アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国

アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国

789円 (税込)

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アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題である。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年にわたり年平均100万人の移民を受け入れており、2016年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題である。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題である。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる――。歴史的転換の本質を、2013年から2015年までヒューストン総領事を務めた著者が、外交官の目で読み解く。

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アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国
    著:高岡 望
    PHP新書

    大転換時期を迎えた21世紀のアメリカの大問題というか、特徴といったほうがいいのではないかと思います。

    その問題とは3つ
     ①格差と移民
     ②力の行使
     ③エネルギー(=シェール:頁岩からとれる、天然ガス、石油)
    である

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    Posted by ブクログ 2016年12月03日

    大統領選の結果を受けてアメリカに興味が出たので購入。アメリカの問題を①移民と格差②力の行使③エネルギーの3カテゴリに分けて論じている。話題のトランプ現象については主に①②で言及される。トランプ氏の当選について日本では「ナショナリズム」「差別主義」の高まりである衆愚的な結果であると扱われている側面があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月11日

    著者の高岡望氏は、2013~15年にヒューストン総領事を務めた外交官。
    本書では、(著者曰く)「テキサスがわかれば、これからのアメリカがわかる」というテキサス州・ヒューストンという視座から見た、アメリカが現在直面している3つの最重要テーマ(problemというニュアンスの“問題”ではない)である、「...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月09日

    アメリカの現状について簡単にまとめている。石油関連の話も多く、シェール革命が与えた影響の現状も知ることができた

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