木内鶴彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ臨死体験や星の探索、地球環境まで、著者が今の活動に至迄のことが、公演をしているかのように、語り口調で分かりやすく整理されて書かれている。
少し文字は小さいが、非常に読みやすく、1日ですぐ読み終える。
臨死体験時に見て来た地球の歴史は非常に面白いが、ミッシェル・デマルケの体験と少し一致しない点がある。というより、そこについてはあまり詳しく触れてない、というのが正解かもしれない。
実際は同じものを理解したかもしれないが、そこに触れると話が大きくややこしくなるので、今回は書かなかったのかもしれないし、実際に本人の役割的に必要のないものだから、それは見なかったのかもしれない。
それはさておき、非常に良 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者 木内 鶴彦
小学5年生の時に池谷・関彗星を見て以来、彗星に興味を持つ。学生時代には天文同好会に所属。卒業後も長野県臼田町(現佐久市)にて天体観測を続ける。
臨死体験者としても有名。航空自衛隊にて運航管理者(ディスパッチャー)として勤務していた22歳のとき、当時としては大変珍しい上腸間膜動脈性十二指腸閉塞で一度死亡を確認されるも30分後蘇生した。死後蘇生したことが医師のカルテに記録されている例としては国内で唯一である。
回復後は、航空自衛隊を退官し、彗星捜索を再開する。コンピュータによる軌道計算と写真乾板による彗星探査が普通である中で、木内は電卓と大型双眼鏡での眼視によって、当時行方不明 -
Posted by ブクログ
大変おすすめの一冊です。
臨死体験ですが説得力があります。
「膨大な記憶」と表現されていることについても、
アカシャ年代記として神秘学が言っていることと同じです。
私は本の本文を読む前に、
目次から全体を通して感じる直感を大切にしています。
本には書籍の気分というものがあるのですが、
この本は木内さんの人間的な魅力で
包まれているような感じがしました。
臨死体験や宇宙のことなのに、
現実の人生に根を張って生きている木内さんの姿勢が
この本でしっかりと感じる事ができます。
この本の中の臨死体験のこと以上に、
宇宙、人生のこと。
そして、現実的な地球環境のことを
分かりやすく教えてくれます -
Posted by ブクログ
ネタバレ天文家である著者が臨死体験を通じて世界の謎に迫る。
臨死体験というと、普通は三途の川があって、死んだはずの家族に会ったというような話が多いと思うが、著者の場合、それのみならず、過去、未来、宇宙創成から地球の行く末の可能性まで、この世界を創った大きな意志を通じて観た、感じた、知ったというところが興味深い。
驚くべき話ばかりだけれど、特に印象的なのは・・
月は15000年前に地球に接近した彗星だったという話。(しかも意外と最近)。彗星から大量の水分が地上に降り注ぎ、恐竜やら古代文明を水没させてしまったという。今の海の水はその由来のもので、抜け殻のようになった彗星が地球の衛星、月になったという。
月 -
Posted by ブクログ
著者は航空自衛隊の職員の方で、毎晩山に登って趣味で彗星探しを続け、新しい彗星をみつけて彗星に自分の名前がついているほどの方です。この方が、病気で死にかけたときの臨死体験が本のメインテーマです。
この方の臨死体験、すごいですよ。
まず、死んでいる自分の肉体とその周りにいる家族の様子が見えたというのは良く聞く光景です。
その後、兄弟に電話をしている親の横に移動し、病院に向かっているお兄さんの運転する車の中に移動したりしたことで、もしかすると過去や未来に移動できるかもしれないと思い、実際に移動してしまったそうなんです。そして何と宇宙が始まるビッグバンまで見に行き、月が出来るところを目撃し・・・