武田康裕のレビュー一覧

  • エドワード・ルトワックの戦略論

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    戦略論の大家であるエドワード・ルトワックの戦略論の訳本。

    ルトワック氏の戦略論の特徴は逆説的論理である。抑止論を例に取って冒頭説明しているが、戦争をしないために軍備を強化するというのは、ダイエットするために食べると同様の論理的飛躍が存在しており、戦略とはこのような逆説的論理に満ち満ちているという。

    そのような論理からすると、平和は双方が戦争による破壊と殺戮に倦んで始めてもたらされるものだが、PKOはそれをさせないことによって、却って平和の芽を摘んでしまう。英国の爆撃機の後方監視レーダーは当初は救いの神だったが、次第に妨害され、最後は逆探でドイツ戦闘機が向かってくるという有害なものになってし

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    2026年01月03日
  • エドワード・ルトワックの戦略論

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    ルトワックの戦略論。戦略の逆説的論理が主題。対立する意志の間で生じる動的な競争が逆説的論理の源泉。魚雷艇や対戦車ミサイルの逆説。戦略のレベルには技術、戦術、戦略、大戦略とあり、それが垂直的な側面をなしている。一方で大戦略は階層として最上ながら幅広い裾野を持っていて、それが水平的な側面をなしている。ロンメルは垂直的に成功したが、水平的には失敗した。

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    2018年01月07日
  • エドワード・ルトワックの戦略論

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     現代の戦略研究の第一人者の一人である著者の和訳本で2014年に発行されているが、もともとは1987年原本出版であり、和訳が遅すぎよう。内容が難しいこともあるが、欧州各国はもちろん中国韓国よりも遅いのは、このような戦略研究者が防衛省や自衛隊に限られているというお寒い状況のせいだと思う。
     副題の戦争と平和の論理こそが、内容を的確に示している。通常生活における合理的な直線思考とは異なり、逆説の論理が技術や戦術から戦略まであらゆる場面で支配している、という。それをこれでもか、という膨大な実例で解説する。
     おおいに感心したが、難しい表現や複雑な説明も多々あり、一度読んだくらいでは理解したとは言いが

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    2015年03月14日
  • コストを試算!日米同盟解体

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    前に読んだ日米同盟のコストの人の本、その前に書いてるやつ
    安いコストで防衛できてるのだなと小学生並みの感想が浮かんだ。
    時期としては少し古い情報もあったので注意。

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    2023年12月07日
  • エドワード・ルトワックの戦略論

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    逆説的論理という、なるほど、こういう結果に対して後付けするそういう言い方もあるか、というところであった。

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    2021年01月13日
  • エドワード・ルトワックの戦略論

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    以前、日中、日米の外交戦略に関する著作を読んだことがあってとても面白かったので、本質に迫ろうと本丸の本を購読。経営に役立つかなと思ったが、本当に戦争・外交がテーマだったのでナナメ読み。「平和を求めるなら、戦いに備えよ」という箴言を肝に銘じよう。

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    2019年06月21日