増田四郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
春の授業がもうすぐ始まるということで、手に取ってみました。
大学生活でなにをどう学ぶべきかというのは本当に迷う課題で、その答えをなんとなく探していた自分にとってはよい本でした。
筆者がとても優しい語り口で読みやすく、また、なにかしなきゃいけない!といった気分にさせるものでもなかった好印象なものです。
この本の取り扱う大学生像は随分昔の物ですが、今にも十分通じるものを感じました。
憧れることの大切さや、ほれこんでこその学問ということ。
具体的な学問をすることの重要性。
秀才である必要はない、誠実であればよいということ。
また、研究する対象はそんなに簡単に見えてくるものでもないから、今目の前にある