関裕二のレビュー一覧

  • 出雲大社の暗号

    出雲大社

    ダラダラとした文体で
    読みにくい。
    さっさと結論を記してほしい
  • 古代日本人と朝鮮半島
    飛鳥時代より前の時代の外交や古代国家ヤマトの政体について紐解く書に出会った。今から半世紀前に教科書や社会の先生から習った事がその後の考古学による発見、検証により誤ったことだったことを知りえたことは日本人とはを考える点でも意味あることであり、下手なミステリーより様々な想像を掻き立て読み応えがある。
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  • 神武天皇vs.卑弥呼―ヤマト建国を推理する―(新潮新書)
    創作だとされている日本書紀の記述と考古学の成果を照らし合わせて、ヤマト政権の成り立ちや邪馬台国との関係について仮説を立てて説明している。聞いたこともないような大胆な仮説なのに、これは現実味がそれなりにあるのかもしれないと思わせる物証や推測が並べられている。なんとなく、自分が知っている物理学のやり方に...続きを読む
  • 継体天皇の謎 古代史最大の秘密を握る大王の正体
    なぜ武烈天皇から見てすごく遠縁の継体天皇が即位出来たのか
    不思議でしたが
    この本では著者の今までの書籍でも唱えていた説を使い
    一見そんな馬鹿な!?と思いつつ
    実はすごく説得力のある答えを導き出しています。
    古代史の主流学説からはかなり外れている説ですが
    関裕二氏のファンならず古代史に興味のある方には...続きを読む
  • 邪馬台国とヤマト建国の謎
    北部九州の卑弥呼が「われわれはヤマト(邪馬台国)」と、偽って魏に報告したと推理した、と知って思いもよらぬことだと思った。
    いまだにキリスト教世界が過去の植民地支配やその過程で起きた悲劇的なあれこれに謝罪せず、一部の地域で支配地を手放さない、一神教が砂漠で生まれ、『旧約聖書』の中で、神自身が「私は復讐...続きを読む
  • 継体天皇の謎 古代史最大の秘密を握る大王の正体
    タイトルになっているのは継体天皇だが、メインは神功皇后と応神天皇といえる。まぁ、そういう構成になっている理由が本書(作者の主張)のミソではある。
    なお、作者は、歴史学者ではなく、歴史作家。つまり、この本の主張は、客観的な学術的ステップを踏んでないことは要注意。
    ただ、まず一般的な通説を詳しく説明し、...続きを読む
  • 「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける
    私の育った時代(昭和)の学校では、縄文と言えば「大森貝塚」と「登呂遺跡」ぐらいしか教えられなかったが、世界遺産登録された遺跡を訪ねると色々興味深いことが散見され、縄文時代は大変面白いと感じている。そんな中で、本書を見つけ読んだ。縄文の解説と弥生との関わりのところまではわかり易くいい参考になった。おっ...続きを読む
  • 新史論/書き替えられた古代史1  「神と鬼のヤマト」誕生(小学館新書)
    史学者には書けない大胆な仮説や推理が入る日本古代史像。「こう考えると辻褄が合う」という説なので、なかなか説得力あり、興味深い。2巻に進みます。
  • 「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける
    ホモ サピエンスの社会は、根本的には、時代を問わず不平等だということだ。むろん、縄文社会も例外ではないと考える。縄文社会の階層化の証拠の一つが装飾的な縄文土器で、そしてそれは、自然界との儀礼的関係即ち神々との関係の深さの差を意味する。からは、神秘的で、なんとなく想像がつく。また、コリン タッジは人類...続きを読む
  • 「天皇家」誕生の謎
    古代史の謎解き。ヤマト建国時の吉備、纏向のヤマト連合が、出雲らの東国•日本海勢力と対立。
    東国と結びつく蘇我氏系一族。没落した蘇我氏系が、継体天皇と共に復活。
    表の天皇、裏の出雲というくくりも面白い。
  • 地形で読み解く 古代史
    日本は中国や韓国と違って皇帝・王が君臨する、独裁者が現れるという時代が少なかったことが地形や日本列島の場所が影響しているという話は興味深かった。地形では、山がおおく地域が分断されており、それを独裁することが難しかった。また、日本列島が海に囲まれて侵略されにくかったことで、強力な中央集権がそこまで必要...続きを読む
  • 縄文文明と中国文明
    大和魂観の底流を描ききった一冊。
    「神は死に、理性が神になりかわった」ことを理解しているが故、立ち止まる勇気を持ち続けているのが、日本語人。
  • 古代日本人と朝鮮半島
    朝鮮、その先にあった中国との関係をもとに古代史をひもとく。

    この一書だけではなんとも判断がつかない。類書を読んで行きたい。
  • 地形で読み解く 古代史
    地形で読み解く古代史 関裕二 KKベストセラーズ

    物証の少ない古代史を今に残る地形と地理の関連性と
    現場に立って当時を思い起こしながら
    人間の選択肢を拾い起こしていく
    のそ状況証拠から当時何が起こっていたかを洗い出す
    まるで探偵のように手足で物証を探し求めると言う
    実態のある研究方法で読み解いた日...続きを読む
  • [愛蔵版]古代史の秘密を握る人たち  誰が本当の歴史を封印したのか?
    日本書紀を、歴史的勝者により都合よく改編されたという前提で、様々な仮説とともに大胆な推理をしている。

    最後の方は、中途半端な話が多くなってくるが、蘇我氏と藤原(中臣)、ヤマトの東・西の関係を、このように見たことはなかった。この本が真実という保証はどこにもないが、教科書をそのまま信じる怖さを感じた。
  • 天皇家と古代史十大事件
    関氏の古代史シリーズ。飛鳥・奈良時代の天皇家と藤原氏の関係にフォーカス。一貫した主張には説得力がある。
  • 新史論/書き替えられた古代史3 聖徳太子と物部氏の正体(小学館新書)
    古代の日本、色々分かって無いから面白い!北九州勢力と奈良、ヤマト勢力の対立。その間にある吉備・出雲の駆け引きがあったというのが現実的かなぁ。あえて歴史から抹消されている東日本勢についても謎だらけで興味がつきない
  • ヤマト王権と十大豪族の正体 物部、蘇我、大伴、出雲国造家……
    内容的には以前からの著者の説が展開されているので
    他の著書を読んだ後でないと??な部分もあるかもしれませんが
    古代豪族毎に出自や歴史が書かれているので
    古代史に興味がある方はご一読されたら楽しめると思います。
    ただ正史とはかなり違うので
    それらを踏まえて読まれれば。
  • 天孫降臨の謎 『日本書紀』が封印した真実の歴史
    内容の信憑性はともかく、飛鳥時代以前の古墳時代の概観がわかりやすく書かれている。個人的には「豊の国」については知らないことが多かったので、この記述だけでも読む価値は充分にあった。
  • 「出雲神話」の真実 封印された日本古代史を解く
    知識がなくても出雲神話の謎が楽しめる本。
    後半、それぞれの時代の人物と、神話の人物とのつながりが複雑に感じられて難しいが、出雲への興味は十分そそられる。