小島健志のレビュー一覧
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エストニアにおける官民のデジタル化への取組事例が多数掲載されている良書。
エストニアは面積が日本の1/9程度、人口も130万人なので日本に比べれば小国であり、そのまま日本で適用出来るものばかりではないと思う。
しかしデジタル化の前提になる考え方や政府の姿勢、教育体制などは、全面的に見習うべき点があると感じた。
小国故にどうすれば国を存続出来るかを官民一体となり戦略的に考え行動し続けている姿に感銘を受けた。
最終章に大統領のインタビューが掲載されている。ごく当たり前の事が述べられているが、ほとんど実現されていない日本の現状に愕然とする。日本も中国という大国の脅威にさらされる中で、既存の価 -
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なぜ エストニアにできて 日本にできないか。
エストニアは 小さい。人口130万人。
だから 世界に 出ていかなければ ならない。
日本は それなりに 人口があり マーケットも ある。
だから 日本国内だけで なんとか なってします。
今までは それでもよかった。
しかし これからは そうは 行かない。
では どうするか。
一つの方法が エストニア。
日本が 沈んでも 地方は 生き残る。
このためにも エストニアは 参考になると思っていました。
で この本。
すごく 参考になりました。
ただ 地方が これをやるには 国の規制が 邪魔をします。
どれだけ 国が 権限を -
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ハッと!気付く
伝え方には技術がある。
この本を見つけるまで今までそんな事感じた事すらありませんでした。
「何を言うかではなく誰が言ったか」
その言葉が嘘っぱちだと思えるほど、この本は伝える技術があると教えてくれます。 -
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昨今、テクノロジー畑からは熱視線が送られているエストニア。
本書はそのエストニアの事例やそこに至る物語、日本との対比といったところが軸になっている。
エストニア礼賛記事・書籍がそれなりに出てきているが、本書では必ずしもエストニアの全てを盲信しているわけではない視点から描かれる。
基本的に数字でエビデンスが提示されるため読んでいて腹落ちしやすく、また歴史的背景からなぜエストニアが現在の形になっていったかなど興味深いトピックスもおさえてある。
読んでいて印象的だったのは、徹底したIT化、そして女性の活躍である。
シリコンバレーでさえ女性がリーディングする立場にいることは珍しいが、このエストニア -
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今の日本に蔓延っている閉塞感を打ち破るヒントが多くあると感じました。将来的にこの本をこのタイミングで読んでおいてよかったと思う日もきっと来ると思います。
この本を読むまで、AIやブロックチェーン等の最近話には良く聞くけれど実用的にはどういう可能性を秘めているのかイメージできませんでした。しかし、本書で紹介されているエストニアの実施例でこういうことができるのかと視野が始まったように感じました。
最近よく、オープンイノベーションしようと多くの会社が主導的にトップダウンで取り組みを行っているという話を聞きます。この本を読んで、本当にイノベーションに大切なのはは、実際にモノを扱っている人の熱い熱量 -
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ブロックチェーンについての講演で、エストニアは進んでいるという話を聞いて、状況が知りたいと思っている矢先にこの本に出合った。ソ連から独立した時に、ソ連の人たちが去り、セキュリティの研究所が残り、数学に優れた国民で、なおかつ、人口が130万人しかいない。この状況を電子政府を作ることによって、365日24時間、役所に行かなくても各種の手続きができ、より良い国にしたという話。冬は寒い国なので、夏はエストニアで働き、冬は暖かい国で働く人もいるとか。外国人でもビザが電子申請でき、会社もすぐに作れると。小さい国がITで諸外国に負けないようになるという日本政府も参考にして欲しい。
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ネタバレ- 流行語のブロックチェーン・AIへの興味の延長で、それを活用している事例を知るため。
- エストニアSUGEEEEってなる本。会社と同じで、どこに向かっていくかの方針が明確にあるからこその法規制・制度設計が一貫している感じがして良い。
- 登場人物が若く、研究者っぽい出身の人も多いのがよい。かしこそう。
- ちょうど社会保障への興味もあるので、国がなにをすべきか・なににお金をかけているか、といったことを考えていくためにも良かった。翻って日本はどうか、ということを自然に考えるようになってきているのを感じる。(あまりにも日本が行けてなさすぎるが、もうちょっと良いところはないのだろうか・・・という -
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ネタバレ<目次>
はじめに いま、なぜエストニアなのか
序章 僕がエストニアに衝撃を受けた理由~現地で見つけた「つまらなくない未来」
第1章 なぜ「何もない国」がIT先進国に変われたのか?~政府をデジタル化する。
第2章 なぜ世界中のトップ人材はいまエストニアを目指すのか?~国民をデジタル化する。
第3章 なぜ130万人の国がユニコーン企業を次々と輩出できるのか?~産業をデジタル化する。
第4章 AI時代でも活躍できる子を育むためにエストニアは何をしているのか?~教育をデジタル化する。
終章 「われわれは常にアップグレードする」~エストニアの現在、過去、未来
<内容>