C.S.ロバートソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイギリス・スコットランドのグラスゴーで孤独死の現場の特殊清掃を請け負う女性の話。
途中まで主人公・グレイスが探偵役となり不審死を追う話かと思っていたが、主人公がある人物を殺した時点からがらりと見える景色が変わる。
グレイスが容易く嘘をつく姿にやや違和感を抱いていたが、これまでやってきたことを知って納得するとともに、グレイスの狂気と、孤独を抱えた内面をより深く知っていく構成となっている。
数々の孤独死の現場に真摯に向き合い続けた姿は、単に善悪では判別できない。
父親との離別のシーンが印象的だった。
海外の葬式や特殊清掃の現場が詳しく描かれており、文化的な背景も面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公のグレイスは、長時間遺体が発見されなかった部屋の清掃をする職に就いている。そしてその部屋のジオラマを作ることを心の拠り所としていた。あるとき、自分が担当した現場に共通してデイジーの花が落ちていることに気づき、それそわれの死の関連を調べることに。すると孤独死した老人たちは1964年にロスシーという場所で少女が行方不明になった事件と関係していることがわかる。
グレイスはその地に赴き、独自に捜査をすることに。だがそんな彼女に、謎の追跡者が迫る……。
中盤での急展開がとにかくすごい。これがあくまでオチではなく中盤というのが。
これほどまでに独善的で卑屈で哀しいヒロインはなかなかいない。それでも -
Posted by ブクログ
ネタバレ2026年の7冊目は、C.S.ロバートソンの「特殊清掃人グレイス・マクギルと孤独な死者たち」です。主人公のグレイスは、長期間発見されなかった死者の部屋の清掃を行う特殊清掃人です。特定のパートナーはおらず、猫のジョージと暮らしています。母親は、既に亡くなり、近くに住む父親の面倒を時折、嫌々ながら見ています。
グレイスは、トミー・アグニューとボビー・ミーチャンの亡くなった部屋で萎れたデイジーの花を見つけます。
何かしらの関連が有ると考えたグレイスは、50年近く昔に失踪した女性ヴァレリー・ムーディの事件に辿り着きます。
ただ、そのまま、その失踪事件の謎を解決するのねと思っていたら大間違いです。中盤に