井上よしひさのレビュー一覧
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前途多難な異世界ダム建設誌
主人公は父親にダム建設を差し止められる。再開するには父親を納得させなければならないが、その手段すらも未だ見えない。
一先ず現地調査をすることになり、されどもモンスターらしきスケルトン(動く骸骨)に襲われたりと大変な目に合ったりする。
この異世界にもモンスターのようなファンタジー感のある脅威はあるようだ。
更に、政府組織内での縄張り争いなども明らかになり、また技術的な問題も発覚するなど、かなり前途多難な状況の中、事件は起こる。
果たしてどのような展開で第一話に繋がるのか?ますます謎が深まるが、それにしても今回登場した役人のイヤミなことよ。
奴にギャフンといわせたい。 -
購入済み
不協和音なタイトルの理由は?
凄いぶっとんだタイトルに引き寄せられて思わず読んでみました。
異世界物で剣と魔法、まあこれはよくある。科学、これも比較的見かける要素だろう。
勇気とは一体?剣と魔法と科学の調和した正三角形の関係を破壊するかのようにぶち込められた、勇気という異様な二文字。これは一体何を意味するのか?物凄く気になる。
内容としては、まずは紆余曲折あってようやく登場人物らがダムを建設、完成させた場面から物語は始まります。異世界に花開いたダムという未知、既存の価値観を破壊する混乱と災厄、そして希望の混ざり合ったカタルシス、これをまずは見せつけられて、そこに至るまでの筋書を想像させられる構成。
しかしだからこそ深まる混
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