成功=ヒト×DX (鈴木康弘)
□最も強いものが生き残るのではなく、
最も賢いものが生き延びるのでもない。
唯一生き残る事ができるのは、変化できるものである(チャールズ・ダーウィン)
■デジタルシフトとDX
□未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
人は現実からしかスタートできないのだから(ピータードラッカー)
・デジタルシフトとは、社会問題をITの力で解決するために必要なもの
(既存のアナログ業務をデジタル化する事)
・デジタルシフトの影響は、効率化や生産性向上の範疇を超え、ビジネスモデル・慣習までも変え始めている。
→DXへ(デジタル化により、ビジネスモデルや人々の生活を変革する事)
■成功=ヒト×DX
□本物の変化か、一時の変化か、見分け方は簡単である。
本物の変化とは人が行う事であり、一時の変化は人が言う事である。
話にばかり出てくるものは、一時の物である。(ピータードラッカー)
・デジタル格差による迷走
・エンジニアやマーケターへの過度な期待がDXを停滞させる。
→成功のためには、経営者はじめ全社一丸になって動く。第二の創業のつもりで。
■DXの成功は「ヒトの壁」の先にある
★歴史のある会社は成功体験があり、それが社風となっている。
そこで育った社員は、それを「常識」として教えられ、身についている。
この常識が「変わりたくない」という心理的な抵抗を生む。
それが人の壁となり変革者の前に大きく立ちふさがる。
■実現するための5つのステップ
①経営者の意識を変え、決意を促す
②デジタル推進体制を構築する
③未来を想像し、業務を改革する。
④自社でITをコントロールする。
⑤変革を定着させ、加速させる。
■①経営者の意識を変え、決意を促す
□そのことは出来る。それをやる。と決断せよ。それからそこの方法を見つけるのだ。
■②デジタル推進体制を構築する。
□改革は、内部からなるもので、外部からもたらされるものではない。
■③未来を見据えた業務改革を進める
□過去にこだわる者は、未来を失う「
■④自社でシステムをコントロールする
□実際、誰も当てにしてはならないのです。
他人任せにせず、自分自身の手でやってのける以上にいい仕事をする方法はありません。
■⑤変革風土を定着させ、加速させる
□いつだって、偉大な先人たちは凡人たちの熾烈な抵抗に遭ってきた。
■DXがもたらす未来を想像する
□未来を考えない者に未来はない