ユリウス・カエサルのレビュー一覧

  • [新訳]ガリア戦記

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    ややこしい本を読む方法で紹介された名著である。単なる日記かと思っていたら、解説が100ページあり、漢字にはふりがなが振られ、各章の前には丁寧な地図が掲載されていた。したがって、小学生でも読めるようになっているので、名著をこれで読むのは最適である。

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    2025年07月21日
  • [新訳]ガリア戦記・下<普及版>

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    ガリアを平定するにあたり、一番の障害となったヴェルチンジェトリックスの対応が多くなる戦役6~8年目が書かれた下巻。上巻から引き続き、戦役の仔細はもちろん各ガリアの部族の風習や地勢、道具や文化まで幅広く書かれている。改めてカエサルの文才に驚かされる。
    個人的にはところどころに入る翻訳・解説のスタンスが斜に構えている感じがしてなじめない。。。たしかに、このガリア戦記はカエサルの政治的・政略的意図があって書かれたことはあるだろうが、それだけのために、自分が名誉や地位、命をかけて戦ってる最中に、ここまで蛮族の風習や地勢まで事細かに書くだろうか?やはりカエサルの文才や知的好奇心が為したからこその戦記であ

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    2013年08月14日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

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    ユリウス・カエサル自身が書いた、ガリアを平定した際の戦記。ただの戦記にあらず、その土地の地勢や風習、戦争の様子から武器の細かい様相までが事細かに書かれている。カエサル自身はこれをガリア平定後に出版させているから政治的な意図もあったのだろうけど、それとともにカエサルの文才がよくわかる読み物としても良くまとめられてます。文字を追っていくだけで当時の戦況や生活がイメージできます。
    本の冒頭に書かれている当時の治世等の説明がちょっと長く、塩野七生「ローマ人の物語」をさきに読んだせいか、カエサルのイメージもちょっと違っていてモヤモヤした感じでしたが、本編に入ったらそんな説明なんか関係なしに面白かった。後

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    2013年08月11日
  • [新訳]ガリア戦記

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    今から2000年前にカエサルが記したとされる8年に及ぶガリア遠征を記した作品。歴史的にも非常に価値のある書物を現代で読めること自体が貴重な読書体験であると思う。
    本文に関しても非常に読みやすく、訳が不自然なところもほとんどない。
    部族を抑え込むための根回しや、戦闘時の軍の配置や戦略など非常に細かい部分まで記載されていて興味深かった。
    一方でカエサルが強すぎるが故に連戦連勝でスリリングな展開が少ないこと、文章が端的すぎて単調に感じてしまうこと、作品自体のボリュームがあることといった理由から、中盤〜後半にかけて飽きがきてしまった。
    ガリア戦記に関しては、塩野七生のローマ人の物語にも記載があるため、

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    2025年03月06日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

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    おもしろい

    読み始めたら止まらないとはまさにこのことだと思う。
    どこがどうとかは言いにくいけれど、スピード感と分かりやすさと面白さは、説明しようがない。ただ、淡々とすすんでいくのに、とても熱中してしまう。

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    2017年09月11日