Adoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ海外旅行の行きの飛行機のお供に購入した本。もともと音楽が好きで、Adoには興味があった。
彗星のごとく現れて、ヒット曲を連発。ついには海外レーベルとの独占契約も果たし、そのカリスマ性に非常に興味があった。
Adoも普通の人間であった。学生時代は集団生活になかなか慣れることができず、ただその中で自分の考えや思っていること、大切にしていることを貫き、そして両親もAdoの個性を大事にしてくれていた。
しかし、その後、その両親たちがいろいろな障壁になるということもとても面白かった。自分の人生においても、両親の考えや教育などぶつかり合うことがほとんどで、自分が物心ついて、大学生を過ぎた頃でも、お互 -
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Posted by ブクログ
ネタバレいまや世界的アーティストとなったAdo。自伝的小説だけど、ほぼほぼノンフィクションだと思う。あまりに生々しい告白であり、人間くささと覚悟を感じる一冊だった。ボカロにハマり、クローゼットの中で録音した「歌ってみた動画」をアップロードする日々。そこから脱却したのではなく、しっかりと今も延長上にいることがわかった。格好良いよ。
Adoという名前は狂言の脇役を表す言葉「アド」に由来しているらしい。もうすっかり僕の人生の脇役となり、最高の歌声を届けてくれている。
内容は、Ado自らが語った半生をもとに、作家・小松成美さん3年に及ぶ取材を重ね書き下ろしたもの。衝撃を受けたボカロとの出会い、アーティスト -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自信が無くて行動に移せない人、自分が嫌いな人、何か夢を追い続けてる人…とにかくいろんな人に読んで欲しい1冊。
「うっせぇわ」の印象でしかAdoちゃんを知らない人は本当に損してる。
壮絶な家庭環境でしたね…、とても辛かったでしょう。ネットに逃げる気持ちもとても共感しました。
それでも憧れの人と同じ舞台に立ちたいと夢見る少女が、努力して夢見た舞台に立って、更なる高みを目指しつつ、自愛を探し求めている。本当に赤裸々に書かれていた。心無い言葉をかけられても、それでも夢に向かって突き進む姿はただ尊敬しかありません。
彼女はボカロのため、日本の大事な文化のため、歌を世界へ発信している。顔出しなんてしな -
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Posted by ブクログ
特にAdoのファンではなかったが気になって読みました。結果読んで大正解でした。
今までは顔出しをしていないせいもあり、どこか遠くの人、存在しない人のように感じていましたが、この本を読むことで人間の解像度が上がり、1人の人間として存在が感じられ、応援したい気持ちになりました。
Adoはたまたま歌の才能があり、それを引き出して導いてくれる人に出会えてビバリウムからの脱却が実現していますが、世の中には同じ境遇でビバリウムから脱却したくてもできない人はたくさんいると思います。
そういう人にこそ読んでほしいとも思います、「こんな都合よく行くか」とも思うかもしれませんが、Adoが成功した背景に圧倒的な -
匿名
購入済み等身大の「Ado」
Ado自身が作詞作曲を手掛けた2度目の曲「ビバリウム」、ファンとしてこの曲をもっと理解できればと思いこの本を購入しました。
両親から溺愛され「プリンセス」だった幼少期、自分と周囲のギャップを強く感じるようになった小学生時代、ボカロとの出会い、両親の不仲、通信制高校とアクターズスクールを両立させる中途で至った歌い手Adoの鮮烈なデビュー…。
ファンと言っても自分は曲やCDを時折買ったりする程度だったのですが、小松さんの筆致でつまびらかに、そして赤裸々に描き出された彼女の人生は、読んでいて思わずポロポロと涙が溢れました。
この本の発売2日後に公開された「ビバリウム」の実写MVでは、今まで明かさ -
Posted by ブクログ
ビバリウムは自伝的小説という体裁でAdoの半生を綴っている。
ノンフィクションとされる通り、名前こそ仮名であるがLINEの文面や出来事などはリアリティがありほとんどが事実ではないかと思われた。
第1章・第2章はネットでAdoとして活動するアオがプロデューサーである千木良に出会い、デビューするまで。
第3章~第6章はアオの幼少期から不登校となった学生時代まで。
第7章・第8章でデビューから国内・海外ツアー、そして国立競技場までが描かれる。
いまや世界的アーティストとなったAdoが如何にして誕生したのかという点で、本書は非常に資料的価値が高い一冊である。
いずれ翻訳され、世界中で読まれることに -
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Posted by ブクログ
Adoの巻末のメッセージまで含めて、「この本の受け止め方は人それぞれだろうな」と思った。
もともと彼女の歌が好きで、家族でもよく聴いている。でも、本書で語られるセンシティブな“歩み“を知ったことで、曲の聴こえ方が少し変わった気がする。これまでのように生活のなかに自然に流れる“バックミュージック”ではなく、どこか沢木アオのことを意識するようになった。
時間が経てばまた変わるかもしれないが、少なくとも応援の仕方は以前とは違うように思う。
作中では、「自分が嫌い」「死にたい」といった感情が繰り返し現れる。好きなことに打ち込む姿も、どこか逃げ場を求めるような切実さがある。
彼女が「自愛」という人生