東京農工大学の学生の皆さんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰かに物事を伝えるとき、言葉を使って、相手に耳で聞いて理解してもらう場合と、文章にして、相手に目で読んで理解してもらう場合とでは、それが同じ内容であっても、捉えられ方によっては少し誤差がでてしまう時があると思う。
言葉だと、声の緩急や強弱や表情で、こちらの感情が伝わるけど、文章は、雰囲気やニュアンスみたいなもので誤魔化せない。違う解釈をされないように気を配らなければならない。
白石さんは、誠実で厭味のない美しい日本語を使い、それを読んでいる人の気持ちを最大限に想像して、よく伝わる丁寧な文面で回答する。
べつに、頓知や言葉巧みさに優れているわけじゃない。
何といっても、白石さんの人柄が良いと -
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Posted by ブクログ
東京農工大学生協工学部店の利用者から生協への質問・意見、要望(ひとことカード)に対する、白石さんのウィットでユーモアに富んだ答えが痺れます!
“もういやだ 死にたい“
→“生協という字は「生きる」「協力する」という字を使います。だからといって、何がどうだという事もございません。このように、人間は他人の生死に関し、呆れる程、無力で無関心なものです。本人にとっては深刻な問題なのに、何だか悔しいじゃないですか。生き続けて、見返しましょう!“
おしつけがましくなく、これほど真理を得た答えってなかなかないですよね。
白石さんのような思慮深く謙虚で温かい人に憧れます。 -
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Posted by ブクログ
結構前だけど話題になり覚えていた「生協の白石さん」。
読み終えて一番びっくりしたことは白石さん、男性だったんだ…!!!!ということ笑。自分の大学生協もそうだったけど、職員さんはほぼ女性しか見たことがなく、「生協」というイメージからも勝手に女性だと思っていた。実際に世間では「おばさん」だと思われていたとのこと。表紙のイラストも男女どちらともとれる巧妙なトリミング…と見返していて思ったけど、よく見たら著者名に「白石昌則」とちゃんと書いてありましたね。笑
それと白石さんは農工大の生協の方だったのだなぁ。
ほっこりした回答と、どんなコメントでも受け止める度量、生協の商品に繋げる機転が効くところが、読 -
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