岡康道のレビュー一覧
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ネタバレ企画者や代理店で働く者は、「臆病であること」が必要だと結論づけてくれている。どんなに成功体験を得ようとも、賞を取ろうとも、企画者はいつだって(まだ何者にもなれていない今の私と同じ)臆病さを抱えていると、怖くもゾクゾクした。
そして、勝率が例え2割でも、自分のスタンスを貫くこと。自分が作りたくないものは、決して提案しないこと。目の前の仕事と目先の成功を掴もうと、スタンスが崩れてしまいそうになる時、本末転倒であることに立ち返って自分のスタンスを取り戻すと決めた。
ー書籍より引用ー
- 何も発信しない人は、何かを発信する人の何倍何十倍もいる
- 本質は加工されて初めて広告になる
- 自分のスタン -
Posted by ブクログ
競合プレゼンの勝率2割だと~。
元電通の敏腕クリエイティブ4人衆が独立して立ち上げた、17年間ずっと飛ぶ鳥を落とし続けてきたクリエイティブエージェンシーTUGBOATの総大将 岡康道がそう語る。
なぜ、負けるのか?
TUGBOATの広告作りポリシーが敗北に次ぐ敗北を呼ぶそうな。商品と人々の関係性を捉え直して、訴求するべき本質的なものを見つける。そして、そこにフォーカスしたクリエイティブを行なう。その手順に従えば、結果的にオリエンと全く異なる内容になることも度々。たいてい「そんなこと、頼んでましたっけ⁈」という反応が…。その一方で、2割くらいの確率で「おもしろい!」と言ってくれるクライアントと -
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残念ながら先日亡くなられてしまいました
CMプランナーの岡康道氏と、人気エッセ
イストの小田嶋氏は高校の同級生なのです。
その二人の対談集です。
でも同級生同士の対談なので、思い出話か
らスポーツネタまで、あっちこっちと話が
飛びますが、二人とも世界を見る洞察力が
非常に高いです。
しかも高校生の頃から世間をナナメに見て
いて、流行に流されるわけでもなく、一人
の世界に入り込むのでもなく、歩むべき
人生を歩んできたのだなあと感じます。
当時還暦も越えたお二人ですが、特に小田
嶋氏にはもっともっとこれからも世間を
ナナメ切りしてほしいと願います。 -
Posted by ブクログ
共に都立小石川高校から早稲田大に進学。ひとりは、事の本質を寸鉄釘刺す毒っ気溢れるコラムを主戦場に相田みつをを「便所の神様」(まさに言い得て妙)と称し、時に物議を醸す社会風刺の名コラムニスト小田嶋隆、方や電通クリエィティブ部長の席を辞し、部下3名を引き連れ日本初のクリエィティブエージェンシーを立ち上げる。還暦過ぎても、今なお第一線で活躍するクリエィティブディレクター岡康道。
このふたりが五十路から還暦越え街道へと向かう途上に忍び寄る病・仕事・家族…の「諸問題」に対し、どう立ち向かい、どう対処するかを存分に語り合うふたり。そこに進行役の清野女史が、慈愛にあふれた絶妙なツッコミを入れ、独特のグルー -
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大手広告代理店の電通をやめ、日本初のクリエイティブ・エージェンシーであるタグボートを立ち上げ、数々のヒット広告を手がけてきた岡康道氏による、自身の経験に基づく仕事論。
本書の内容は、広告業界に限らず、クライアントからの依頼を受けて仕事をする場合に参考になることが多いと感じた。特に、本書の冒頭で触れられているオリエンテーション(企業が広告の意図を制作側に説明すること。略してオリエン)の話が興味深かった。広告制作にとって、オリエンが最も重要なプロセスであること、クライアントの本音は(クライアントが言語化できてないがゆえに)しばしば隠されていること、制作側とクライアントとのコミュニケーションの中でク -
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クリエイティブエージェンシー・タグボート。岡康道氏の考える仕事論。端的に言い表すとつまらないおじさんの話も面白そうに聞く技術者である営業からクリエイティブに移行した氏の話は面白い。その先の日本へ、から大きく変わった、心をざわつかせる仕事論。
(1)クライアントがどんな悩みを抱えているのかを発見する力こそが広告制作者に求められる最も必須な能力。
(2)企画は発想の結果。結果からプロセスは見えない。
本質は加工されて初めて広告になる。
(3)トップと制作者が直接話が出来れば企業の意思がクリアに見えて広告の方向性が定めやすい。
(4)50の法則。年に映画を50本、本も50冊、大好きな横浜BSの試合も