白石昌則のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰かに物事を伝えるとき、言葉を使って、相手に耳で聞いて理解してもらう場合と、文章にして、相手に目で読んで理解してもらう場合とでは、それが同じ内容であっても、捉えられ方によっては少し誤差がでてしまう時があると思う。
言葉だと、声の緩急や強弱や表情で、こちらの感情が伝わるけど、文章は、雰囲気やニュアンスみたいなもので誤魔化せない。違う解釈をされないように気を配らなければならない。
白石さんは、誠実で厭味のない美しい日本語を使い、それを読んでいる人の気持ちを最大限に想像して、よく伝わる丁寧な文面で回答する。
べつに、頓知や言葉巧みさに優れているわけじゃない。
何といっても、白石さんの人柄が良いと -
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Posted by ブクログ
東京農工大学生協工学部店の利用者から生協への質問・意見、要望(ひとことカード)に対する、白石さんのウィットでユーモアに富んだ答えが痺れます!
“もういやだ 死にたい“
→“生協という字は「生きる」「協力する」という字を使います。だからといって、何がどうだという事もございません。このように、人間は他人の生死に関し、呆れる程、無力で無関心なものです。本人にとっては深刻な問題なのに、何だか悔しいじゃないですか。生き続けて、見返しましょう!“
おしつけがましくなく、これほど真理を得た答えってなかなかないですよね。
白石さんのような思慮深く謙虚で温かい人に憧れます。 -
Posted by ブクログ
大好きな生協の白石さんが
18年ぶりに帰って来た!
令和の大学生からの質問と
平成の大学生(現在40代)からの質問の2部構成。
白石さんとは同年代なので、
駄洒落のセンスに
なんだか馴染みがある感じがするんだよなあ。
現実頭皮、とか
バズるには助さんより拡散だ、とか
私は大好きよ!
猛暑、酷暑の次はどうなるの?
の答えは、
秋がくるでしょう、と。
落語のオチみたいなシンプルさ!
毒と優しさと
あざとさ。
全てを包み込む笑いのセンス。
おかえりー!白石さん!
18年前、大ブレイクしたけど、
今はどうなんだろ?
令和の時代に
この典型的な昭和感溢れる
駄洒落はウケるのか?
質問と回答だ -
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Posted by ブクログ
生協の白石さん、何冊か本が出てるんですね。どのようなものか知っているつもりですが、本として読んだものはこれだけです。
前半は令和の大学生からの質問47として、学生や若い人とのやり取りで、質問も回答もほぼ大喜利ですね。後半は平成の大学生からの質問57として、かつて大学生だった、現在は年齢層が上の方の質問への回答です。新しい職場環境のせいでしょうか、返しの上手さは変わらずですが、決して茶化さず、時に励ましもあったりで、真摯な回答も多い。なかなか軽く笑えない世の中の雰囲気も影響しているかもしれません。
コラムと後書きには、仕事の現場の話や転職の話が書かれており、ご自身のことにも真剣に向き合う姿勢と人 -
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