高岡望のレビュー一覧

  • アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国

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    アメリカの現状について簡単にまとめている。石油関連の話も多く、シェール革命が与えた影響の現状も知ることができた

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    2016年10月09日
  • 日本はスウェーデンになるべきか

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    デンマークやフィンランドに並んで、日本が憧れるような教育や男女平等や年金制度なんかの福祉が整った国。日本とは違うタイプの自己責任が成立してる。自己責任をもって自立するためには、国の介入がすんごい必要という矛盾。不思議だ。ただ、国民が幸せだと感じてるんだから、日本よりはスウェーデンの方が正解に近いんだろうて。

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    2017年02月19日
  • 日本はスウェーデンになるべきか

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    ネタバレ

    「自立した個人」を目指すというところがスウェーデンの様々な制度の基礎となっているのだと分かった。そこからは良い面ばかりでなく、冷たい面も見えてくる。

    ちょっと子どもが熱を出したら2~3日様子見てくださいとか、何かの症状で具合が悪くなっても大事ではなさそうだったら(もちろん自分では判断のつかない場合もあるのだが)診断が先延ばしにされることなど、ちょっと可哀そうな部分もある。

    産業構造を積極的に転換し(その際、後から雇われた者、若い者から解雇される)、国際競争力を高めるというところはいいけれども、15歳から24歳の若者の失業率が25%ってのはかなり高いなと思った。この辺りについて若者はどう思っ

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    2012年07月26日
  • 日本はスウェーデンになるべきか

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     本書は、一人当たりGDPランキングで世界のトップクラスであるスウェーデン王国について、その文化や社会保障制度・労働市場・医療制度等をわかりやすく紹介したものである。アメリカ的市場経済重視の資本主義が行き詰まりを見せている世界経済の現状において、それとは違う資本主義モデルとして、興味深い思いで本書を読んだ。
     本書によると、スウェーデンの専業主婦率はわずか2㌫だそうである。日本の2005年の統計によると日本の専業主婦率は28㌫だそうであるから、スウェーデン国民は良く働く国民であると感心する。
     そのほかにも、様々なエピソードを交えてスウェーデン社会の実情を紹介しているが、社会制度の成立には、そ

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    2012年02月24日