渡辺千賀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
ウェブ2.0世界の進化は、人間の働き方を変える。
米国西海岸のキャリア変動は、まもなく、まちがいなく、日本にやって来る。
チャンクワーカー、ポートフォリオワーカー、フリーランス…会社に頼らず働くためのヒントを、シリコンバレーの第一線で働く女性コンサルタントが、日本の若者に贈る。
[ 目次 ]
1 はじめに
2 ワタシは誰でしょう
3 インターネットで起こる変化
4 シリコンバレーって何だ
5 人生と仕事
6 人生とお金
7 シリコンバレーで誕生する4つの働き方:ヒューマン2.0
8 ヒューマン2.0のルール
9 最後の友達は家族
10 おわりに
[ POP ]
[ おすす -
Posted by ブクログ
面白かったです。シリコンバレーで働く人達の実態や、これからは○○な人が増えるだろう等の、裏付けありきのエッセイ。
シリコンバレーで働くのであれば読んでおいて損は無いと思う。実際、著者は商社を経てMBA、コンサル、独立の女性。twitter でフォローした事から読んでみました。
何よりも技術系の人が一番もてる地域だそうです。
もちろん、こういうハングリーなタイプの女性にありがちな、勝ち気で高慢ちきな感じはあれど、好感を持って読めます。
それを払拭するだけの仕事量とバックグラウンドがあるので。
個人的に一番気に入ったのは最後の章。働き方の区分け:
ライフスタイルワーカー、ポートフォリオワーカー、チ -
Posted by ブクログ
本書では、多くの日本人にとって未知のシリコンバレーの求人、
就職事情が、おもしろおかしく語られている。
優秀なエンジニアは石油同様、限られた資源なので給料が一番高い。
レイオフ発表日にサーバーを落とされて、死刑宣告を待つ職場。
会社、個人都合を含め、失業期間があるのはあたりまえ・・・・。
著者は、シリコンバレーで生き残るには、世の変化に合わせて
必要とされるスキルを身に付け続けることが重要だと説く。
現状の日本のサラリーマンには、かなり刺激的な内容となっているが
同じ地球上のサラリーマンとして、こんなサラリーマンも
他の国にはいるのね、と理解しておくことをお薦めする。 -
Posted by ブクログ
アメリカ、シリコンバレーで働くコンサルタントである著者が語るシリコンバレーでの働き方。
易しい言葉で書かれていて読みやすい。
アメリカ技術者は日本技術者よりも評価が高いと言われているが、それもそのはず、できない人は即リストラ、できる人は自分の力をさらに高めるために、高められる場所を転々としているから、だって。「安定」なんて言葉はなく、いつ職を失うか分からないから、その分給与は高い。
働いて稼いで休んで、働いて…のくり返し。
自分の力を評価されたいチャレンジ魂のある人は住みやすいけど、安定的な収入を求める人は向かないかも。
アメリカの中でも特にシリコンバレーがシビアらしい。
さすが世界的IT企 -
Posted by ブクログ
著者の渡辺千賀さんはシリコンバレーでコンサルティング会社の社長をされている。
この本は10年以上前に書かれたものだから、情報としては少し古いものかもしれないけれど、現地の第一線でお仕事されている方が書かれただけあって説得力があります。
私自身、「シリコンバレー」に住んで18年。レイオフが頻繁にあるとか、1つの会社に長く居るより2、3年で次へ次へと変えて行くとか、娯楽がそう無いし車社会だから仕事の時間以外は家族とスローライフを楽しむ人が多いとか、そうそうと頷きながら読みました。
シリコンバレーはいわゆる「オタク」の天国だと思います。スーツを着こなし笑顔爽やかで社交的な人よりも、身なり構わず研 -
Posted by ブクログ
「2ちゃんねるは〜」と同じく、Web系に興味があるのなら読むべし、という本。
シリコンバレー生き方ガイドブックとでもいうべき本で、彼の地がいかに特殊な環境で、アメリカンドリームに詰まっており、スリリングな人々に満ち溢れているかがわかる。
最近よく「シリコンバレーに行きました」「シリコンバレーで働きたい」という人を社会人・学生問わず見かけるようになってきたが、この本を読むと確かに自分も憧れをもってしまう。
今のシリコンバレーブームは所詮ブームだと思うし、文系な自分が生きる場所ではないと思うが、果たして自分の生きていく中で漠然とした憧れは憧れのままなのか、それとも飛び込んでいくのか、真面目に考えて