西牟田靖のレビュー一覧

  • 本で床は抜けるのか

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    本をため込む習性のある人は必読のエッセイ。いやー、このタイトルだけでめちゃ怖いんですが(笑)。床抜けの実話にびくびくさせられたものの、でもそれ以上に本が好きな人の話にはわくわくしちゃうんだよなあ。とはいえ、この本に登場する人たちとはレベルが違うと思います。なのでまあそうそう抜けることはないのかな……と安心してしまったので、あまり教訓にはならないのかもしれません。
    床抜け問題だけではなく、電子化についても言及されていて。一概にどちらがいいとも言えないのだけれど、個人的には断然紙派です。やっぱり質感的には紙の本がいいですよ……困るのははい、置き場所だけですよね。そしてそれが最大の問題だということは、充分理解していますとも。
    しかしそれにしても。読み終えるととても切ない気持ちになってしまうのですよねえ……。本を持つってそれだけのことなのに。大変なんだなあ。

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    2018年04月30日
  • 本で床は抜けるのか

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    単純に面白かった。どれくらいの本だと床が抜けるのかを検証する過程はちょっと文章だとわかりにくい。試みは面白かった。ただ、家族が崩壊してしまったのは、残念な限りだ。

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    2018年04月20日
  • わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち

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     近年「痴漢冤罪」の議論が賑やかであるが、「DV冤罪」もまた根深いものがある。

     自身も離婚により子の親権を失った著者が、同様に子供を「奪われた」男親へのインタビューをまとめた書。
     男親からの証言であり、女性側からの聞き取りはない。それゆえに相当に偏って脚色された部分もあるだろう。ポジショントークの可能性を多分に飲み込んだ上で、それでも引き裂かれる子供の心を思うと、もう少しどうにかならないか、と願うこともある。
     もちろん父親側に子供を奪われ、愛する子供に会えない女性というのも少なからずいることだろう。時代劇や明治、大正、昭和初期頃までのドラマでも家督継承のため子供(特に男児)を奪われて追い出される女性というのは多く描かれてきた。現状の父親不遇はその反動なのかもしれない。

     本書の事例を見ると、母親から行政や警察へDV被害を訴えると、これは相当スピーディーに受理され、救済活動のNPOや人権派弁護士の庇護下に入る。父親へは接近禁止命令などが出され、学校や保育園へも「父親が来るかもしれないが拒否するように」と通知される。
     初動としてはそうした「無条件での訴えの受理」は緊急避難的にやむをえない、妥当な対応と言えるかもしれないが、裁判が始まり、事実関係を整理しようとしても母親の権利が強すぎて父親の言い分が全く通らない、というのはどうにもバランスを欠いているような印象がある。「DV加害者(とされる人)の弁護は引き受けない」という弁護士事務所も少なくないという。おそらく裁判での勝率が著しく悪いからだろう。誰だって負け戦はしたくない。商売なら尚更である。
     本書の父親側の証言が事実だとすれば、問題があるのはむしろ母親側であると思われる事例もある(不倫の末に家出した事例とか、宗教に入れあげて子供に祈祷を強要している事例とか、本書の本文では触れられていないが母親が子供を殺してしまう事例もあった)。それでも裁判所は、行政は、父親の味方をしない。

     一方でどう言い繕ってもこれはこの父親の言い分は通らないだろうというインタビューもある。
     怒声も含めた暴力で妻子を支配してきた父親、徹夜で残業飲み会、朝帰りどころか数日帰ってこない「モーレツ社員」、いざ離婚を切り出されてから家族を、子供を愛していると言ったって、覆水は盆に帰らない(そもそもこの故事成句自体が離婚にまつわる話だったか。ここで離婚を切り出されるのは女性の方だが)。匿名とはいえよく公開前提で応じたなあという感もある。
     なぜ結婚してしまったのか。いやそんなの言われても困るでしょう。一般に交際期間は婚姻期間よりも短い。しかも交際期間中はお互いが自分をよく見せるために猫をかぶるでしょう。あるいはあばたもえくぼ、恋は盲目。悪癖やすれ違いも結婚すれば、子供が生まれればきっと直る、人はなぜかそう錯覚する。それを完全に回避するなら、最初から結婚しない、性交しない、これしかない。現代の若者の非婚率、非性交渉率にそうした要因も少なからず影響しているだろう。悲しむくらいならば愛などいらぬとサウザー様もいうてはる。

     本件の根深さには弁護士や支援組織の存在もある。弁護士からすれば訴訟は飯の種だし、先述の通り女性側につけばかなりの確率で勝利できる。支援組織も「救済」した母親の数が成績になり、補助金等に関わるので積極的に「救済」しようとする。子ども自身が父親を選びたがっても(そもそも選ばなければならないこと自体も悲しいことであるが)、それを許さない。
     もちろん父親が本当にDVなどを行っていてもともと子供からも嫌悪されていたというのならば仕方がないが、強制的に母親の庇護下に置かれた場合、子供は母親に頼らなければ生きていけないので、思っていないことでも口にする。周囲の人間や調査官に対して「パパは嫌い。会いたくない」などと言わされる。逆に会いたいなどといえば怒られる。嫌い嫌いと言わされているうちにいつしか本当に嫌いになってしまう。これは趣味を否定され続けて諦めざるを得なくなるなんてこともあるので離婚案件に限らないのだが、それでも肉親に対して嫌悪を
    強要されるのは大変な苦痛だろう。
     そうした「離婚指南」を弁護士や支援組織が行っていると本書では触れている。幸いにも誤解が解けて家族を再会できた事例も紹介されているが、こうした連中が本来別れずに済んだ家庭をいくつ壊してきたのだろう。

     本書の事例の多くは「母親が子供を連れて出て行った」ものであるが、「先に母親が出て行き、その後子供を連れていった」という事例もある。まず一人で出て行ったあと、DV等で訴え、受理されれば警察同伴で「合法的に連れ去って」いく。抵抗すれば余計に立場は悪くなる。手も足も出ない。本書では裁判や「子供を連れ去られた父親の支援組織」などで戦う父親も多い。それでも高すぎる壁に断念し、再会を諦める者、自らの命を絶つ者までいる。

     本書の内容とは離れるが、司法や警察含む行政はいつでも女性の味方かというと、強姦被害に関しては全くそうでもないらしい。レイプに遭ってもまともに対応してもらえない、それどころか更なる屈辱を味わうセカンドレイプも少なくない。「気の緩みが合ったのでは」「合意がなければ応じるわけがない」などと取り合ってもらえず、PTSDで仕事や学業を断念せざるを得ず、しかし加害者はのうのうと日々を暮らしている、そんなアンバランスはそこかしこにある。
     強姦等の要件を見直す改正案が今国会で審議されている。それでいくらかでも改善されるだろうか。
     ネットではあまり評判の芳しくない親子断絶防止法案であるが、本書で挙げられた「子供の意に沿わない親子断絶」の防止に役立つなら、一縷の望みはかけたい所である。

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    2017年06月14日
  • ニッポンの国境

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    北方領土、竹島、尖閣諸島など日本を取り巻く領土問題を中心に書かれた本。著者自らの現地ルポなど現状が分り易く読みやすい。日本が自国として疑わない領土も相手国からみるとそれなりの歴史と生活があり現在も各国ではそういった教育が進められている。特に実効支配されている北方領土と竹島ではこうしている間にも歴史が積み重ねされていくんだなぁ、思う。本当に解決する気があるなら韓国のようにTVCMで国民にアピールしたりや諸外国にアピールするなどが必要だろうし、解決の仕方は白黒ハッキリでなくても共同統治のような灰色でもいいと思う。逆に実効支配している尖閣諸島は主張を重ね歴史を重ねていくことが必要だろうなぁ。またこの本でも書かれているのはアメリカの影響力。歴史的背景があるとは言えアメリカの政策で翻弄されていることもよく分った。

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    2011年10月19日
  • ニッポンの国境

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    あなたは、日本の今の国境が確定した経緯、北方領土•竹島•尖閣諸島が係争地になった経緯を知っていますか?
    そして、そもそも話題に上るこれらの土地がどんなところかを知っていますか?
    実際で目でみて沢山の人々にインタビューを行った著者の声は空虚な議論では得られない事実を伝えるに十分な文面でした。
    なかなか読みやすかったです。

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    2011年08月16日
  • ニッポンの穴紀行~近代史を彩る光と影~

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    ネタバレ

    ◎「はじめに」より
    日本各地に残る廃墟や歴史的な遺構を見て回ることで、明治以降、この国が経てきた近代化の経緯について思いをはせ、
    自分が今までに気がつかなかった別の一面に光を当てられるのではないか、これまでにない視点から日本像を浮かび上がらせることができるのではないか----。そんな風に思ったのだ。

    題材は魅力的。いくつかは、今ならダークツーリズムと称する場所でもある。
    微妙な読後感は、ワタクシが強く出ていることと所々の人物描写に引っかかっているのだろう。

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    2025年09月16日
  • 本で床は抜けるのか

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     最近本の行き場が無くなり始めたので不安を紛らわすために購入した。
     蔵書が増え本で床が抜けないか不安に駆られた著者が古今東西の蔵書フリークを取材してまとめている。
     蔵書が増え続ける問題を直接解決してくれるわけではないが、上には上がいるなあと安心できた。何より著者含め蔵書家の本への向き合い方が十人十色で面白い。電子との向き合い方も様々あり、参考にはなるが問題解決は難しい…(積電子は一生読まない問題を個人的には解決したい…)
     結局色々なやり方を試して自分に合う蔵書の仕方を探っていくしかないなあ…
     著者の蔵書に振り回される人生も隠すことなく書かれていて自戒しなければと思った。

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    2025年07月12日
  • 本で床は抜けるのか

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    結論から言うと、床は抜ける。
    ただし、これはかなり特殊な例で、私のような蔵書が4桁もないような者は気にする必要もなさそうだ。
    タイトルに忠実に生活の中での蔵書に関する悩みについて展開されていくが、如何せん事実ベースの堅実なノンフィクションであるため、数千冊数万冊という蔵書を抱えている人でもなければ共感もしにくく読み物として触れると期待外れの感が否めない。

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    2025年04月02日
  • 本で床は抜けるのか

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    以前から積読いてあった本。子ども部屋のこともあり、本棚を新調しようかとか考えていた矢先、はたと突き当たった疑問に答えてもらくべく、このタイミングで読んだもの。本書でも言及されている、スケールの違う蔵書数を誇る歴々には及びもつかないけど、自分の部屋も、気付けば一面に本が敷き詰められている状態に近くなっているし、果たしてこれ、書棚とかまで新調して良いものなのか、と。序盤で、建築士から提言されている耐荷重は、さすがに安全マージンを見積もり過ぎとは思うけど、にしても、調子に乗ってホイホイ棚や本を増やすのは、どうもマズいのかも…という結論に至る。入手した本は一切手放さない!といったポリシーは無く、それなりに処分しているつもりなんだけど、そのペースを上げるしかないのかな…。本書を読んだ結果、解決は遠のき、悩みが増えることに…。やれやれ。

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    2024年11月11日
  • 誰も国境を知らない 令和版 揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅

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    ネタバレ

    北方領土
    尖閣
    対馬
    与那国島
    沖ノ鳥島

    …の話。北方領土は、事実上のロシアで返還を恐れて貧乏なロシア村だったが、最近は整備されたりして、ほぼ返還がなくなった感じ。
    尖閣はニュースどおり、相変わらず取り合ってる。
    対馬は韓国の観光客が船でいっぱい来て栄える。韓国人の対馬に対する思いは「今は日本の島」。日本的には昔から日本の島で韓国領だったことって…って感じだが、まぁ。
    与那国は台湾と仲良くなれなかった。戦後の台湾からの帰還者も多いのに、対馬みたいに台湾との直通便とかが作れない。ちなみに、与那国から台湾はよく見えるが、台湾からは与那国は見えず、台湾人に与那国島を聞いてもどこそこじょうたい。

    沖ノ鳥島は岩なのか島なのか議論など。

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    2023年10月31日
  • 本で床は抜けるのか

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    床、抜けた❗️
    だから本当に手放せない物以外は、リサイクルに出す。
    本に挟まった状態では死にたくない。

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    2023年05月06日
  • 本で床は抜けるのか

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    本の重みで木造アパートの床が抜けないか不安になった事をきっかけに、床抜け問題の各要素に言及するノンフィクション


    目次から、ある程度は内容が推測できる

    1.本で床が埋まる
    2.床が抜けてしまった人たちを探しにいく
    3.本で埋め尽くされた書斎をどうするか
    4.地震が起こると本は凶器になってしまうのか
    5.持ち主を亡くした本はどこへ行くのか
    6.自炊をめぐる逡巡
    7.マンガの「館」を訪ねる[前編]
    8.マンガの「館」を訪ねる[後編]
    9.本を書くたびに増殖する資料の本をどうするか
    10.電子化された本棚を訪ねて
    11.なぜ人は書庫を作ってまで本を持ちたがるのか
    12.床が抜けそうにない「自分だけの部屋」
    おわりに


    実際に床が抜けた人、蔵書が山のようにある人、大量の本を残して亡くなった人、またそれらの家族などへの取材

    草森紳一、立花隆、井上ひさし、内澤旬子、田中真知、大野更紗、内記稔夫、松原隆一郎、等々


    結局、床が抜けるかどうかは、建物の構造による
    木造よりは鉄筋コンクリートの方が頑丈だし、柱・梁・根太・床の状況によって変わる
    また、鉄筋コンクリートだとしても内装の強度は別なので、そっちが壊れる可能性もあるようだ
    大体、万単位の本を変な置き方をするか、建物の構造や柱や床に問題があれば抜ける、といったところでしょうか


    増える本をどうするか?という問題の選択肢は
    電子化(自炊)、手放す、置き場を増やす(建てる)、最初から電子書籍を買うというくらいしかない

    自炊代行は単行本発売時には法的にグレーだったけど、文庫の発売時には黒とも言えるグレーとも言える判決が出てる

    お金がある人なら書庫を建てるという選択肢が現実的
    だけど、自分の死後の事も考えた方がよい


    私自身の状況としては、一部屋を書庫として丸々使っているけれども
    高々5000冊くらいだし、全てちゃんと本棚に収まっているくらいなので床抜けの問題はないと思う
    ただ、書庫の環境を整えたときには、余白の状況から「あと10年は戦える」と思っていたけど
    3年目にして既にマンガは買い控えていて、本棚に自分の購買欲が制限されるという本末転倒な状況になっている
    やはり、本棚と冷蔵庫は大きさに合わせてどこまでも増えるものなのですねぇ……


    タイトルこそ、床が抜け問題を取り扱っているようで、実態は増え続ける蔵書をどうするか問題がメインのように思える

    私は主に文庫とマンガなので、そんなに稀少な本はない
    なので、手放したとしてもまた買い直せるものがほとんど
    それでも、読んだ本が手元にあるというのは重要に思えるんですよね

    私が死んだ後は、ちょっとしたレア物は定価より高値で売れるのでそこら辺は適正価格で売って、他は新古書店で二束三文で引き取ってもらうのがよいのではなかろうか

    今のところ、電子書籍の購入は考えてない
    でも、マンガに関してはそっちの方も検討した方が良いのかもしれないですねぇ……


    そんな、自分も身につまされるようなテーマにもかかわらず、読後感はあまりよくない
    著者の思考というか、自分本位なところが気になってしまった

    他の人の物が自分のスペースに侵食してくるのに不快感を感じたエピソードが入っているにもかかわらず
    自分の事となると他人の迷惑顧みずに本の処理先として考えている所が「そういうところだぞ」と言いたくなった

    大した稼ぎもないのに自分の勝手な基準で家計を制限した挙げ句
    忠告を受けていながらちゃんと話し合いをするでもなく、自分本位の態度で示したつもりになっている姿は滑稽でしかない

    最後の状況に関しては、「そりゃそうなるわな」と自業自得に思ってしまった

    あと、重箱の隅をつつくようだけど、少女漫画の例とか、他にも「その基準って合ってる?」「ちゃんと調べて書いた?」「もっと突っ込んだ調査が必要なのでは?」と疑問に思うところが多数

    エッセイならその辺は大目に見るけど、ルポルタージュとしては拙い作だと感じた

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    2022年07月13日
  • 本で床は抜けるのか

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    本で床が抜けないか?
    それは、過去に我が家でも勃発した問題。
    タイトルが興味深くて、読んでみたが、結論。
    我が家クラスの所蔵では抜けないな。ということだろう。
    (問題が勃発した時に住んでいた家からは引っ越しをして、その引越しの時に結構な本を売却したので、今はそんな問題は起きないが。ちなみに、自分の所蔵冊数が問題だったのではない。自分は、置き場所がないからと購入を辞めていた。)

    本をあまりに積み上げると、その下にあるものはほぼ読まなくなる(読めなくなる)。
    それって、保管をしておく必要があるのかな?と思うけど、やはり捨てようとすると躊躇するんだよな。。
    本は貯まるものだから、気をつけねば。。

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    2021年10月22日
  • 子どもを連れて、逃げました。

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    『わが子に会えない』に続き、反対に母親側へのインタビューで構成されたルポルタージュ。
    前著の悲惨さに比べて、相手方がダメだというのは共通するも、調停や裁判で理不尽なこともなく、状況がより多様で平和に生きている。タイトルとは印象は少し違う。
    前著の会えない夫とは逆に、父親に合わせたいという言葉も多い。

    何だろう、同じ地平に生きているのかな?

    共同親権を導入すれば解決する話でもなく、父母4人いて幸せみたいなステップファミリーから、子供を育てる資格すらない親迄多様な家庭に向けて、行政や裁判所の権能と調査、調整力の強化、不適格者からの取り上げなど、改善すべきことは多くあろう。

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    2021年09月26日
  • わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち

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    離婚で子供を失った18人のエピソード集。
    それぞれ問題がない訳ではないが、いずれも子に対する愛情のある父親。
    DV防止法が悪い方向に機能しているのと逆に調停や裁判が当事者の期待ほどに機能できていない。掠取はできるが奪回はできないのも根拠不明。民事不介入というが、警察や裁判でのより強制力のある制度が必要なのかもしれない。
    同著者の『子どもを連れて、逃げました。』と合わせて読む。

    『本で床は抜けるのか』の著者。

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    2021年09月26日
  • 本で床は抜けるのか

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    流し読み。
    各所の取材はあるが全体が時系列の体験記と会話。タイトルそのものの内容は最初くらいで終わり、本と生きる人々を追う。記事自体は面白いが。
    日記にせず、整理してまとまってから書いて欲しい。

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    2021年08月09日
  • 本で床は抜けるのか

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    本との付き合い方を考えさせられた。
    紙の本を読むのか、電子書籍で読むのかどうか。紙媒体で読む場合は、それらの本をどう管理していくのか。

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    2020年03月13日
  • 本で床は抜けるのか

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    蔵書家たちが大量の蔵書にどのように対処しているか、を主に扱ったルポ。
    登場人物それぞれの本に対するスタンスの違いを知れて面白い。

    もっとも、著者自身の独白・経験談が多分に含まれているが、その箇所はどうも自分の肌に合わなかった。

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    2018年09月08日
  • 本で床は抜けるのか

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    ノンフィクション・ライターである著者が、際限なく増えていく本の重みで床が抜けるのではないかという危機感をいだき、大量の蔵書を抱え込んだ人びとのもとを訪ねて取材をおこなった本です。

    作家の井上ひさしや評論家の草森紳一、経済学者の松原隆一郎といったケースについて取材を進めていくのですが、その過程でも著者の本はいよいよ増えていったであろうことがうかがわれます。また、本を減らそうと業者に依頼して電子データ化を試してみた経緯やその結果わかったことなどが語られるとともに、出版業界の問題を垣間見たりと、さまざまな方向へ話がつながっていきます。さらに本書の執筆中に、大量の本が原因の一つになって、妻子と別れて暮らすことになるという思いもかけない出来事に見舞われることになり、その経緯についても綴られています。

    みずからさまざまな苦悩を抱え込みつつ、増えつづける本への愛憎をバネに本書の執筆という仕事をつづけていく著者に共感をおぼえながら読みました。

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    2018年06月05日
  • ニッポンの国境

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    前回読んだ孫崎さんのよりももう少し実地よりに描かれた
    日本の国境問題です。

    ただ、それだけに西牟田さんのは
    国境問題を離れてこの話題を語れないのが弱さとなってます。

    孫崎さんの「日本の国境問題」で描かれている
    ただの棚上げでなく国境問題そのものの比重を下げる戦略のほうが
    ぐっと実践的です。

    この本の特色としては実地に降り立ったことで
    関係諸国における国民と政府の温度差を垣間見せていることです。
    国民が強硬であることもあれば、政府が意固地であることもある。

    それを一緒くたに見てしまうとこじれてしまう。
    政府高官が単純にこの手のミスをすると思わないが
    変なワイドショーが混同した知識で扇動すると
    内政上の視点から道を誤ろうとする政治家が出かねないのが怖い。

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    2012年06月15日