だとは知っていたけど、ここまでとは・・・。いろんな人が原宿で幸せになってほしい。

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    2010年02月17日
  • アニメ文化外交

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    海外でのアニメの人気は雑誌の記事などで読んでましたが,これほどとは。
    簡単に読める分かりやすい本です。

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    2010年01月18日