伊藤美佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
結構、自分の過去を振り返って、子育てに現れている「イライラ」などの影響を考えるという、カウンセリング的なアプローチだった。
本のパッケージというか、宣伝とは結構違う感じ。
でも、臨床心理士の知識もある自分にはかなり、しっくりきた。
割合、スキーマセラピーっぽい感じ。
Case formulationまでしてたら、認知行動療法っぽかったかもw
でも、Case formulationをしていないので、実際にどういう理由でイライラしているのか、そこまで深掘りできず、なんとなく、で理由を過去に求めたりしてしまうかも。また、自分の内省がそこまで得意ではない人にとっては、結構「ピンとこない」話かも。 -
Posted by ブクログ
これから第1子の子育てが始まるので、参考にしたく手に取った。
第一章では子供の行動の理由をマンガで分かりやすく説明してくれていて、その対策も併せて解説してくれている。
第二、四、五章ではモンテッソーリ教育を基に、子供への接し方を解説してくれている。
第三章ではハーバード式を基に、9つの知能を基に、それらの知能を伸ばすための遊びを解説してくれている。実際に取り入れたいと思うものばかりであった。
モンテッソーリ教育の章では、子供の好奇心を育てる為に、大人が先回りしない、子供の行動の背景を考えることが子供の自信をつけることに重要だと知ることができた。
子供が小学生になるまで手元に置いておいて、子供の知能を伸ばすのに参考にしたいと思える本です。 -
Posted by ブクログ
モンテッソーリ教育について勉強する入門として、とても参考になりました。
内容も読みやすく、気軽に1日で読めるボリュームです。
本書の要旨は以下の通り。
(1)人間には生まれた時から9つの多重知能があり、これらをバランス良く育むと良い。
①体
②言葉(表現力)
③数(ロジカル)
④絵(クリエイティブ)
⑤自然(感受性)
⑥感覚(センス)
⑦音楽(リズム感)
⑧自分(内省・目標達成)
⑨人(コミュニケーション)
(2)乳幼児期にこれらを育むには、バランス良く全ての項目においてフロー状態(没入・集中)を何度も経験させる。
これにより、各項目における集中力が向上するとともに、達成感による得意意識が向上する。
(3)日常において、どの項目をのばすかは、子ども本人が決める。
なぜなら、本人にはプログラミングとしてその適正期が分かっているから。
だから、おもちゃを与えたり遊ぶ際も、親が決めて与えるのではなく、親は選択肢を与えるというスタンスが重要。
(4)遊ぶ際は、まずは大人も一緒に遊び、やってみせる。
そして興味を持ったら、そのままフロー状態が終わるまで静かに見守る。ちゃちゃを入れない。
(5)このプロセスを日々スムーズに履行できるよう、片づけすぎない。子どもに分かりやすい見せる収納を心がける。
(6)フロー状態で遊んだおもちゃは、早ければ2週間で飽きる。その時はまた新しいおもちゃを与える。おもちゃをどんどん与えることを躊躇しない。
(番外編)
①小学校に入るくらいまでは、基本的我慢させなくても良い。子どもの意志を尊重するスタンス。
②イタズラは成長のサイン。
とある伸ばしたい能力があり、それが結果、親にとってはイタズラに見えている。
何を伸ばそうとしているのか観察して、代用品を渡すか、満足するまでやらせる。
③9つの多重知能を伸ばす、具体的な遊び方は本書を参照。 -
Posted by ブクログ
■困った行動にイライラしちゃう
ハイライト(青) - 位置132
これがやりたい ! 」というのは 、 「今 、この能力を伸ばしたい ! 」という成長の表れ 。こんなときは大きな紙を敷くなどして 、 「自由に描いてもいい場所 」をつくってあげます 。そのうえで 、 「ここには何を描いてもいいよ 」 「この中なら好きに遊んで大丈夫だよ 」と子どもに伝え 、その中で思う存分遊ばせてあげましょう 。大切なのは 、ママやパパがイライラしたり怒ったりせずに 、優しく見守ってあげられる方法を見つけて 、許せる範囲で自由に遊ばせてあげること
ハイライト(青) - 位置144
集中できる時間は 、約 「年齢 + 1分 」を目安に乳幼児の場合 、集中できる時間は約 「年齢 + 1分 」と言われています 。短いのですが 、それはまだおもちゃの遊び方を知らないということでもあります 。まず 、今興味のありそうなおもちゃで 、大人が楽しそうにいろいろな遊び方を見せ続けてください 。徐々に集中力は長くなります 。子どもの成長は早いので 、少しずつ遊び方のレベルを上げて見せてあげましょう
■親にとってはフシギな行動だけど……
ハイライト(青) - 位置151
子どもが困った行動をする裏側には 、実は 、 「自分の能力を使いたい ! 」 「自分の能力をもっと伸ばしたいんだ ! 」という子どもの切なる思いがあります 。
ハイライト(青) - 位置164
まずおもちゃを出してもいい範囲を子どもと決めて 、その中で好きに遊ばせてあげましょう 。 「このマットの上なら 、いくらでもおもちゃを出していいよ 」 「好きに遊んでもいいよ 。だけど 、片づけはしようね 」などと 、範囲を決め 、約束しておくのです 。もちろん 、最初から完璧にできる子どもはいません 。ですが 、 「ママと約束したこと 」 「行動を許してくれたこと 」はきちんと覚えていますから 、次第に信頼関係ができていくのです 。
■気持ちを許された子は、ぐんぐん才能を伸ばす
ハイライト(青) - 位置189
子どもの好きなようにさせていると 、ある時点で満足をした顔をして 、次の遊びをし始めることがあります 。それは 、決して飽きっぽいのではなく 、その子がその行為をやりきり 、能力を思う存分使うことができたから 。そしてまた別の能力を使うことに関心が向き始めるのです 。
■親自身も育児が楽しく、気持ちがラクになる
親の嫌がることをするときは「欲求不満」の表れ思い通りにならないときは欲求不満となり、刺激を求めます。親の「やめなさい」といった反応はまさに刺激です。欲求不満を解消しようとわざと親の嫌がることをするのです。まず、コンロのスイッチを触りそうになっても過剰に反応せず、冷静に行動を制し、興味のありそうな遊びへと誘いましょう。また思い通りにならないのはどこかをよーく観察し、つまずいているところをサポートしてあげてくださいね。
■0~3歳の脳が「もっとも」吸収する
脳科学的には3歳を過ぎる頃から、刺激を与えても神経細胞がつながりにくくなると言われています。ですから3歳になる時期までに神経細胞をあらゆる分野から刺激しておけば、より多くのネットワークを作ることができるのです。このネットワークの土台がしっかりできていると、それだけ将来の能力につながります
イヤイヤ期は自制心を育てる時期自分の気持ちを自分で収めることも、自制心を育てるためには大事です。代弁しても泣きやまないときは「泣きやんだら来てね」と言って、ママは家事や支度を進めましょう。泣きやんで自分で来られたら「自分で泣きやめたね」とねぎらい、楽しい遊びやおいしい食事で気持ちを切り替えるサポートをしてあげましょう。
■「集中力」に必要な「フロー」とは?
子どもが自分の持っている才能を存分に引き出すためには、乳幼児期にどれだけこの「フロー状態」を経験できるかが重要になります。
接し方1 すべてを受け入れる
親の感覚で否定してしまうと、子供の発想力や想像力が奪われる。
接し方2 自分で選ばせる
子どもに自ら選択させるには、「世の中にはさまざまな価値観があること」を伝えることがとても重要です。夫婦と言えども、異なる環境で育ってきていますから、価値観が違って当然。それでも対立するのではなく、「ママとパパの意見が違うこともある。でも話し合って決めている」という姿を見せることが必要です。そして夫婦で考えが違ってもお互いを尊重し合い、人生を楽しんでいる姿をたくさん見せてあげましょう。 -
Posted by ブクログ
子どもとの関わり方について自分はこれできているかな?と感じた部分が何個かありました。
まず子どものどんな行動でも意味がある…という考えが大事というのは自分の中でわかっていても保育の流れや時間を考えると急がしてしまうこともあります。その中で自分がいかに子どもの能力を遮ることなく言葉がけをするかがすごく大事だと気づきました。
子供がぼーっとしてる時間もいたずらしている時間も大事!!その時の関わり方はもっと大事!子どもが嫌がらせするために行動するなんてことはなく子ども一人一人に必ず頭の中で膨らませてる想像があると思うのでそれを汲み取れるような保育者になろうと思った一冊でした。
ただわかりやすくOK行動のあとももう少し深掘りしている内容があればいいと思いました。
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Posted by ブクログ
子どもの自立であり、親は子どものそばに寄り添い、見守る存在でいることが大事。決して手を貸したり、世話を焼いたりする存在ではなく、子どもの能力を引き出す存在である
旬の時期に必要な環境を用意することが、親の大事な役割なのです
子どもの成長過程では、「この時期に、この能力が発達する」という旬の時期があります。
モンテッソーリ教育では、この時期のことを「敏感期」と呼んでいます。
年齢的には6歳までが敏感期とされ、特に将来の人格や人生の土台となるような発達の敏感期は、3歳までに最も強くあらわれるといわれています
大人が使う言葉を使ったほうが、言葉の理解は早くなります。
多重知能理論
人間は8つの知能(言語的知能、論理数学的知能、空間的知能、身体運動的知能、音楽的知能、対人的知能、内省的知能、博物的知能)を持つ
9つの知能をバランスよく鍛えておくと、大きくなったとき、どんな環境にも対応できる「土台」ができあがっている
発達段階に合わせて、それを強化するような運動をさせること。
乳幼児期の子どもは、音を聞き分ける能力に長けています
「数」を教えるには、①数唱(イチ、ニ、サンという呼び方)②数量(具体的な現実)③数詞(1、2、3という数字そのもの)の三拍子をそろえないと、子どもは数を理解できません
さまざまな角度からとらえられる空間認識力が発達することによって、平面図を見て立体を想像したり、ボールを投げたりつかんだり、地図を見て行き先を把握できるようになります。
空間認識力を伸ばすには、積み木や折り紙などが最適
「絵」の知能
ほどよい距離感を学習した子どもは、大きくなってからも人との距離感を上手にとれる
「自然」の知能とは、自然や人工物の種類を識別する能力のこと
五感で楽しみ、じっくりと観察すること
感じる心
敏感期である乳児期に、できるだけ多くの自然に触れさせ、知的欲求を満たしてあげることが大切
美術館などで本物の芸術に触れたりするのもいい
乳幼児期はさまざまな音楽、特にクラッシックなど一流の曲を聴くことが大切
新鮮な野菜など、できるかぎり自然に近い味を口に入れるようこころがけることが大切
赤ちゃんがお母さんに抱っこされると落ち着くのは、お母さんの匂いを嗅いで安心する
言葉で表現してあげてください。言葉と寒色が一致して、子どもの認識力がアップします。
同世代の子どもだけでなく、さまざまな年代の人とコミュニケーションをする機会をたくさん持つこと
保育園や幼稚園は、人間関係やコミュニケーションを学ぶ絶好の場ととらえることが大切
フロー状態を経験できるか
フロー状態に入る5つのステップ
1、やりたいことをする
同じ場所にいつも同じおもちゃを置くこと
2、何度もやる
できるかぎり「見せる収納」
3、集中してやる
むやみに話しかけないこと -
Posted by ブクログ
3歳までに残った脳の神経細胞で一生を過ごす。なのでそれまでに新しいことを学んだり体験したりして、神経回路を数多くつなげることが必要。(神経回路のネットワークが作られる第一次のピークは0-2歳、次が3-5歳、遅くとも小学校入学前までにある程度の経験をしておけば十分取り戻せる。)
以前に読んだ他のモンテッソーリ教育の本よりも、分かりやすく、具体的な育て方・遊び方がたくさん載っていたのが良かった。
子供の持つ九つの知能
・学力
言葉、数、絵
・感性
音楽、感覚、自然
・運動
体
・社会性
人、自分
九つの知能は誰もが生まれつき備えているが、どの知能がどの程度伸びるかは乳幼児期にどんな遊びや経験をするかによる。
いたずらやフロー状態で何か一つのことばかりやるというのは、本人がその知能を伸ばしたがっている時。その環境づくりが親の役目。