坂井三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とある人に『永遠の0』を読んだと話したところ、私を“零戦オタク”だと思ったらしく、この本を読むべきだと…
そう、その人は“戦闘機・戦艦オタク”だったのです。
注:ちなみに私は“ミリオタ”ではありません。
この本は実際の零戦パイロットが記載した回顧録で、著者は永遠の0にも登場してきます。
いわゆる「物書き」でない人の文章は読みづらく、さらに700ページ弱もありとても疲れるので、違う文庫本と交互に休み休み読みました。
が、
永遠の0の中のラバウル戦までは、この坂井さんの話がオリジナルなので「史実としてそうだったのかぁ」と答え合わせをするような楽しみ方があります。
・零戦の離陸~着陸の操縦法
・機銃の狙いのつけ方(7.7ミリと20ミリで違うらしい)
・米エアコブラとの戦闘方法
・英スピットファイアとの戦闘方法
…
あか~ん!
本当に“零戦オタク”になってしまう!w -
Posted by ブクログ
「加藤寛一郎」の『零戦の秘術』を読みました。
古本屋でタイトルが気になり、手にとって読んでいたら、天才的撃墜王「坂井三郎」の魅力にどんどん惹きつけられ買ってしまったんですよね。
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零戦の強さの秘密が遂に解明された。
零戦は、なぜ強かったのか。
その秘密とは?
天才的撃墜王「坂井三郎」と名機・零戦の組み合せが人間と機械に想像を越えた能力を発揮させた。
「坂井」は零戦をどのように駆使したのか。
そして零戦は「坂井」にどう応えたのか。
零戦の強さの秘密を科学的に解明するとともに、戦闘機乗りの超人的な精神と究極の技倆を明らかにする新たなる「零戦伝説」。
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「坂井三郎」って撃墜王としてのイメージしかなかったので、飛べば墜とす… の繰り返しかと思っていたのですが、実際はスランプもあり、生死の境を彷徨うような戦闘もしていたことを初めて知りました。
運があることは否定しませんが、生きることへの執念、執着心があってこそ生還できたんだと思います。
右の頭を撃たれ大出血し、右目は全く見えず、左半身付随の状態で、560海里(約1,040キロメートル)を帰還するなんて、並大抵の精神力じゃないですよね。
最後まで諦めず、生きたいと思う気持ちの大切さを感じましたね。
そして著者が分析する「坂井三郎」が生き残れた理由、、、
一、合理性
二、精神力
三、持続する向上心
四、緻密な頭脳
五、平常心
この五つについては仕事にも通じるモノがあるなぁ… と感じました。
中盤では、天才的撃墜王「坂井三郎」の秘術"左捻り込み"の秘密を科学的に解き明かしていますが、、、
航空力学について無知な私にとっては、ちょっと難しかったですねぇ。
ジェットコースターで一回転しただけで上下の感覚がわからなくなりパニック状態になってしまう私にとって、三次元の世界で繰り広げられる航空戦はお手上げですね。
とはいえ、読んでいて益々飛行機を操縦したくなったのは事実。
自由に空を羽ばたくことができるなんて… 夢のようですね。 -
Posted by ブクログ
死ぬって、生きてるから死ぬじゃないですか。
当たり前だけど。
でもそれは生きてるって前提がないと死なないんだな、
「生存」ってやっぱり本能で、いくらカッコつけてももがいても
根っこのところは本能から逃れられないんだなって感じました。
私は、自分が死にたくないから戦争したくありません。
ただ、戦争の記録を見たり、読んだりするのまでは毛嫌いしてないし、
ものによっては好きです。
なんでなのか今までよくわかってなくて。
今回「生き死に」の持つ力によるのか、と、なんとなくわかったつもり。
ああ、あと努力したり苦労したり人間いろいろあって、
それドヤ顔で言われるとイラっとすることあるじゃないですか。
言い方も多少あるだろうけど、本当にやるだけやった人の言葉ってちょっとスカッとしてていい。
でも「自分で言っちゃうのか、ぱねぇ!」
って思うところもあったので、★4つ。
(ブクロ)
【推薦人より】
実は、ハンガリーに赴任するときに、マネージャーにもらった本です。
なのですでに曰くが付きそうな感じですが、
読んでみると、著者を含む当時の若い青年兵、壮年兵達が母国のために、と報国の志を持ちながらも、
精一杯仲間を思いやり、チームとして敵軍に堂々と伍して闘って行く姿は、
私は著者とは全く異なる人間ですが、それでも自分の若いときの感情に通じる部分があり、
青春を戦争に生きることの複雑さを感じさせてもらいました。
青春時代を描いていますが、戦争なので、仲間と死別していくなかでの、仲間が死ぬことに対してのある種の慣れとか、
敵軍を一掃したときの快哉な気持ち、時代背景としての物、食事への感謝の気持ち、諦めなどは、
リアルな著者の気持ちとして、ある部分は共感したり、受け入れがたい部分を感じたりして、面白く読みました。
著者の自負心と、自己顕示は非常に強く、おいおい、と苦笑するような部分は多々ありましたが、
読みやすい文章と、激しいストーリー展開で読み進められ、また、読後感が良かったこと、
印象に強く残った本であったので、今回推薦しましたが、
リアルな自記として、当時の悲惨な部分の描写は多くあり、あまりに詳細な描写で、ショックを受けることもありますので、その点は、選書にあたってもう少し考慮するべきだったと、反省しています。
(みっちー)