西村博之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレクソ真面目な人ほどオススメしたい一冊です。
・効率的に物事を進める=ラクをするということの重要性
★問題解決をするためには人と違う考え方や、対応方法、極端な発想が解決に導くことが多い。
・問題解決は、「問題分析」「問題に関連する情報収集」「解決策を検討」「解決策の実行」の段階を踏んで行う。
★「やるべきこと」を探すより、「やらないほうがいいこと」考えて問題にアプローチすることが、ムダなことを省いて問題解決にあたることができる。
・新しいことに失敗はつきもの。失敗から学ぶことはたくさんあるので、失敗を繰り返すことも大切。
★クソ真面目に考えるより、ラクな道を探す。例えばパクる、手を抜く、時とし -
購入済み
ちょっとした満足感は得られる
それなりに納得のいくことが読みやすくまとめられている。著者の類書で読んだことのある内容もチラホラ見かけるが、ちょっとした社会情勢に関するデータや逸話、仕事や対人関係のハックが手軽に手に入るのは評価したい。少なくとも読んだ直後に気分は軽くなる効用はある。時々見かけるぶっ飛んだ意見やあるモデルを全然別の状況に当てはめる思考実験も頭の体操になる。嫌味ではなく軽めのビジネス書でファーストフード的に読書を楽しむ分には良い本だと思う。
-
Posted by ブクログ
Facebookが打ち出した電子通貨リブラ構想。2020年にも開始予定との話でしたが、世界中から警戒され、また、Facebookの個人情報管理に対する懸念もあって、今後どうなるか予断を許さない状況です。
本書はリブラ構想の解説、電子通貨の歴史を振り返りつつ、今後の展開を予想します。これだけ警戒されると簡単には開始できないだろうけど、リブラ的なものは必ず出てくるのではないでしょうか。すでにスェーデンの銀行が打ち出したeクローネや、中国が企画するデジタル人民元など。GAFAのようなプラットフォーマーが先行するのか、国家が押さえるのか。ここ数年が将来に向けて非常に重要な時期になると思います。 -
Posted by ブクログ
巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」の元管理人の筆者が語るトラブルにまきこまれないソーシャルメディアの使い方を記した本です。ここまで「守り」に徹するとむしろ全く使わないほうが良いのではとさえ思いました。
本書は昨日読んでいました。元2ちゃんねるの創始者であり、管理人でもある筆者が隆盛を極めるソーシャルメディアについての落とし穴とその対策方法を記したものですが、ここに書かれている内容をほぼ完璧に行うと、確かにセキュリティーの部分では「ほぼ」間違いないけれど、正直な話、大変なんだろうなぁという読後感でありました。
現在でもネットカルチャーの最前線をひた走っている筆者ならではの視点と、物事を徹底的に -
Posted by ブクログ
ずるい問題解決と言っても、全体的にまともなことが書いてあった。
唯一ずるいと思うのは、いろいろなことを著者が知っていて、その知識をもとに考えていること。
情報収集力を強化すれば良いのかもしれないが、PC等が手元にない場合、結局頼りになるのは自分の知識だけだもんね。
私は周りの意見を鵜呑みにこそしないが「こういう意見を誰かが言っていた」と違う誰かに伝えることは割とある。それが正しいとか正しくないとかではなく、まあ雑談に使っているのだが、もっと自分の意見を持ちたいと思う。(この歳になって恥ずかしいが。)著者が言うには別に雑談に面白い話は必要ではなく、つまらん話でも良いとのことだが、そうもいかない -
Posted by ブクログ
直前にオードリータンの問題解決を読んだので、対比しながら読み進めた。
ひろゆきさんの問題解決は、一般の人がすぐに取り入れられる技法的なものが多く、いかに人と違う事や視点を変えて問題解決をしていくかであり、
オードリータンさんの問題解決は、問題解決や生き方に対する思想的なものが多く、相手の考え方を自身の中に取り込み相手や公共と一緒に課題を解決していくか、という点であり、
両者のアプローチの違いが興味深かった。
どちらが素晴らしいと言っているわけでは無く、両者とも社会課題を解決するために、自身の考えを発信して世の中を動かそうとしている点が素晴らしい。
本の内容については、ひろゆきさんの他の著