アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国

アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国

880円 (税込)

4pt

3.6

アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題である。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年にわたり年平均100万人の移民を受け入れており、2016年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題である。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題である。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる――。歴史的転換の本質を、2013年から2015年までヒューストン総領事を務めた著者が、外交官の目で読み解く。

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アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    アメリカの大問題―百年に一度の転換点に立つ大国
    著:高岡 望
    PHP新書

    大転換時期を迎えた21世紀のアメリカの大問題というか、特徴といったほうがいいのではないかと思います。

    その問題とは3つ
     ①格差と移民
     ②力の行使
     ③エネルギー(=シェール:頁岩からとれる、天然ガス、石油)
    である

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    大統領選の結果を受けてアメリカに興味が出たので購入。アメリカの問題を①移民と格差②力の行使③エネルギーの3カテゴリに分けて論じている。話題のトランプ現象については主に①②で言及される。トランプ氏の当選について日本では「ナショナリズム」「差別主義」の高まりである衆愚的な結果であると扱われている側面があ

    0
    2016年12月03日

    Posted by ブクログ

    著者の高岡望氏は、2013~15年にヒューストン総領事を務めた外交官。
    本書では、(著者曰く)「テキサスがわかれば、これからのアメリカがわかる」というテキサス州・ヒューストンという視座から見た、アメリカが現在直面している3つの最重要テーマ(problemというニュアンスの“問題”ではない)である、「

    0
    2016年07月11日

    Posted by ブクログ

    ●感想要約:
    医療格差や移民統合の課題を通じて日本社会の将来をも考えさせられる本であった.特に小さな政府を志向する政治文化やシェール革命の背景分析は示唆に富んでおり、米国の構造的強みを感じ取れました.トランプ大統領2期目もあり,格差・民族・宗教対立や外交政策を巡る不確実性の動向が,日本にも影響のある

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    アメリカの現状について簡単にまとめている。石油関連の話も多く、シェール革命が与えた影響の現状も知ることができた

    0
    2016年10月09日

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