大内博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ゆるし」とは、あらゆるものから心が解放され、自分が楽になれる唯一の手段である、というのが、この本の著者であるジェラルド・G・ジャンポルスキーの理論である。
この本に書かれている「ゆるす」ための考え方は、確かに一つ一つは些細なことで、「あ、こういうことならできるかもしれない」と思わせてくれるものばかりだ。
それらをすぐに全て受け入れ、実践するには無理があるかもしれないが、さまざまな恨みや憎しみの心で生きづらくなっている人にとっては、心に風穴をあけてくれる本になるかもしれない。
実際に、私も心の中はある人物に対する憎しみでいっぱいだった。
もちろん、読んだからそれが全て一気に消え -
Posted by ブクログ
本田健さんや野口嘉則さんが著書の中で薦めていたので読んでみた。
ここのところ、嫌な人のことを思い出してしまうのを止めたいというのもあった。
「相手のためにではなく、自分自身が幸福になるために、許せない人を許そう」
という提案は、自己啓発系の本によく登場する話だと思うが、このコンパクトな文庫本は1冊まるまる「ゆるし」がテーマである。
人なら誰でも、過去に他人が自分にした酷いことや自分が他人にした不義な行いの記憶が、思い出したくもないのにふとした瞬間に次々と蘇って、暗い気持ちに引き込まれてしまうことがあるのではないだろうか。
この本は、そうして他人や自分自身を裁くこと、再び傷つくのを恐れて過去 -
Posted by ブクログ
もしかしたら、
自分の感情を大切にするということは
大切な人の感情を大切にするということは
「ゆるす」というコトかもしれない。
さっと読める、優しい言葉が選らばれている。
あなたが必要としていることが、すっと入る。
全部をわからなくていい、
自分が必要なことが
必要な分 ぽつぱつっとそしてすぅ〜〜っと流れははいってくるから。
ただ、赴くままに眼を通したらいい。
だから、
あなたに必要なことが起きたその時に、
そばにおいて
ぱらぱらっと触れて欲しい本。
今私がこの本から頂いた私の中の輝く言葉を紹介します。
「許せないのは、恐れているから。許しは、愛から産まれる」
「許すことは、選択で