あらすじ
「9つの知能」で子どもの才能を見つけ、「集中(フロー)状態」でぐんぐん伸ばす!
史上最年少プロ棋士・藤井総太さんが幼児期に受けた教育として、
一躍脚光を浴びた“モンテッソーリ教育”。
最も脳が発達する幼児期に受けることで、抜群の集中(フロー)力が育ちます。
ただの好奇心やこだわりも、フロー状態に入ることで、
誰にも負けない才能に育っていきます。
とはいえ、子どもにどんな能力があり、どの部分を伸ばしてあげればよいか
悩む親は多いもの。
本書では、ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」をベースに著者が日本人向けにアレンジした「9つの知能」で運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など子どもが持つさまざまな能力を見ていきます。
さらに、「9つの知能」を伸ばすオリジナルのメソッドを40種類紹介。
どんな家庭でも、楽しく、かんたんに子どもの才能を伸ばすことができます。
子どもの「困った行動」も、「才能の芽」に見えてくるため、
「はじめて子育てが楽しいと思えるようになった」
「子どもにイライラすることが少なくなった」
「怒ることがなくなったので、自分もラクになった」
こんな喜びの声も多数届いています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
モンテッソーリ教育について勉強する入門として、とても参考になりました。
内容も読みやすく、気軽に1日で読めるボリュームです。
本書の要旨は以下の通り。
(1)人間には生まれた時から9つの多重知能があり、これらをバランス良く育むと良い。
①体
②言葉(表現力)
③数(ロジカル)
④絵(クリエイティブ)
⑤自然(感受性)
⑥感覚(センス)
⑦音楽(リズム感)
⑧自分(内省・目標達成)
⑨人(コミュニケーション)
(2)乳幼児期にこれらを育むには、バランス良く全ての項目においてフロー状態(没入・集中)を何度も経験させる。
これにより、各項目における集中力が向上するとともに、達成感による得意意識が向上する。
(3)日常において、どの項目をのばすかは、子ども本人が決める。
なぜなら、本人にはプログラミングとしてその適正期が分かっているから。
だから、おもちゃを与えたり遊ぶ際も、親が決めて与えるのではなく、親は選択肢を与えるというスタンスが重要。
(4)遊ぶ際は、まずは大人も一緒に遊び、やってみせる。
そして興味を持ったら、そのままフロー状態が終わるまで静かに見守る。ちゃちゃを入れない。
(5)このプロセスを日々スムーズに履行できるよう、片づけすぎない。子どもに分かりやすい見せる収納を心がける。
(6)フロー状態で遊んだおもちゃは、早ければ2週間で飽きる。その時はまた新しいおもちゃを与える。おもちゃをどんどん与えることを躊躇しない。
(番外編)
①小学校に入るくらいまでは、基本的我慢させなくても良い。子どもの意志を尊重するスタンス。
②イタズラは成長のサイン。
とある伸ばしたい能力があり、それが結果、親にとってはイタズラに見えている。
何を伸ばそうとしているのか観察して、代用品を渡すか、満足するまでやらせる。
③9つの多重知能を伸ばす、具体的な遊び方は本書を参照。
Posted by ブクログ
苦労も沢山あるかもしれないけど、子育て楽しそう!と思えた。絵本の読み聞かせと、博物館巡りは母が本当に良くやってくれたてたなあ。家で始められるものも多く、いつかの参考としたい。
Posted by ブクログ
3歳までに残った脳の神経細胞で一生を過ごす。なのでそれまでに新しいことを学んだり体験したりして、神経回路を数多くつなげることが必要。(神経回路のネットワークが作られる第一次のピークは0-2歳、次が3-5歳、遅くとも小学校入学前までにある程度の経験をしておけば十分取り戻せる。)
以前に読んだ他のモンテッソーリ教育の本よりも、分かりやすく、具体的な育て方・遊び方がたくさん載っていたのが良かった。
子供の持つ九つの知能
・学力
言葉、数、絵
・感性
音楽、感覚、自然
・運動
体
・社会性
人、自分
九つの知能は誰もが生まれつき備えているが、どの知能がどの程度伸びるかは乳幼児期にどんな遊びや経験をするかによる。
いたずらやフロー状態で何か一つのことばかりやるというのは、本人がその知能を伸ばしたがっている時。その環境づくりが親の役目。
Posted by ブクログ
いたずら(=好奇心)の欲求を満たす
自然と触れ合う
一流の美術や音楽に触れる
リアルを体験させる
色んなコミュニティに属する
フロー状態を経験させる
子どものペースを守る
Posted by ブクログ
モンテッソーリのことが分かりやすく書いてあったと思います。ただ、深掘りすることはないので、浅く広くといった感じなのでしょうか。
タイトルのハーバード式の意味はよく分からないです。
自分の子育てでやれてないことを気が付けたので、振り返りに良かったです。
Posted by ブクログ
モンテッソーリ教育に基づいた才能の伸ばし方がわかりやすく書かれていた。
9つの知能から才能を引き出すための具体的な遊び方が載っていたため実践していこうと思った。ひとつの知能だけではなく、全体的にバランスよく伸ばしていくことはこれからの時代を生きていくために大切だと思った。
基本的なことがわかりやすく書かれている。
Posted by ブクログ
どの能力も伸ばしてあげたいな
そのカテゴライズと伸ばし方がよくわかる本
でも全部は真似できないから出来そうなもの、
意識できそうなものを取り入れてみようと思った
Posted by ブクログ
■総論:
現在話題のモンテッソーリ教育についての概念とHowTo本。全体、子育てにおいて「親は子供の才能を引き出す存在」であり、『9つの知能』を引き出すためのHowToが記されている。
・読書時間:3時間程度
・ボリューム:239ページ(文字も大きく行間スペースも広いのでサクッと読めます。)
■こんな人にお勧め:
・これから育児を始める人(0ヶ月〜のHowToもあるので大きくなってから、ではなく産まれる前に読むのがオススメ)
・モンテッソーリ教育に興味があり、具体的にどんな教育をしたらいいのかHowToまで知りたい人
■どういう内容の本なのか(事実・刺さったこと):
・敏感期 良質な運動、感覚、聴覚、視覚)、言語に触れさせる(0〜6歳がポイント)
→旬の時期に合わせた運動に集中させる
→美術館に行く、24色の色鉛筆をあげる
→クラシック音楽を聴く
→たくさん話しかける、できるだけ大人の言葉で
・イタズラは能力を伸ばしたい
・9つの知能
・フロー状態を認識する(集中力)
やりたいことをする
何度もやる
集中してやる
達成感を味わう
満足する
・8つの心得
子供のすべてを受け入れる
いつも子供と「楽しい!」をつくる
子どもが満足するまでやらせる
子どもに選ばせる
子どものやっていることを待つ
自然の中で子どもとたくさん遊ぶ
子どもに解決させる
間違いを訂正しない
・その他各旬に合わせた具体的HowTo
■面白かった点・いまいちだった点(感想):
・良かった点
そこまで回りくどくなく、読みやすく、具体的なHowToも記載があり、産まれてから何をするべきかイメージをつけやすかった。
産まれた後も月に1度は目を通し、立ち返りたい。
・いまいちだった点
特になし。
■私自身、本の内容をどう解釈し、考えたのか(解釈・自論):
モンテッソーリ教育の概念と、具体的なHowToや心得を学ぶことができてとても勉強になった。
自分がどこまでできるかどうかは不安ではあるが、この本に沿って教育していきたいと思った。
本も読みやすく、育児が始まった忙しいタイミングでも隙間時間で読めそう。
■行動目標:
・howtoはtodoリストに入力
・心得はメモに残し、目を通せる場所に
・月に一度本に目を通し、立ち返る場所とするわ
Posted by ブクログ
いたずらは成長のサインなので見逃さず飽きるまでやらせることがいま自分の子供に必要だとこの本を読んで感じた。
没頭させてあげられる環境を作ったり、様々な経験をさせ本物をみせたり、当たり前だけど意識していることが大切だと思った。
Posted by ブクログ
プロのエキスパートの仕事の取り組み方のように、
子どもも日々の成長するための環境を整えてあげることが大事。
そして、何らかの活動に子どもが取り組んでいる際は、プロと接するような態度で接してあげることが大事。
Posted by ブクログ
・9つの知能
①体の知能(運動)
線上歩行→普段の姿勢も真っ直ぐになる
②言葉の知能(学力)
あめんぼあかいななど古典の読み聞かせ
英語絵本
「机」「椅子」と書かれた紙を机や椅子に貼る
③数の知能(学力)
100玉そろばん
比較遊び どっちが大きい重たい長い高い
④絵の知能(学力)
積み木や折り紙、美術館
⑤自然の知能(感性)
⑥感覚の知能(感性)
味覚、嗅覚、触覚
⑦音楽の知能(感性)
朝はクラシックの名曲を流す、など
⑧自分の知能(社会性)
手鏡遊び
⑨人の知能(社会性)
老若男女と接する機会を作る
・フロー状態をできるだけ経験させる
・片付けを教えるのは意思疎通が出来るようになってから
・8つの心得
①子どもの全てを受け入れる
②いつも子供と「楽しい」を作る
→なんでも楽しむという遊び心を養う
③子供が満足するまでやらせる
④子供に選ばせる
⑤子どものやっていることを待つ
→待てる子供に育つ
⑥自然の中で子供とたくさん遊ぶ
⑦子供に解決させる
⑧間違いを訂正しない
→子供が自分で間違いに気づけないと結局何度も失敗を繰り返す
Posted by ブクログ
どこか意識高い系のような雰囲気が漂う本。
能力至上主義というか。
育児にめちゃ余裕があって、賢い子に育てたい!中学受験させたい!みたいなママさんの空気というか。
具体的な赤ちゃんとの遊びの内容が書かれている部分ははいいと感じた。
この本を通して、別に普通の子にのびのび育ってくれたらいいかな〜という、自身の考えに気づけました。
Posted by ブクログ
私は子どもを1人の人間として接することに気を付けているが、その視点でこういった育児関係の本を読むと、いつも当たり前の事を書いているようにしか見えなくて退屈に感じる。
この本もその域を出なかった。
終盤の子どもとの遊び方は参考になる部分もあった。
Posted by ブクログ
具体的な遊び方が例示されているのが良い。ただ、各遊び方の対象年齢が低すぎるようにみえるが、子どもによってはそんなに発達が早いのだろうか…
あと、藤井聡太さんの名前を出しすぎな気がする。ご本人としてはモンテッソーリの代名詞のように扱われるのはアリなのだろうか(公文式のCMに出ていた羽生さんを思い出すが、そちらは当然ご本人との契約なので違和感はない)
Posted by ブクログ
考えられる子供になって欲しいなーとゆるっと思っていて、モンテッソーリもゆるっと齧りたいなと…
子供と何して遊ぼうかなと思った時に、これを見ながら決めたりしています!
長く参考に出来ると思う。
Posted by ブクログ
モンテッソーリ教育の概念というよりは、幼児期の子どもの能力を育むためのプログラム(遊び)の紹介がメイン。にモンテッソーリ教育が素晴らしく、一般的な管理教育を受けた子は引きこもりやニートになってしまうかもしれない(意訳)」というのはかなり極端な気がするが、子どもにどういう力をつけるために、どういうプログラムをすると良いか、というのは分かりやすく、一つひとつの活動に納得のいくものだった。教育書というよりは育児本。
Posted by ブクログ
モンテッソーリ教育について導入書として読んだ。
9つの知能について、バランスよく伸ばせるような環境づくりをすることや、そのための具体的な遊び方については手軽に取り入れられそうと思うものが複数あった。
気になったのは、言語の敏感期について、"赤ちゃん言葉を使うより、大人が使う言葉を使ったほうが、言葉の理解は早くなる。"
と断言しているが、今まで自分が読んだ文献・本では赤ちゃん言葉の有用性が示されたものが多く、この著者がこれらの内容を知った上で自身の経験上でそう考えるのか、それとも別の根拠があって述べているのか疑問が残る。
以下文献
・会話スタイルと状況の、その後の幼児の言語発達への影響を調べた研究(2014年)
→「幼児語を使い,幼児と1対1で話す」事が,幼児の言語発達に極めて重要という結果。
(PMID: 24702819)
・2018年にエディンバラ大学から発表された最新の研究
→赤ちゃん言葉は、赤ちゃんのボキャブラリーを増やし、記憶を高めるという結果。
・「語りかけ」育児(サリー・ウォード著、2001年初版発行)
でも、経験ベースではあるもののベビートークの重要性を伝えていて、研究結果とも矛盾がない。
このほかにも、脳の発達、言語発達に触れる内容について、「〜と言われている」という書き方や断定的な表現をしているところもあるが、医学論文など科学的根拠になる出典がなくそこも気になった。
これらがモンテッソーリの考えなのか、著者の考えなのかは、他の本も読んで検証したい。
Posted by ブクログ
子どもの能力を伸ばすために、定量化できる認知能力だけでなく、非認知能力(やり抜く力など)も伸ばす必要性を述べている。
モンテッソーリ教育は子どもは自ら成長段階に合わせて自動的に伸びることができるため、親はサポートに徹せよという前提があるようだ。
子どもの成長の邪魔を親がしないように注意したい。
Posted by ブクログ
フロー状態を経験させる
ステップ1 やりたいことをする:いつも同じ場所におもちゃを置く
ステップ2 何度もやる:見せる収納
ステップ3 集中してやる:やり切るまでの時間をとって褒める
ステップ4 達成感を味わう
ステップ5 満足する:フローを繰り返す
子供は飽きっぽい
子供は新しいおもちゃを使って成長したいと思っているので飽きる前に新しいおもちゃを用意してあげるとよい
大切なのは、両親が実際に遊んでみせること。そうすることでこどもが自分で判断してくれる
心得1 子供のすべてを受け入れる
いったん子供の言動をすべてを肯定し、受け入れる。否定語を使わずに注意する
心得2 いつも子供と楽しい!を作る
心得3 子供が満足するまでやらせる
ルールをきめる
心得4 子供に選ばせる
様々な価値観があることを教える
親が人生を楽しんでいるこもを子供に見せる
心得5 子どものやっていることを待つ
心得6 自然の中で子供とたくさん遊ぶ
心得7 子供に解決させる
見守る(最初笛を奪った子も気まずくなって自然と渡したりする)
心得8 間違いを訂正しない
自分で間違いに気付けないと結局何度も繰り返す
できたね、とできたことだけ承認する。
ただし、お手本がないと自分の間違いに気付けないため、最初ら親が正しいやり方を見せる
体 1歳6ヶ月〜 線上歩行
言葉 0ヶ月〜 古典の読み聞かせ(五十音順を貼る、あめんぼあかいな
言葉 5ヶ月〜 絵漢字カードをつくる
数 1歳6ヶ月〜 比較遊び
絵 ダイナミックお絵描き 紙の上だけだよと枠組みを伝えておき、約束を守らなかったら中止する
数 2歳〜 ひのきの湯玉 渡したり受け取ったりしながら数を学ぶ
絵 2歳6ヶ月〜 展開図
数 3歳〜 ゼロ遊び 1鳴らそうといって拍手
音楽 3ヶ月〜 リズム遊び 音楽が止まるとストップする遊び
自然 飼育体験、匂いあて、早朝散歩、砂遊び
感覚 2歳〜 料理 3歳くらいで子供用の包丁を
感覚 2歳5ヶ月 秘密袋 同じものを袋から見ずに取り出す
自分 1歳〜 仲間探し イラストを分類する
自分 1歳5ヶ月 粘土遊び
人 2歳〜 汽車ごっこ
Posted by ブクログ
ついつい怒ったり、止めに入ったりしてしまいそうなイメージのしつけだけど、モンテッソーリ的にはよろしくないとのこと。
自然に触れさせ、自ら考えさせ、本人がやりたいことをとことんやらせることが親の役目とのこと。
とはいえ、機会を与えられるかは親の行動に寄るので、その点をまずは意識したいと思った。
後ろのの1/3くらいは、おすすめの遊び方なので、辞書的に使うといいのかもしれない。ヒントはたくさん載っている。
Posted by ブクログ
あまり目新しいことは書かれていない。
9つの知能
多重知能理論の
言語
論理数学
空間
身体運動
音楽
対人
内省
博物
気付いていない才能を見える化する。
Posted by ブクログ
9つの才能を発見し乳幼児期でバランス良く育てる
学力 言葉、数、絵
感性 音楽、感覚、自然
社会性 自分、人
運動 体
間違ってもいいから子どもに解決方法を見出させる、絵と漢字の両方が書かれた絵を用意して、漢字から覚えさせるという、逆転の発想が書かれていた。
Posted by ブクログ
3歳までに読んで起きたい著書
モンテッソーリとか
ハーバードと書かれてると目を惹きますが
まぁよくある育児本かと
後半は家庭でできる
遊びや接し方の具体例メソッドが載ってます
大切な力は
自分で考え解決する力
自分を信じる力
豊かな人間関係を築くコミュニケーション
能力を引き出すために
肯定すること
否定しないこと。
9の知能 運動 学力 感性 社会性
体
言葉
数
絵
自然
感覚
音楽
自分
人
この視点を知り
子供がどんな能力を伸ばしたいかわかる
フロー状態。集中してるときを大切に
これは将来にも役立つ
子供は飽きっぽくていい
スマホやテレビは受け身
子供のすべてを受け入れる
いつも楽しく
満足するまで
待つ
自然遊ぶ
子供に解決させる
間違えは訂正しない。違うでなくよくできた
やりたいことを何度も集中してやることで達成感を味わい満足する
タイトル負けしてるかな
目から鱗!みたいな情報が少なくて残念。恐らく実演する場に行くと感動することもあるのかもしれないが、書籍では頭では分かってる内容が記載されてるといった印象でした。