感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シリコンバレーで働く人とその生活を通して新たな生き方を日本人に提案するという本。
渡辺千賀さんの軽快な語り口とページ下にある補足の情報欄で大変読みやすくおもしろい。
シリコンバレーは日本とことなった生活を営んでいる人がおり、日本的な生活に囚われることなくそのような生活を知ってみることで閉塞感を感じている日本人に「そんな生活もあったんだ」と知ってもらうことが出来る本だと思う。
気に入った方は渡辺さんのブログを見てみるのも面白いかも。
Posted by ブクログ
数あるシリコンバレーものの中では、この本がシリコンバレーそのものをズバリ、最も実情を表していて、しかも教訓に富んでいて面白い。
本音トークのブログもお勧め。
Posted by ブクログ
これは面白い!ウェブ進化論とは全く違って技術的なお話は少なく、シリコンバレーで働いている人とその働き方、暮らし振りに焦点を当てています。本の中にもありますが、異質のものを受け入れる、という観点からもよいかと。シリコンバレーが非常によくわかります。(本が100%合っているかどうかはわかりませんがそれでもいいと思いますし)シリコンバレーで働きたい人もそうでない人も必読!と思います。ちなみに欄外の注釈、全てのページにありますが、これがまた面白いです。ぜひ。
Posted by ブクログ
お気に入りブログの著者の本。
Web2.0的な世界で起こる雇用環境の変化とその対策→「ヒューマン・リソース」2.0のお話。
を、変化が先駆けておきているというシリコンバレーを例に引いて世間話的に語ってます。
そういう意味では「フラット化する世界」とか最近よく見る雇用不安やら格差社会トピックにつながっていて、ダイジェスト版的位置づけです。
彼女のブログを愛読している人には焼き直しかもですが、気楽に読めて通勤時のお供に最適。とはいえ、これを読んだからといって一般的日本人の働き方が変わるとは思えないけど…
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ウェブ2.0世界の進化は、人間の働き方を変える。
米国西海岸のキャリア変動は、まもなく、まちがいなく、日本にやって来る。
チャンクワーカー、ポートフォリオワーカー、フリーランス…会社に頼らず働くためのヒントを、シリコンバレーの第一線で働く女性コンサルタントが、日本の若者に贈る。
[ 目次 ]
1 はじめに
2 ワタシは誰でしょう
3 インターネットで起こる変化
4 シリコンバレーって何だ
5 人生と仕事
6 人生とお金
7 シリコンバレーで誕生する4つの働き方:ヒューマン2.0
8 ヒューマン2.0のルール
9 最後の友達は家族
10 おわりに
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
面白かったです。シリコンバレーで働く人達の実態や、これからは○○な人が増えるだろう等の、裏付けありきのエッセイ。
シリコンバレーで働くのであれば読んでおいて損は無いと思う。実際、著者は商社を経てMBA、コンサル、独立の女性。twitter でフォローした事から読んでみました。
何よりも技術系の人が一番もてる地域だそうです。
もちろん、こういうハングリーなタイプの女性にありがちな、勝ち気で高慢ちきな感じはあれど、好感を持って読めます。
それを払拭するだけの仕事量とバックグラウンドがあるので。
個人的に一番気に入ったのは最後の章。働き方の区分け:
ライフスタイルワーカー、ポートフォリオワーカー、チャンク(塊)ワーカー。今の自分はチャンクワーカーに属するので、少し気が楽になりました。働きたい時に働いて、それ以外の時間は楽しむことを追求する。多分そんなようなメッセージです。いずれにしても、雇われだとしても抑圧されて仕事するのは面白くないですからね。
Posted by ブクログ
さくっと読める。
著者は、
東大→三菱商事→スタンフォードMBA
→マッキンゼー→ネオテニー→起業
という経歴。
『シリコンバレー精神』的な感じだけど、
そちらのほうが中身は濃いかも。
この人のブログで、
「もはや日本は生き残れない」
と断言してあったのが衝撃的だった。
元マッキンゼーのコンサルに言われると
説得力がありますね・・・
Posted by ブクログ
シリコンバレーの状況を詳しく解説してくれている。肩書きよりも能力が、組織よりも個人が重視される世界で、どんな人たちが生き残れるかよく分かった。自分もギークな一面を持って立ち向かっていきたいなと刺激を受けた。置いてかれないように、日々努力を続けていこう。
Posted by ブクログ
シリコンバレーでの働き方について語られている。生活感あふれるシリコンバレーについて知ることができます。と同時に夢と絶望のあふれた地であることも。いってみたいけど馴染めなさそうな気がする。いろいろ触発されてしまいそうな一冊。
Posted by ブクログ
本書では、多くの日本人にとって未知のシリコンバレーの求人、
就職事情が、おもしろおかしく語られている。
優秀なエンジニアは石油同様、限られた資源なので給料が一番高い。
レイオフ発表日にサーバーを落とされて、死刑宣告を待つ職場。
会社、個人都合を含め、失業期間があるのはあたりまえ・・・・。
著者は、シリコンバレーで生き残るには、世の変化に合わせて
必要とされるスキルを身に付け続けることが重要だと説く。
現状の日本のサラリーマンには、かなり刺激的な内容となっているが
同じ地球上のサラリーマンとして、こんなサラリーマンも
他の国にはいるのね、と理解しておくことをお薦めする。
Posted by ブクログ
アメリカ、というかシリコンバレーの生き方・働き方。ある意味あこがれる。
割り切りさえすれば、田舎出身者には合っているのかも。日本の労働環境も、アメリカ式を受け入れつつそうはならない、でもいいとこは取り入れたい。
Posted by ブクログ
アメリカ、シリコンバレーで働くコンサルタントである著者が語るシリコンバレーでの働き方。
易しい言葉で書かれていて読みやすい。
アメリカ技術者は日本技術者よりも評価が高いと言われているが、それもそのはず、できない人は即リストラ、できる人は自分の力をさらに高めるために、高められる場所を転々としているから、だって。「安定」なんて言葉はなく、いつ職を失うか分からないから、その分給与は高い。
働いて稼いで休んで、働いて…のくり返し。
自分の力を評価されたいチャレンジ魂のある人は住みやすいけど、安定的な収入を求める人は向かないかも。
アメリカの中でも特にシリコンバレーがシビアらしい。
さすが世界的IT企業を輩出している地だ…
Posted by ブクログ
著者の渡辺千賀さんはシリコンバレーでコンサルティング会社の社長をされている。
この本は10年以上前に書かれたものだから、情報としては少し古いものかもしれないけれど、現地の第一線でお仕事されている方が書かれただけあって説得力があります。
私自身、「シリコンバレー」に住んで18年。レイオフが頻繁にあるとか、1つの会社に長く居るより2、3年で次へ次へと変えて行くとか、娯楽がそう無いし車社会だから仕事の時間以外は家族とスローライフを楽しむ人が多いとか、そうそうと頷きながら読みました。
シリコンバレーはいわゆる「オタク」の天国だと思います。スーツを着こなし笑顔爽やかで社交的な人よりも、身なり構わず研究に没頭する内向的な人のほうに需要がある。そんな場所です。
ところどころユーモアも含めて書かれているこの本、面白かったです!
Posted by ブクログ
著者のブログをうまく編集した著作。スピード感あるタッチで綴られており、文章だけで頭の回転が速い優秀な方だとわかる。シリコンバレーという独特の地、そこで働く方についての記述が多いが、随所に彼女のキャリアを織り交ぜながら書かれている。良い点も悪い点もバランス良く書かれていて、主張の押しつけでないのが非常に好印象。
Posted by ブクログ
シリコンバレーのこと、詳しく書いてあります。
2006年著なので、ちょっと古いですが、
著者は、中国系アメリカ人と結婚し、アメリカに在住。
個人でコンサルタントのような仕事をしているようです。
東大卒
www.chikawatanabe.com
ト、2009.6.9
Posted by ブクログ
「2ちゃんねるは〜」と同じく、Web系に興味があるのなら読むべし、という本。
シリコンバレー生き方ガイドブックとでもいうべき本で、彼の地がいかに特殊な環境で、アメリカンドリームに詰まっており、スリリングな人々に満ち溢れているかがわかる。
最近よく「シリコンバレーに行きました」「シリコンバレーで働きたい」という人を社会人・学生問わず見かけるようになってきたが、この本を読むと確かに自分も憧れをもってしまう。
今のシリコンバレーブームは所詮ブームだと思うし、文系な自分が生きる場所ではないと思うが、果たして自分の生きていく中で漠然とした憧れは憧れのままなのか、それとも飛び込んでいくのか、真面目に考えてみるいい機会にはなった。
Posted by ブクログ
2.0は遂に人間論まで使われるんか?
なんて、読んでみたものの大分検討違いでした。
これはいわゆるWEB2.0潮流ど真ん中の
「シリコンバレーで働く人々」
の成り方。みたいな本。
エンジニアの方々の生活に焦点が特にあたっていますが、個人的には技術をお金に換えている人々ももうちょっと紹介して欲しかったかな。
面白かったけど、タイトルは変えた方がいい気がする。
冒頭の人間論的なもんと誤解しちゃいます。
Posted by ブクログ
いい大学から有名大企業へ、という流れは70年代以降のアメリカではみられない。会社から個人へとリスクがシフトし、もはや会社は頼れる存在ではない。アメリカの優秀な学生が選ぶ進路は起業、ベンチャー、大企業の順。日本も大企業=安定という神話が崩れ、アメリカのようになるならば、働き方はスポーツ選手のようになるかも。働いている間の報酬は高いが、リスクも高く、失業状態が普通のこととして受けとめられるようになる。個人の専門性が問われ、会社に依存しない個人事業者が増加する。がーっと働いて、がーっと休む、旅行しながら仕事する、複数の専門分野でメシを食う等。日本の学生の就職意識は保守化傾向にあると思うのだが、それでいいのかどうか。商事、マッキンゼー出身の社長がシリコンバレーを例に、軽快な文章で語ります。
Posted by ブクログ
渡辺さんの文章は歯切れが良くて小気味いいです。
――人生のメジャーなゴールは「冒険に満ちた自由な人生を送ること」――
なるほど。
――ダラダラと無為に過ごすのも好きだが、それだけだとただの貧乏になってしまい、どこにも冒険に行けなくなるのが痛いところ。――
勉強になります!!