中根千枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あまり頭に入ってこない文体で分量のわりに読み終わるのに時間がかかった。
学歴・職場といったものに価値を置き評価を決める人は多いのだなあと思った。
正月などでの親戚が集まって食事したときもそういう話が多い。
日本人の法意識と法からの逸脱の許容範囲は全体がやっているかやっていないかで決まるというのは、自分の体験とよく一致するものだった。
似た文章も引用しておく。
パウロ・コエーリョ「アルケミスト 夢を旅した少年」から
「キャラバンと砂漠は同じことばを話していました。だからこそ、砂漠はキャラバンが横切ってゆくのを許してくれるのです。それはキャラバンの一歩一歩をテストして、時間どおりにいっているのか -
Posted by ブクログ
日本社会の構造を分析した書物である。ポイントは日本人の個体識別レベルは家族・仕事場などの「小グループ」であること、「小グループ」では、ある程度「わがまま」が許されフラストレーションが発散できるが、同時に個人の「勝手」を規制する力も働く。この「小グループ」が数珠状につながる点が第二のポイントである。小グループは互いに序列をつけあい、互いに追従・規制をしあうが、上位グループからの権力は届かない。「右みて、左みて」をして、自分たちの行動を規制している。このような軟体構造をもっているために、原則がないので理解しづらいが、同時に変化への対応能力も高い。