平林祥のレビュー一覧

  • イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方

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    創意工夫と言い換えるとイメージしやすいのかも。
    イノベーションの設計者(メンバーがイノベーティブになれるような環境を整える人)にこそマネジャー・リーダーはなれというお話。

    ・本書でのイノベーション=昨日までとは違う行動によって、成果を生むこと。
    ・精神力で対応しようとするな
    ・適切なシステムと習慣とプロセスを設計せよ
     ベンチャー時代を懐かしむのではなく(システムやプロセス・ポリシーをないがしろにしてはいけない)、これらを微調整することで、革新的な行動を促すように再設計
    ・モデル フォーカス(これが最も重要)ーつながるーひねるー選ぶーひそかに進める+あきらめない(5つの行動+1)
    ・イノベー

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    2021年04月24日
  • ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望

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    ブロードキャストコミュニケーション vs. オーラルコミュニケーション

    ミーム(リチャード・ドーキンス)
    人の心から心へコピーされる情報

    オーラルコミュニケーション・モデルの文明において、無傷のまま生き残った情報=物語

    物語とはコミュニケーションの一つの形態で、語りの世界観をオーディエンスに伝えるための手段である。そのために語り手は、実在または架空のキャラクターを舞台に上げ、彼らの身に何が起こるのかを示してみせる。個々のキャラクターは自らの価値観をもとにゴールを目指すが、語り手の世界観に従い、ゴールまでの過程で困難に出会ったり、成功を手にしたり、挫折したりする

    物語の明確な真理
    ストー

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    2014年02月12日
  • ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望

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    商品の良さを間接的に訴えるソフトセルや
    商品の良さを直接的に訴えるハードセル、そのような広告手法が従来は一般的であった。

    しかし、これからの時代は、違う。
    今迄は違う見るものに共感を与えるストーリーこそが
    広告に使われるべきだとこの本は主張していた。
    今までとは違う手法が、実践で使えられるように、
    こと細かく記載してあり、大変参考になった。

    ★KEY point
    ・物語とは語り手の世界観を伝えるための手段
    ・物語の最初の構成要素は"真理"
    物語の大事なポイント
    ・具体性:必要な情報を提示して、コンセプトを具体的に示しているかどうか。
    ・共感性:キャラクターの価値観に、オ

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    2014年04月16日
  • イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方

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    ネタバレ

    面白かった。が、こういう本はそれで終わらせてはダメで、何か実践しないと意味がない。以下の点は心に留めて、普段の仕事で何か実践したい。

    1. フォーカス
    網羅的な目標ではなく、ビジネスに貢献する目標に集中する(させる)。

    3. アイデアをひねる
    作り込み過ぎる前に相談する(させる)、試す(させる)。
    小まめなフィードバック(フィードバックを受け入れるかどうかは担当者に委ねる)。

    4. アイデアを選ぶ
    選別基準の策定と定期的な見直し。
    他部署の視点を入れる。

    6. あきらめない
    部下の成長を信じる。
    部下の経験、情熱を活かせる仕事を任せる。

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    2019年10月15日
  • イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方

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    イノベーションを起こすだけでなく、部下やメンバーがイノベーションを起こす仕掛けをどう作るかを示唆してくれる。参考文献も豊富。

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    2017年01月28日
  • イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方

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    これ、ちょっと面白い!
    自分でイノベーションをどう起こすか を書いているのではなく、イノベーションを起こす組織やマネジメントをどうするかが書かれている本。

    本書でイノベーションとは、「昨日までとは違う行動によって成果を生むこと」と定義しています。
    また、リーダの仕事は「イノベーションを起こすことではない」ときっぱり言っています。えぇ!!と思うじゃないですか。
    リーダの仕事は「イノベーションの設計者(アーキテクト)となること」そして「部下のために日常業務の一環として革新的な行動を実践できる職場環境を整えること」

    そういった意味では、本書はイノベーション製品を作り出すというよりも業務革新をどう

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    2015年07月11日
  • ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望

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    たわいもない雑談でキャンベルの神話母型の話を持ち出したら強く勧められた本です。実践と事例とキーワード、さらには著者の情熱がページに満ち溢れています。コトラーのマーケティング4.0と完全にシンクロしていると思いました。しかし、マーケティングの大家が自己実現のマーケティングを、進化と捉えているのに対して、バイラルムービーの勇者は従来のマーケティングを「ダークアート・マーケティング」と否定し、「エンパワーメント・マーケティング」の時代であることを饒舌に語ろうとしているところに迫力を感じました。さあ、日本はCSVを取り込むことが出来るか?キーポイントは2020年であることは間違いない?!

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    2015年07月05日
  • ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望

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    一言でいえば、色々と示唆を与えてくれる良書である。

    この本は、マーケティングでも、何らかのプロジェクトでのリーダーシップでも、実際に何らかの創作活動でも、ストーリーを生み出すことが必要な人へ「定石」を示してくれる。
    どんな活動でも「定石」があり、それを基本的には使いこなしているのは周知の事実だし、うまくいっているものは、多かれ少なかれそういうものだ。

    この本を読んで色々と考えたのは、「リーダー」のことである。次のリーダーに必要なのは、以下の4つのポイントだと考えるようになった。

    * 語るためのビジョンと言葉
    * 感性に訴えかけるUX
    * 技術に対する広い知見
    * 収益獲得とコスト削減アイ

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    2013年12月30日
  • イノベーションは日々の仕事のなかに ― 価値ある変化のしかけ方

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    イノベーションのリーダーたる者に向けた一冊。保守的になってはいけませんね…
    イノベーションの必要性。
    ・イノベーションは目標を達成し、さらには超えるのを助ける。
    ・イノベーションは、仕事に対する満足感を高める。
    ・イノベーションを主導する能力は、人事考課において重要性を増しつつある。
    ・イノベーションは、世界をよりよい場所にする。

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    2015年02月10日
  • ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望

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    ストーリーを活かしたマーケティングをおこなうといいと。実践的にどのように構築すればいいのかの演習付き。神話の時代から通じるストーリー、元型(アーキタイプ)、など。古くは女性にタバコを吸わせるマーケティングから、スターウォーズ、アップル、オバマまで幅広く事例を取り上げている。途中のアメリカの政治の話など、わかりにくい部分もありだれる感じだが、後半盛り返すので、そのおつもりで。

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    2014年03月27日