中谷巌のレビュー一覧

  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    話題の「サピエンス全史」「ホモ・デウス」の概要を紹介しながら、AIと資本主義が結び付くことによって、さらに多くの人間が疎外される社会が訪れる可能性があると警鐘を鳴らす。人間が人間らしく生きていける社会にするためには、西洋的な神が人間と自然を支配する一神論てきな思想ではなく、人間や自然が相互に繋がっている包摂的な世界観を持つことにヒントがあると説く。
    大企業幹部向けのリベラルアーツ研修のエッセンスを紹介した本だそうで。ただ、エリート育成教育としてでなく、もっと広く一般的向けに、学校やセミナーでリベラルアーツを扱うようになると良いと思う。

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    2019年03月11日
  • 若きサムライたちへ 自分を生きる10のメッセージ

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    7月に読んだ本。だけど、今レビューを書く為に再読。
    意外と今でも心に響いて、まさにこの本のターゲットの自分は「助かった」気持ち。

    自分が今、就活できない理由に、この本で書かれてる日本企業の「暗黙の環境の力」への恐怖がある。

    自分の価値観を変えられてしまうことに怖れてる。自分の弱さも知ってる分、自分の夢が壊されるのにびびってるんだとこの本を読んで知る。

    <以下気になった分引用>

    ・日本企業の組織にはそういう「暗黙の場」のようなものが自然に生まれ、人間をからめとっていくのです。そしてその「場」の力は、とても強い。だから、それに対抗するには、入社したその日に、高き志を胸に刻むとともに、絶えず

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    2011年02月20日
  • 若きサムライたちへ 自分を生きる10のメッセージ

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    おすすめされた本。

    自己の体験も通じた語り口ですが、

    さすがに
    時代や社会に対する見識や思考の深さを感じます。

    仕事観や人生観など
    著者の考え方には共感。

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    2009年10月04日
  • 若きサムライたちへ 自分を生きる10のメッセージ

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    一生が成長の機会だという情熱を感じさせてもらった。
    鉱脈クラブに入る専門性と、その知識が展開・活用できるようなメタナレッジをもつスーパージェネラリストの時代に希望を感じた。
    自分という個性を見いだし、自分にとっての成功を定義して、それにまい進する。
    若きサムライたちには、心若き者も含まれていると思いたい。
    09-17

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    2009年10月07日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    文明史から読みとく
    はじめに
    ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」、イマニュエル・ウォーラーステイン「ヨーロッパ的普遍主義」、クリストフ・ボヌイユほか「人新世とは何か」の四冊の本からそれぞれ指針となるキーワードを挙げて、現代に連なる人類史を解説し、AI資本主義のゆくえを探っていきます。
    第一章
    自然VS.虚構
    ー「サピエンス全史」から「AI資本主義の現在」を読む
    ギルガメッシュ叙事詩やデカルトのことも書かれています。
    デカルトの自分と外部、あるいは主体と客体を分けるという見方。「われ思う、ゆえに我あり」の「われ」とは、自然環境を含め自分の周りに存在するものを自分とは別物と

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    2023年10月11日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    筆者自身が別の著書を参考にしつつ、その中の根拠を基に、資本主義的な人間の活動分析や次世代の予測を展開し、どう対処するべのが私たちにとって最善であるのかの指針を呈しています。

    「進化するテクノロジーに人間が対抗するのは、排除から包摂へと捉え方を変えること」

    資本主義の論理とは一見すると矛盾を感じますが、本書と通して読み解くことで、その重要性が理解できます。

    AIを初めとするダイヴァースな技術進歩に対して、私たちはただ漠然と「機械に負けないスキルや技術を」と奮闘しがちですが、クリエイティビティーな活動も含め、ほぼ全てがいずれは取って代わられます。
    むしろ、そこを窺い知り、技術によって享受でき

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    2021年01月07日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    現在人類が抱える問題。所得格差、人新世到来、ホモデウス出現を、サピエンス全史、ホモデウス、ヨーロッパ的資本主義、人新世とは何か、を解説しながらわかりやすく論じている。
    それらの解決の糸口ど日本思想にある包摂の必要性を主張している。
    資本の論理が巨大過ぎて、上記の課題を解決するのがかなら困難であるが、作者の言う通り、日本思想は一つの参考になるかもしれない。
    次の時代とされているAI資本主義ではどのように時代がてんかんしていくのか?それに対して我々はどうすべきか、考える良い機会になった。

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    2019年11月23日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    金融資本主義の終焉と現状をAI資本主義として説明。
    ヨーロッパ的普遍主義からもたらされた資本主義の歴史的変遷、限界を解説。
    今後の資本主義のあるべき姿として、記紀神話より「なる・つぎ・いきほひ」を引用し、日本的普遍主義を問題提起。

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    2019年08月11日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    情報社会の中、自分以上に自分を知っているA I。もう既に始まっているこのAI資本主義の中で、いかに人間らしさを残せるか。自然と調和して。この地球を守ることを第一優先として、AIを成り立たせてほしいものです。

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    2019年07月15日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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     リーダーはとにもかくにも実行することが大事だという趣旨の本。いくら高邁な理想を語っても、身をもってそれを実行しなくては周囲を巻き込むことは出来ないという。日本のリーダーシップと欧米のリーダーシップの比較などもあり、単なるハウツー本ではない。なかなか面白かった。

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    2012年11月05日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    リーダーが人を動かし、職場を動かし、会社を変えるには、どうすればいいのか。
    それにはすばらしいビジョンや戦略も必要だが、それ以上に重要なのは、リーダーが「身をもって示す」ことであり、成果が出るまで「愚直に実行する」ことなのである。
    日本社会の持つ特質にも焦点をあてながら、これからのリーダーに必要な資質を東西の具体的事例を引きながら詳細に解説。
    組織を率いるトップリーダー、あるいは管理職者のための格好のテキスト。

    [ 目次 ]
    第1章 日本型リーダーシップ
    第2章 「志」を高く持つ
    第3章 「説明能力」と「大局観」
    第4章 「愚直な実行力」を持て
    第5章 リーダーたる者、時には「

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    2011年06月09日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    リーダシップについて知りたくて読書。

    高い志を持ち、それを絶えず粘り強く実行しつつけることは大変である。必要なことは心を強く魂を磨き続けることすること。

    国外に住んでもっと日本を知る必要性を感じることは同感。母国のことを知っているようで実は何も知らなかった自分に気づく。

    直感を可視化して他の人へ説明できるものへ落とし込む作業は今の自分には必要だと感じる。直感を単なる直感とは考えずにチャンスにする。

    読書時間:約50分

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    2011年05月30日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    リーダーシップというのは永遠の人類のテーマらしいですね。。笑
    著者は、古今東西のリーダーシップを考察した上で
    あえて「日本に最適なリーダー像」を
    模索しています。
    晴天の霹靂とはこのことですね。
    あとは、著者のお言葉とおり、実行あるのみ。
    まってろよー、MK君。笑

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    2009年10月04日
  • 「AI資本主義」は人類を救えるか 文明史から読みとく

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    読後の率直な印象ですが、本書で主題となる「AI資本主義」についての考察が物足りないと感じました。本書では、ユヴァル・ノア・ハラリの世界観でもある「AIが我々の行動指針すべてを決めてしまうデータイズムが支配する社会」という定義で、サラッと記載されているだけで、果たしてそれが正しいのか、そもそも資本主義というからには、どうやって資本を蓄積していくのか、資本主義はどう変容するのかなどもう少しこの主題について考察してほしいと思いました。

    たしかに本書ではハラリの世界観を紹介した後に、これに対して批判的な論考は加えています(そして私自身も同じ意見です)。しかし、資本主義がどう変容するのか、変容させるべ

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    2023年05月08日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    学者先生の書いている本だからなのか、もっともらしいことはひと通り書いてあるんだけど、全体を通してなんか響いてこない。馬鹿にしているとかそういう事じゃなくて、なんかグッとこないというか、たぶんケーススタディっぽいのが少ないからなんじゃないかと思うけど、真に迫って来る感じがないんですよね。
    もちろんタイトルのとおり愚直に実行するのは大事なのはわかるんですが。うーむ。

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    2012年08月14日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    他の方のレビューにもあるように「愚直に実行せよ」というタイトルでは、本書の全貌は語りきれない。リーダーシップの基本として4点を挙げ、それらを詳細に記述した構成となっており、本質は「これからのリーダー論」といったところ。個々の論点では話がいろいろな方面へ発散していて、まとまりに欠ける気がしないでもないが、その各方面に展開した個々の内容(教養、日本観、宗教観、世界観など)が結構おもしろい。リーダーシップに関する本として、こういうのがあってもよいと感じた。

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    2011年07月01日
  • 愚直に実行せよ! 人と組織を動かすリーダー論

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    WBSでもおなじみの中谷さんの本.?高い「志」?明確なビジョンと説明力?愚直な実行力?身をもって示す

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    2009年10月04日