宮内泰介のレビュー一覧

  • 実践 自分で調べる技術

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    内容的にはやや物足りない部分もあるが、基本的な事は解説されていて、社会人になってからレポートを書く(案外あるのですよね)ときにちょっと見ると参考になるかも・・。

    ちなみにインタビューについては、中公新書の『オーラル・ヒストリー―現代史のための口述記録』(御厨 貴)がおすすめである。
    ただし、専門領域によって、インタビューに必要な技術は異なってくるので細部についてはそれぞれの分野の参考書に当たった方が良いと思う。

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    2021年06月13日
  • 実践 自分で調べる技術

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    社会が抱えている問題を解決し、より安心して暮らせる社会を目指して、市民が行う「調査」を想定、その手順やノウハウ、コツを伝授する。
    文献検索サイトや統計学の考え方、KJ法によるデータ整理と体系化など、高度で専門的な手法の紹介もあり、学生の論文、業務上必要な調査などへの活用を意識して書かれているような気がした。したがって具体的な目的を持たず、一般教養として軽い気持ちで読もうとした自分には、読み流さざるを得ない箇所も多々あった。
    調査には6類型があり、そのうち、統計調査、アンケート調査、測定は量的調査であり、文献・資料調査、聞き取り調査、観察は質的調査て呼ばれる。その中で、自分が興味を感じたのは聞き

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    2021年04月10日
  • 実践 自分で調べる技術

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    調査のやり方についての基礎知識。既知のこともありましたが、何かを調べることについて、基本に立ち戻ることは大切だと感じました。

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    2020年12月29日
  • 実践 自分で調べる技術

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  調べるということ
    第2章  文献や資料を調べる
    第3章  フィールドワークをする
    第4章  リスクを調べる
    第5章  データ整理からアウトプットへ

    <内容>
    2004年の岩波アクティブ新書の『自分で調べる美術』の全面改訂版。至極丁寧に、順番を追って、かゆいところに手が届くように解説されている。一つ一つは浅いかもしれないが、この1冊で基本的に調査から研究、発表まで網羅できる。良本。

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    2020年11月19日
  • 実践 自分で調べる技術

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    コンパクトで、バランス良くできていると思うが、これ一冊でセミプロにまで昇華できるわけではなさそう。といって、大学生の指南書としてはやや高度すぎるような気もする。インテリ気取りのサラリマン向けなのかな。

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    2020年11月19日
  • 自分で調べる技術

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    ネタバレ

    サブタイトルに、
    「市民のための調査入門」とあります。

    自分たちで自分たちの社会を作っていくことが、
    いつからできなくなっているだろうか、
    との著者の問いからはじまります。

    社会は複雑になり、
    決めなければいけない事が一人ひとりではカバーできないくらい
    多岐にわたるようになり、
    それにともなって、
    それぞれの分野にくわしい専門家というポストがつくられ、
    彼らが決定を下すシステムになってきた。
    ゆえに、現代において社会を作っているのは、
    見ようによっては断絶された一人ひとりの専門家の決定である。
    それを、少しでも市民の手に取り戻したどうだろう、と
    著者は言うんですね。
    自分で自分の社会をつく

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    2019年03月19日
  • かつお節と日本人

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    かつお節に漠然と抱いていたイメージを改めさせてくれた好著。伝統食品と言われつつも、庶民の食卓にはいってきたのは割と最近で(こういうのは他にもいろいろあるかも。昔の食はきわめて質素である)、パック入り削り節や風味調味料の登場もあって今日に至るまで消費量は右肩上がりに伸びている。また日本の南洋進出とかつお節の歴史も知らないものだった。

    ・三枚におろした半身から作ったのが亀節。大きめのカツオはそれをさらに背と腹の4枚に切り分けて、そこから作ったのを本節とよぶ。

    ・カビ付けも整形もしていないのが荒節。パック入り削り節た風調の原料に。

    ・現在と同じようなかつお節が作られだしたのは17世紀終わりごろ

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    2018年11月05日
  • 自分で調べる技術

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    まず驚いたのはこの本が発刊されてから10年ちょいの間に情報技術が目覚ましい発展を遂げていたこと。
    リアルタイムで経験していたすべてが、もうobsoleteな手段になっている。
    しかし、使えるツール、調べた後の情報の組み立て方はまだ健在である。
    ★本と言うのは本来こまぎれの情報を最初から最後まで通して読むことを目的に編まれており、ひとつの閉じた世界を作っている。それが本の醍醐味であり魅力、という旨のことが冒頭近くに書かれており、最も印象に残った。

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    2016年03月21日
  • 自分で調べる技術

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    特に新しい学びはなかったが、簡潔で読みやすく、高校生くらいに読んでおきたかったなと思う。また、自分たちの社会を自分たちで作っていくために、まず調査してみようというコンセプトはとても共感できる。それは課題意識から始まる、本質的な課題の発見であり、私たちの社会も活動もそこからしか生まれないのだと思う。

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    2016年01月07日
  • かつお節と日本人

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    かつお節と聞くと、訪れたことのある枕崎を思い浮かべてしまうのだが、東南アジアおよびミクロネシアにまで戦前からその生産ネットワークが広がっていたとは。
    @アンマン

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    2014年05月28日
  • かつお節と日本人

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    なるほど・・・・。
    一見マニア向けとは思うのですが、たった一行「尖閣諸島」と書かれてあったことで、なるほどね・・・・と思う。
    尖閣諸島の「かつお節工場」
    現在は工場跡の基礎石だけがあるものの、それも崩れてきている。
    南洋節の歴史もある。
    当然、尖閣諸島でも・・・・。
    著者に政治的意図はほとんどないのでしょうが・・・・。

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    2013年11月16日
  • 自分で調べる技術

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    一口に「調査」と言っても奥が深い!机上論になってはいけないが、今の時代、根拠となる裏付けデータは絶対に必要!仕事は勿論プライベートでも。

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    2012年11月14日
  • 自分で調べる技術

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    社会学の調査ってすごーく大変で大それたイメージだったけど、
    初心者にもできないものではないんだ、と。
    奥は深いんだろうけど、とりあえず概要を知る意味でさらっと読めて○。

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    2009年10月04日
  • 自分で調べる技術

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    まぁ‥‥可もなく不可もなくって感じかな。調べる方法については類書もあるし、書く方法についても言わずもがなのところがある(いやそれが基本であって大事なのだけどさ)。おさらいさせてもらった感じではあるけど、他人に薦めるほどの本ではないような気がする。

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    2009年10月04日