西牟田靖のレビュー一覧
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近年「痴漢冤罪」の議論が賑やかであるが、「DV冤罪」もまた根深いものがある。
自身も離婚により子の親権を失った著者が、同様に子供を「奪われた」男親へのインタビューをまとめた書。
男親からの証言であり、女性側からの聞き取りはない。それゆえに相当に偏って脚色された部分もあるだろう。ポジショントークの可能性を多分に飲み込んだ上で、それでも引き裂かれる子供の心を思うと、もう少しどうにかならないか、と願うこともある。
もちろん父親側に子供を奪われ、愛する子供に会えない女性というのも少なからずいることだろう。時代劇や明治、大正、昭和初期頃までのドラマでも家督継承のため子供(特に男児)を奪われて追 -
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北方領土、竹島、尖閣諸島など日本を取り巻く領土問題を中心に書かれた本。著者自らの現地ルポなど現状が分り易く読みやすい。日本が自国として疑わない領土も相手国からみるとそれなりの歴史と生活があり現在も各国ではそういった教育が進められている。特に実効支配されている北方領土と竹島ではこうしている間にも歴史が積み重ねされていくんだなぁ、思う。本当に解決する気があるなら韓国のようにTVCMで国民にアピールしたりや諸外国にアピールするなどが必要だろうし、解決の仕方は白黒ハッキリでなくても共同統治のような灰色でもいいと思う。逆に実効支配している尖閣諸島は主張を重ね歴史を重ねていくことが必要だろうなぁ。またこの
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最近本の行き場が無くなり始めたので不安を紛らわすために購入した。
蔵書が増え本で床が抜けないか不安に駆られた著者が古今東西の蔵書フリークを取材してまとめている。
蔵書が増え続ける問題を直接解決してくれるわけではないが、上には上がいるなあと安心できた。何より著者含め蔵書家の本への向き合い方が十人十色で面白い。電子との向き合い方も様々あり、参考にはなるが問題解決は難しい…(積電子は一生読まない問題を個人的には解決したい…)
結局色々なやり方を試して自分に合う蔵書の仕方を探っていくしかないなあ…
著者の蔵書に振り回される人生も隠すことなく書かれていて自戒しなければと思った。 -
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以前から積読いてあった本。子ども部屋のこともあり、本棚を新調しようかとか考えていた矢先、はたと突き当たった疑問に答えてもらくべく、このタイミングで読んだもの。本書でも言及されている、スケールの違う蔵書数を誇る歴々には及びもつかないけど、自分の部屋も、気付けば一面に本が敷き詰められている状態に近くなっているし、果たしてこれ、書棚とかまで新調して良いものなのか、と。序盤で、建築士から提言されている耐荷重は、さすがに安全マージンを見積もり過ぎとは思うけど、にしても、調子に乗ってホイホイ棚や本を増やすのは、どうもマズいのかも…という結論に至る。入手した本は一切手放さない!といったポリシーは無く、それな
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ネタバレ北方領土
尖閣
対馬
与那国島
沖ノ鳥島
…の話。北方領土は、事実上のロシアで返還を恐れて貧乏なロシア村だったが、最近は整備されたりして、ほぼ返還がなくなった感じ。
尖閣はニュースどおり、相変わらず取り合ってる。
対馬は韓国の観光客が船でいっぱい来て栄える。韓国人の対馬に対する思いは「今は日本の島」。日本的には昔から日本の島で韓国領だったことって…って感じだが、まぁ。
与那国は台湾と仲良くなれなかった。戦後の台湾からの帰還者も多いのに、対馬みたいに台湾との直通便とかが作れない。ちなみに、与那国から台湾はよく見えるが、台湾からは与那国は見えず、台湾人に与那国島を聞いてもどこそこじょうたい。
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本の重みで木造アパートの床が抜けないか不安になった事をきっかけに、床抜け問題の各要素に言及するノンフィクション
目次から、ある程度は内容が推測できる
1.本で床が埋まる
2.床が抜けてしまった人たちを探しにいく
3.本で埋め尽くされた書斎をどうするか
4.地震が起こると本は凶器になってしまうのか
5.持ち主を亡くした本はどこへ行くのか
6.自炊をめぐる逡巡
7.マンガの「館」を訪ねる[前編]
8.マンガの「館」を訪ねる[後編]
9.本を書くたびに増殖する資料の本をどうするか
10.電子化された本棚を訪ねて
11.なぜ人は書庫を作ってまで本を持ちたがるのか
12.床が抜けそうにない「自分だ -
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本で床が抜けないか?
それは、過去に我が家でも勃発した問題。
タイトルが興味深くて、読んでみたが、結論。
我が家クラスの所蔵では抜けないな。ということだろう。
(問題が勃発した時に住んでいた家からは引っ越しをして、その引越しの時に結構な本を売却したので、今はそんな問題は起きないが。ちなみに、自分の所蔵冊数が問題だったのではない。自分は、置き場所がないからと購入を辞めていた。)
本をあまりに積み上げると、その下にあるものはほぼ読まなくなる(読めなくなる)。
それって、保管をしておく必要があるのかな?と思うけど、やはり捨てようとすると躊躇するんだよな。。
本は貯まるものだから、気をつけねば。。 -
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『わが子に会えない』に続き、反対に母親側へのインタビューで構成されたルポルタージュ。
前著の悲惨さに比べて、相手方がダメだというのは共通するも、調停や裁判で理不尽なこともなく、状況がより多様で平和に生きている。タイトルとは印象は少し違う。
前著の会えない夫とは逆に、父親に合わせたいという言葉も多い。
何だろう、同じ地平に生きているのかな?
共同親権を導入すれば解決する話でもなく、父母4人いて幸せみたいなステップファミリーから、子供を育てる資格すらない親迄多様な家庭に向けて、行政や裁判所の権能と調査、調整力の強化、不適格者からの取り上げなど、改善すべきことは多くあろう。 -
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ノンフィクション・ライターである著者が、際限なく増えていく本の重みで床が抜けるのではないかという危機感をいだき、大量の蔵書を抱え込んだ人びとのもとを訪ねて取材をおこなった本です。
作家の井上ひさしや評論家の草森紳一、経済学者の松原隆一郎といったケースについて取材を進めていくのですが、その過程でも著者の本はいよいよ増えていったであろうことがうかがわれます。また、本を減らそうと業者に依頼して電子データ化を試してみた経緯やその結果わかったことなどが語られるとともに、出版業界の問題を垣間見たりと、さまざまな方向へ話がつながっていきます。さらに本書の執筆中に、大量の本が原因の一つになって、妻子と別れて -
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前回読んだ孫崎さんのよりももう少し実地よりに描かれた
日本の国境問題です。
ただ、それだけに西牟田さんのは
国境問題を離れてこの話題を語れないのが弱さとなってます。
孫崎さんの「日本の国境問題」で描かれている
ただの棚上げでなく国境問題そのものの比重を下げる戦略のほうが
ぐっと実践的です。
この本の特色としては実地に降り立ったことで
関係諸国における国民と政府の温度差を垣間見せていることです。
国民が強硬であることもあれば、政府が意固地であることもある。
それを一緒くたに見てしまうとこじれてしまう。
政府高官が単純にこの手のミスをすると思わないが
変なワイドショーが混同した知識で扇動す