阿辻哲次のレビュー一覧

  • 部首のはなし 漢字を解剖する

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    50の部首を取り上げて漢字にまつわる豆知識をまとめた、楽しく読めるエッセイです。

    高島俊男や呉智英のエッセイと同じように、おもしろくてためになる本です。

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    2015年10月01日
  • 漢字再入門 楽しく学ぶために

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    <目次>
    はじめに
    1時間目  漢字の数
    2時間目  とめ・はね・はらい、ってそんなに大事なの?
    3時間目  音読みと訓読みについて
    4時間目  筆順について
    5時間目  部首の不思議
    6時間目  学校教育と常用漢字について
    ホームルーム 新しい時代と漢字

    <内容>
    予想通りの本で喝采した。それは、とめ・はねなどの問題と筆順の問題だ。以前から文字は他人が見て読めるように(もちろん丁寧に)書けることが大事で、とめ・はねなどや筆順は(ある程度)いい加減でもいいと感じていたからだ。著者によると、超有名な中国の書家などの文字も筆順は違うらしい。結局は戦後すぐに文科省(のある人が)個人的な指針として作

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    2014年11月29日
  • 漢字三昧

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    漢字ってこんなにいっぱいあったのね。でも使われているのはごく一部。そんな漢字の成り立ちを解説しています。漢字の本にはだいたい書いてありますが、6つの法則で漢字の成り立ちが説明されるわけですが、歴史的経緯もコンパクトにまとめられていましたし、トピックを交えながらの解説なので、とてもわかりやすく読めました。

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    2014年11月05日
  • 漢字再入門 楽しく学ぶために

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    文章も平易ですらすら読める上、何より分かりやすいのが良い。最近のクイズ番組とかで漢字の正しい書き順の問題が出ていたりするが、本書を読むとそういった問題の意味のなさが非常によく分かる。小学校の先生方は指導要項があって仕方がないのかもしれないが、小学生の子どもを持つ親を含め、本書には一度目を通しておくと、子どもたちの漢字嫌いが多少なりとも減るのではないだろうか。これまでの教育指導の原点がどこにあったのか、も含めて漢字教育や漢字自体の考え方など、まさしく漢字再入門書として必携とも言える。

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    2013年11月26日
  • 漢字逍遥

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    [ 内容 ]
    四千年の昔から現在まで、世界でもっとも長く使用されてきた文字「漢字」。
    その一字一字に秘められた由来や逸話に、日々のちょっとした出来事を交えて、漢字の研究者が綴る全100編のエッセイ。
    鼻、休、亀、老、苺…普段なにげなく目にする漢字も、知ってみればこんなにおもしろい!
    楽しく読めて、しかも学べる1冊。

    [ 目次 ]









    聖〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感

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    2011年05月24日
  • 部首のはなし 漢字を解剖する

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    漢字が誕生して三千年、漢字の字体はさまざまに変化していった。
    そのなかで、多くの部首が生まれ、消えていった。
    所属する部首を移動したり、部首が分からなくなってしまったものも多い。
    漢字を分解してみると、その合理性と矛盾がはじめて見えてくる。
    50の部首ごとにたどる楽しい漢字エッセイ。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普

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    2011年04月03日
  • 漢字のはなし

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    [ 内容 ]
    世界でもっとも長い歴史をもつ文字・漢字。
    この今に生きる古代文字の三千年に及ぶ歩みのなかから、興味深いエピソードを紹介し、漢字文化の面白さを語ります。
    基本漢字の驚くべき字源も解説。
    でも古い話ばかりではありません。
    携帯メールの流行と漢字との深いつながり…なんて、考えたことありますか。

    [ 目次 ]
    序章 世界の文字のなかの漢字(ことばと文字;時間と空間を超える文字 ほか)
    第1章 漢字はこうして生まれた(漢字の誕生をめぐって;漢字の先祖・甲骨文字 ほか)
    第2章 日本に漢字がやってきた(漢字文化圏;古代日本の文字世界 ほか)
    第3章 漢字の作り方(漢字のしくみ;漢字の成り立

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    2011年03月26日
  • 漢字逍遥

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    漢字は面白い。漢字が分かると熟語の意味も分かって、なおさら言葉が面白くなる。
    この本の「夢」や「安」はぜひ読んでみて欲しい。世の中が違って見えてくる。

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    2010年03月05日
  • 近くて遠い中国語 日本人のカンちがい

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    中国語を始める人に読んでもらえると楽しいと思う一冊。
    大事な部分がかなりある。
    そして中国語は漢字だからといって、日本人に学びやすい言語であるという幻想を軽く打ち砕いてくれている。ありがたい本。

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    2009年10月04日
  • 部首のはなし〈2〉もっと漢字を解剖する

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    前著と同様に部首ごとの漢字の成り立ちを易しく説明された本。取り上げている部首は当然のように前著よりもマニアックなものが多い。

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    2009年10月04日
  • 漢字のはなし

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    漢字のはなし
    国語嫌い、特に漢字嫌いだった私にとっては、どれも感心させられる事ばかり。
    三千年も前に考案した古代人は凄い!!

    ・「親」と言う字は、<木>の上に<立>って子供を<見>る。
    ・「儲」と言う字は、<人>の<言>うことを<信>じる<者>。
    なんか、金パチ先生が国語の授業で話しそうな内容ですね。

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    2009年10月04日
  • 日本人のための漢字入門

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    漢字の形や語源を知ることで、
    視点が変わると感じました。

    『習』ひな鳥が羽を動かして飛ぶ練習をする

    深い解説もあり読むのに苦心した部分もあったのですが、漢字の形に向き合える良書と感じました

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    2025年04月04日
  • 遊遊漢字学 中国には「鰯」がない

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     面白く読んだ。そして勉強になる。一個二個というときになぜ一ケと書くのかとか頁という字でなぜページという意味になるのかとか、前から不思議に思っていたことがわかった。

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    2021年09月30日
  • 日本人のための漢字入門

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    ●「当用漢字」というものがあって、そもそも戦後に漢字が廃止されるかもしれなかったことなんて、知りもしなかった。

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    2021年07月11日
  • 戦後日本漢字史

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    漢字制限論は明治から出されてきたが、敗戦の一つの反省として、初等、中等教育の大事な時期に膨大な漢字を覚えるのは無駄で、もっと大切なことに学習時間を充てるべきであるとの、「善意」の意見から本格的な検討が始まった。
    当用漢字や常用漢字にまとめられるまでの検討状況や、その後の国民の反応など、漢字という身近な問題だけに、大変興味深い。首尾一貫性なく簡略化した漢字について著者が悲憤を洩らしているところなどは肯けるのであるが、ここまで学習により浸透してしまった以上、どうしようもないだろう。教育の恐さである。
    ワープロ、PC、スマホと、漢字変換がどんどん簡単になってきた以上、表記ローマ字化の議論はもはや出な

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    2020年05月24日
  • 故事・ことわざ・四字熟語 教養が試される100話

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    春に向かって三寒四温だねーと友人が話していたが、三寒四温を知らなかったので、後で調べてなるほどと思った。と同時に四字熟語と言った分野の教養に乏しいなと感じたので、手に取った一冊。言葉の意味の解説でなく、その言葉の由来や関連する事例をまとめた本であった。一つ一つが短いので読みやすい。読みながら思うのは日本文化は中国の影響を本当に多く受けているということ。今の中国はともかくもっと歴史に対してリスペクトが必要だなと。ちょいちょい出てくる筆者の感想は正直いらないなと思うところはあった。

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    2020年02月16日
  • 漢字のいい話(新潮文庫)

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    漢字の第一人者が、漢字についての蘊蓄を綴った好署。
    息抜きのようなコラムが、門外漢には特に面白い。
    「漢字歳時記」では、恭賀新年が取り上げられる。この「恭」という字、現代の中国では「大便」という意味があるそうだ。これを知ったら、年賀状には使えないね(笑)。
    「色っぽい話」には、新婚初夜の夫婦についての中国の小話集が紹介されている。1日目の答えは「北」、2日目の答えは「比」、3日目の答えは「臼」。男女の向きを表しているそうだ!

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    2020年01月21日
  • 部首のはなし〈2〉もっと漢字を解剖する

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    『部首のはなし』(中公新書)の続編です。今回も、50の部首が取り上げられ、それらにまつわるさまざまな薀蓄が披瀝されています。

    身近な漢字が取り上げられていますが、これまで知らなかった話が満載で、楽しんで読みました。

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    2015年10月03日
  • 漢字を楽しむ

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    ネタバレ

    ≪目次≫
    はじめに
    第1章   漢字を読む
       1   難読漢字を楽しもう
       2   力士の「しこな」を読む
    第2章   漢字を書く
       1   漢字の「書き取り」を考える
       2   時代ごとの漢字の規範
       3   さまざまな漢字を楽しもう
    第3章   漢字を作る
       1   漢字を作った人びと
       2   アイディア漢字を楽しむ
    あとがき

    ≪内容≫
    京都大学の漢字文化史に詳しい教授の著書。いろいろと初耳の話が多く、蘊蓄が増えた。
    たとえば、「剽軽(ひょうきん)」は、「軽はずみ、浮かれ者」ではなく、中国では「すばしこい」なのだとか、「閖上(ゆりあげ)」(宮城県名取市の地名

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    2012年05月20日
  • 漢字逍遥

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    漢字のことが好きになれそうな漢字あれこれエッセイ。新聞の連載なので、肩肘はらずに読めて面白い。最近日本語や漢字が興味深く感じます。

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    2010年04月13日