川久保勝夫のレビュー一覧
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表紙のデザインが、とても分かりやすい雰囲気をかもし出しています。
なっとくするのは、9章の物理学、経済での応用例と、コラムの記述です。
内容が悪いわけではありません。
内容は8章までは、他と変わりがない数学の本になっています。
できれば、全部の章の例題を、物理学と経済からもってきてほしか...続きを読むPosted by ブクログ -
トポロジーは分かりません。
位相幾何学というと、少しは事態が理解できます。
次の3つの話題は好きです。
ケーニヒスベルクの橋
メビウスの帯
オイラー数
オイラー数は、涼宮ハルヒという小説にも出てくるので、なんとか理解したいと思っています。Posted by ブクログ -
「ドーナツとマグカップが同じ」というフレーズで有名(?)なトポロジー概念のお話。
ある特徴を保ったままであればいくらでも変形できるというのがトポロジーの基本。なかなか想像しづらいが、「鉄道の路線図」がそれだと言われるとなるほど確かに腑に落ちる。駅の並びや乗り換え箇所があっていれば、実際の地図と...続きを読むPosted by ブクログ -
さすがにこれは・・・
イメージを持つにはこれくらいでいいのでしょうが、他の本を読んだ後ではよめなくなってしまいます。Posted by ブクログ -
トポロジー(位相幾何学)の、位相と幾何のつながり、オイラーの標数等基本的なエッセンスや考え方がざらっと書いてあっててオススメ。Posted by ブクログ
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トポロジーって結局何で、何の役に立つのかと聞かれると困るのだが、一筆書きが出来るグラフと次元の考え方が分かった。気軽に読めて楽しかった。Posted by ブクログ
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この本で初めて位相幾何学のことを知りました。
トポロジーの見かたで物事を見ると,新しい見かたがあるんだなと感じた。ユニークな人たちが考案したんだと思います。
ただ,抽象的なトポロジーの概念を分かりやすく書いていたので,スラスラ読めました。オイラー数に関しては単純な中に深さがあったり。数学好きなら読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
[ 目次 ]
1 トポロジーってなんだろう
2 ケーニヒスベルクの橋
3 グラフ理論の応用
4 有向グラフ
5 風の流れのように―不動点定理
6 新しい空間を作る
7 活用されるアイデンティファイのコンセプト
8 オリエンテーション
9 宇宙のトポロジー
10 次元ってなんだろう
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理解できたかどうかは非常に心許ないが、読みやすい文章でするっと読めた。索引もあるし図版も多いのでまた読み返すことになりそう。Posted by ブクログ
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トポロジーの本はいくつか読んだが、その中でもわかりやすさの点でかなり優れていた。
数学としては馴染みは浅くともエッシャーの絵などで見かけることもあるトポロジーだが、現実に成り立たない仮定の上で論じられるため簡単に理解することはできない。
次元についての要素を取り出して考えると、既存の考え方を打開する...続きを読むPosted by ブクログ