木村幸比古のレビュー一覧

  • 新撰組顛末記

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    明治維新後も存命だった新撰組の永倉新八のインタビュー記録。
    内側から見た新撰組の活動の様子が鮮明に描かれていて面白かった。
    新撰組を題材にした小説は、こうした記録があったから実現しているのだな。記録が残っていてよかった。

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    2025年08月07日
  • 新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む

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    永倉新八の「浪士文久報国記事」と、島田魁の日記。
    原典に即した文を上段、現代語訳を下段に掲載してあるので、わかりやすい。
    また、間に著者からの解説も入るので、必ずしも読みやすいとは言えない永倉、島田の文が、より理解しやすくなっている。

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    2012年09月13日
  • 龍馬暗殺の謎 諸説を徹底検証

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    幕末最大のミステリー・坂本龍馬暗殺事件。
    それは、大政奉還から戊辰戦争へと時代がうねる中で起きた惨劇だった。
    当初、実行犯と目されたのは新選組、だがそれを覆す供述で見廻組が浮上。
    それら幕府側の組織を統轄したのは会津藩である。
    一方、討幕側の薩摩藩にも陰謀めいた思惑が見え隠れする。
    徳川慶喜の処遇を巡って龍馬の存在が目障りとなったのか?さらに、新史料から、意外な藩の影が浮かび上がる。
    はたして、真犯人、そして黒幕とは?
    龍馬が駆け抜けた混迷の政局を読み解き、諸説を検証する。

    [ 目次 ]
    第一章 維新への道(土佐勤王党からの出発;坂龍飛謄;龍馬の剣術 ほか)
    第2章 龍馬暗殺事

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    2011年04月23日
  • 新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む

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    12年前に発見された永倉新八さん御本人による追憶記「浪士文久報国記事」を解説した本。各段ごとに原文・訳・解説の構成になってます。思ってたより原文に間違いが多かったことと、解説も私にはちょっとわかりづらかったので、★四つにとどめました。期待してたような情報は得られなかったけど、新選組の幹部隊士にしか書けないような池田屋等の現場の詳細や、近藤さんたちとの決別の件などは、読んでてドキドキハラハラしました。間違いなく一級資料だと思います。

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    2010年06月25日
  • 吉田松陰の実学 世界を見据えた大和魂

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    吉田松陰は学問や思想で門下生の心を動かしたと思っ
    ていたが、そうではなかった。行動の人だった。学者に
    なるなとは強烈なメッセージ。火の玉のような行動力が
    人々の心に火をつけたのだ。人を育てるリーダー必読。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    2009年10月04日
  • 新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む

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    百年ちょっと前のものでも、原文を読むのは気合と時間がいるので、ページ下半分に現代語訳が書かれているのは非常にありがたい。
    回想録なので事実と少し異なることもあるのだろうけど、本人たちの言葉のためか、重みというか、迫力がある。あまり自分の考えや思いは書かず、事実を述べていくのが当時のスタイルなのかしら。
    途中途中の解説や地図、写真も豊富で満足。

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    2021年06月27日
  • 龍馬暗殺の謎 諸説を徹底検証

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    71点。坂本龍馬暗殺の実行犯は見廻組で決着がついてるんだと思ってたけど、なんかありそうなタイトルに惹かれて読んでみたら、結局はそういう話でした。
    とは言いながら当初の実行犯と目されていた新選組説や薩摩藩陰謀説、その他諸説を検証していく過程は興味深い。
    はたして真犯人は?!は言い過ぎとしても、歴史というのは、さまざまな史料を分析して過去の出来事を推測するもの。それが歴史研究の醍醐味で、その数だけたくさんのフィクションだって生まれるわけよね。

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    2012年07月13日
  • 龍馬暗殺の謎 諸説を徹底検証

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    著者は暗殺関与を証言した渡辺篤の残した文書をTVで読み解いた経歴を持つ。サブタイトルどおり諸説を検証していき、最も妥当と思われる結論を導きだしている。が、西郷の蓑田伝兵衛宛て書状を誤読したり、西郷が今井を助命したとかいう怪文書的な逸話を薩摩黒幕説の傍証とするなど、詰めの甘い箇所が見受けられる。

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    2010年12月11日
  • 龍馬暗殺の謎 諸説を徹底検証

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    タイムマシンでもできない限り真相は分からないけど、色んな憶測や説に思いを馳せることができるのも、歴史の魅力だと思う。

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    2010年04月05日
  • 吉田松陰の実学 世界を見据えた大和魂

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    松陰の周りの人とかのことが理解できた。ひとつゆうなら、現代訳をもっとちゃんとしてほしかった。けど、松陰の教えが好きなのでよしとしましょう。

    「志を立てることは万事全ての源である。交流する相手を選ぶことによって、仁義の行為を学ぶことができる。書物を読み、もって聖賢の教えを学ぶことができる。且つ実行すること」

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    2009年10月04日
  • 新選組と沖田総司 「誠」とは剣を極めることなり

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    本書は「歴史書」である。
    したがつて、本書に娯樂的要素を期待してはならない。
    その代り、本書は新選組とその隊士たち、とりわけ沖田総司についての史實を知るには役に立つだらう。

    2004年6月2日讀了

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    2009年10月04日