オースマゼハナトカーンのレビュー一覧

  • 黒い滝 下

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    イスラム教徒の少女が殺された事件の捜査中、刑事イナヤは被害者の友人二人も失踪していたことを知る。なんと彼女たちの親は同じ食肉工場で働いており、そこは町を牛耳る白人至上主義者たちと癒着していた。やはり二つの事件はつながっている。そう確信したイナヤは、命令違反も辞さず捜査に踏み切る。バイカー集団の襲撃をはねのけ、工場の最奥でイナヤが見つけたあまりにも冷酷な真実とは。

    次回作に期待。

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    2026年04月08日
  • 黒い滝 上

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    コロラド州の田舎町で、イスラム教徒の少女がモスクの扉へ磔にされた。同じイスラム教徒の刑事イナヤは、難民への迫害の末に起きた事件だと直感する。捜査を始めるも、白人至上主義の保安官グラントに事件から手を引けと脅される。さらにキリスト教会が抱えるバイカー集団に襲われ、応戦したイナヤは首謀者を逮捕。だが裏にはさらなる闇が潜んでいた。腐敗した町に女性刑事が立ち向かう、社会問題を痛烈に描く警察小説。

    猟奇的な殺人事件から始まるが、その後は淡々と物語が進行する。

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    2026年04月07日
  • 黒い滝 下

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    オースマ・ゼハナト・カーン『黒い滝 下』ハヤカワ文庫。

    面白そうなタイトルに惹かれたのだが、完全にハズしてしまった。

    移民、難民と様々な人種があふれるアメリカのコロラド州の田舎町の特殊なコミュニティで起きた悲劇の正体を明らかにしようと奔走する、自らもマイノリティの女性刑事。

    日本も何時の間にか多民族の国になってしまった。コンビニの店員が外国人であるのは当たり前になり、温泉宿でも外国人が接客をし、インド・ネパールのカレー店が何店も開店し、中国人や台湾人の安い中華料理店が開店しては、潰れる。大企業もアジアを中心に積極的に優秀な人材を採用し、工場は労働力を確保するために外国人労働者を採用せざる

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    2026年03月16日
  • 黒い滝 上

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    オースマ・ゼハナト・カーン『黒い滝 上』ハヤカワ文庫。

    面白そうなタイトルに惹かれたのだが、原題の『BLACKWATER FALLS』の直訳であることには驚いた。地名なのだから固有名詞と同じで、訳す意味のはおかしいように思うのだ。この事実に気付いた時点で、ハズしたなという諦めの気持ちが頭を過ぎる。

    腐敗した町にイスラム教徒の女性刑事が立ち向かう社会問題を痛烈に描いた警察小説という触れ込みである。

    これまでの国の繁栄を多くの移民や奴隷として連れて来られた黒人に支えられて来たアメリカは、大統領がトランプに変わってから手のひらを返すように移民に対する対応を変えてしまった。このことが国家の分断を

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    2026年03月16日