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生協の組合員の要望カードに職員の白石さんが返信をする、という内容の本なのですがとてもすごい
悩み相談には雑学を交えながら軽やかに助言するし、下ネタ質問にはサラッと避けて返すし、生協に関係する質問が来たらシンプルで丁寧に返すし、考えすぎてないのが分かる絶妙な塩梅の返信でいい
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誰かに物事を伝えるとき、言葉を使って、相手に耳で聞いて理解してもらう場合と、文章にして、相手に目で読んで理解してもらう場合とでは、それが同じ内容であっても、捉えられ方によっては少し誤差がでてしまう時があると思う。
言葉だと、声の緩急や強弱や表情で、こちらの感情が伝わるけど、文章は、雰囲気やニュアンスみたいなもので誤魔化せない。違う解釈をされないように気を配らなければならない。
白石さんは、誠実で厭味のない美しい日本語を使い、それを読んでいる人の気持ちを最大限に想像して、よく伝わる丁寧な文面で回答する。
べつに、頓知や言葉巧みさに優れているわけじゃない。
何といっても、白石さんの人柄が良いと思う。本の途中と最後に書かれている白石さん本人のひとことカードについての想いからもそれが読み取れる。
学生たちのモラルも良い。
悪ふざけにならない境界線を守っており、ちゃんと「良い加減」」を弁えてると思う。本に載ってる分に関しては✋
白石さんは今も勤務し、回答をしているのだろうか。もし異動してたら、後任が変なプレッシャーを感じてはいないだろうか。
『ロックの三大要素』なる質問に対しての回答には、
センスのカタマリを感じました✨
続編が出てるみたいやから読んでみよう♪
爆笑するものは少ないが、切り返しとユーモアが絶妙。
見た事も会ったことも無い白石さんやけど、もし彼が笑点の大喜利に出たら…
…きっと山田君は忙しくなる。
2013年04月10日
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東京農工大生協の「ひとことカード」での受け答え。
生協の白石さんが学生の「ひとこと」に真摯に、ユーモアたっぷりに返答する。
愛は売っていないのですか…?
-どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。
学長の日程おしえてー
-細かいことはわかりかねますが、色々とお忙しい様です。
大爆笑ではないけれど、くすっと笑える、ほんわか心があったかくなる。
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大学の生協職員と学生との交流を綴った本。白石さんの心温まる大人のコメントが絶妙。読んでいて楽しくなる。白石さんの愛情と真摯な対応に脱帽。まねしたくてもなかなできるものではない。
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何でも丁寧に答えてくれる白石さん
キャバ嬢のメールテクニックでも使えそうな
切り替えしがとてもいい
爽やかな読後感はやはり
白石さんの人柄が想像できるからだろうか
文体に人の良さがあらわれ
言葉の使い方一つで人は気持ちよくなれるというのを
実感できる一冊
新しいビジネス書として読んでみるのも面白い
いいんです、えぇ。
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私は頭が固いほうだと思う。なので、この白石さんを尊敬します。こんな柔軟な答えが出来るなんて〜!
まず、質問(問い合わせ)を読んで、白石さんの答えを読む前に自分ならどう答えるか考えてから読むといいかも。
内容は、東京農工大学の生協に寄せられた「ひとことボード」にどんな難問でもさらりとイキな答えを回答してくれる白石さんの返答をまとめた本です。
よくスーパーの「お客様の声」も立ち止まって読んでしまう私にはかなりヒットでした。
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少し前に流行ったらしいのですが、その時には読んでおらず、今更だけど面白そうだったので読んでみました。
学生さんのある意味くだらない質問・要望に、真面目な文体や内容で真正面から答えている白石さんがユニーク。
やっぱり学生は、学校の単位とお菓子の要望が多いですね…。
白石さんは名前の通り、男性なのですが、学生さんには勝手に女性(何なら、おばちゃん)と思われているのが面白い。
今年(2023年)4月には、新刊「帰ってきた生協の白石さん」が出るんだとか。こちらも楽しみ。
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最初は、女性だと思ってました。
文才あふれる、優しく、時にはボケる答え方からそう思っていたのですが・・・
どんなことにも誠実に、時にはユーモアを交えて、答えてくれるから、おちゃらけな質問をしたくなるんですね。
常に、学生よりも一枚上手な白石さん、こういう方がいるお店に行ってみたいです^_^
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誰も傷つけることなく、どんな質問でも受け止めてくれるような優しさと文才溢れる素敵な回答に引き込まれた。言葉選びが上手く、そのような言い回しがあるのかととても勉強になる。
もし農工大の学生だったら私も白石さんに質問してみたくなると思う。
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ひとことカードに対する回答なので文字数が少なくサクサク読めました50分くらいで読破。農工大生と白石さんのキャッチボールはいいですね。白石さんの親身な受け取りかたと愛のある受け流しかた、たまに脱線おちゃらけに好感がもてました。
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結構前だけど話題になり覚えていた「生協の白石さん」。
読み終えて一番びっくりしたことは白石さん、男性だったんだ…!!!!ということ笑。自分の大学生協もそうだったけど、職員さんはほぼ女性しか見たことがなく、「生協」というイメージからも勝手に女性だと思っていた。実際に世間では「おばさん」だと思われていたとのこと。表紙のイラストも男女どちらともとれる巧妙なトリミング…と見返していて思ったけど、よく見たら著者名に「白石昌則」とちゃんと書いてありましたね。笑
それと白石さんは農工大の生協の方だったのだなぁ。
ほっこりした回答と、どんなコメントでも受け止める度量、生協の商品に繋げる機転が効くところが、読んでいて面白かった。
自分の大学にも「ひとことカード」はあったはずだけど、見た記憶すらない。勉強でもプライベートでも悩み多い大学時代に、キャンパスにこのような癒しの空間があったらそりゃあ人気出るだろうな。
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気負いなく軽く読めるし、心が軽く温かくなれる本。
一言カードの返信だけでなく、白石さんのちょっとしたエッセイも面白く、さらっと読んだのに読み応えがあった。
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これ流行ったのって何年前だったかな?Twitter?
すっかり忘れてますが、当時比較的白石さんが勤める大学に近かったところに住んでいた&通勤途中にあったので、当時から読みたいなぁとは思ってたのよね。
学生の一言カードに、ちょっとしたユーモアを交え返信したものをまとめた本。
今見ても面白かったので、きっといつの時代で読んでも楽しいんだと思います。
流行していた頃、白石さんは勝手に女子だと思っていたので、男子と知ったときはびっくりしたものです。
すごくいい人なんだと思う。
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ネットでちらちらと評判は存じていたのですが、すごい人気だなぁと。
確かに面白い。
学生は悪戯半分で意見を書いて、放り込んだりしているんだろうけれど、回答担当の職員・白石さんはすごくユーモアたっぷりに、真面目に答えてくれていて。
これは、書いた当人は嬉しいし、何より、「このひと面白い!」ってなっちゃうだろうな。
普通ならこんなん答えられない!とか、明らかに悪戯だ!みたいな意見でも、きちんと返していて。
この姿勢は素晴らしい。
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だいぶ前に同僚の sato-yu に貰って、やっと読みました。
なんか確か、私の出身大学のひとことカードも結構これに近いノリだったような気がするんですが、うろ覚え。
ほんわかしていいですね〜。
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Q 単位、欲しいです
A 私は単車が欲しいです。お互い、頑張りましょう!
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どうと言うことも無い気楽な一冊なのですが、白石さんの短文には謙虚さとリベラリズムとユーモアへの信頼に満ちた信念が感じられて、素敵です。
(読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)
Posted by ブクログ
素敵。
学生の品のない質問にも共感してしまった笑
思い出と、酸っぱい後悔とが自然と胸に湧き上がってくる。
もう一度やり直せるなら〜、なんてよく言いあったりするけど、そうねえ、ガチに中学生くらいの骨格をつくる所から出直したいな。
そうすれば卒論がもうちっとはマシに(省略)
Posted by ブクログ
生協が学生の要望を聞くための「ひとことカード」掲示板。
全国の生協でその取組みが行われているが、2005年に東京農工大学の「ひとことカード」が急に注目を集めた。
それは、職員である白石さんの、面白い回答ガネットで紹介されたからだ。
例えば商品に関係ないコメント「愛は売っていないのですか?」というのに対し、「どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意下さい。」と返しています。
白石さんのユーモアセンスに癒されます。
Posted by ブクログ
途中にコラムとして差し込まれたところ含めて面白かったです。没とした回答イメージ、"何が『豆?』でございましょう。舐めるのは [..] " と煽りかけた、というエピソードが印象に残りました。