石川拓治のレビュー一覧

  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    2021.54
    日本で初めての一条校の、全寮制のインターナショナルスクール、ISAKを設立した物語。
    政策起業家研究として。

    法律を変えるということではなかったが、どうがんじがらめに見える結び目を解くか?は、信頼と情念というまとめ方な気がした。

    0
    2021年08月19日
  • 土の学校

    Posted by ブクログ

    奇跡の無農薬リンゴ栽培の木村さんの土に対する思いと今までが、わかりやすく質問&会話の形で書かれた本。
    いいなぁこんな土ー。

    0
    2020年11月14日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    【私なりの要約】
    日本初の全寮制インターナショナル高校のISAK(アイザック)をつくった小林りんという人の物語。

    小林りんは、自身が高校生のときにカナダのピアソンカレッジというインターナショナルスクールに進学し、そこで英語を身につけ、そして様々な国籍の友人を作った。夏休みに友人の祖国であるメキシコを旅した際、そこで初めてスラム街を見て衝撃を受ける。世界の圧倒的な不条理、矛盾、悪を目の当たりにして、そしてそれを他人事ではなく、自分の世界のなかに落とし込んだ。
    世界を変えたい、という夢を持った。

    その後、東大に進学・卒業して、国際的な大企業や、ベンチャー企業、政府機関など、短い期間で職を転々と

    0
    2019年10月12日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    茶色のシマウマ、世界を変える

    小林りんさんの話。
    何も決まってない状況から全寮制のインターナショナルスクールを一条校として作っていく話。

    圧倒的な行動力。
    自分が強い意志を持ったから、周りが無理に思える事にも共感して協力したんだ。

    だけど、自分で全部やらなければと思ったら周りがついてこなくなるし、自分もいっぱいいっぱいになる。

    権限委譲、そして人を信じて任せることは大切。

    そして自分を突き動かしてるのは紛れも無い幼少期の原体験である。

    ちゃんと考えながら意思決定をしたから綺麗なキャリアになったんじゃ無いと思う。
    自分の原体験に基づいて、自分のコンセプトなのか在り方だけは裏切らないよ

    0
    2018年12月28日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    過程が細かに書かれていることが特徴。思いの強さで引っ張って行くこと、テーマ性の中で職業を探して行くことの大切さを学んだ。

    0
    2017年11月17日
  • 天才シェフの絶対温度 「HAJIME」米田肇の物語

    Posted by ブクログ

    三つ星シェフになるまでの修行、苦労、思考についてかかれたドキュメンタリー。幼少期のエピソードは蛇足だが、本質を捉えようとする考え方、徹底的に追求する姿勢は学ぶべきところがある。あやふやで惰性ですごすのではなく、目標を定めて優先順位をたて、余計なものは限りなく削ぎおとしたような生き方。忙しくて学ぶ時間がなかったり、新メニューを考える時間が取れないなら、赤字になろうがランチをやめてでも時間を創り、常に変革を続ける姿勢はすごい。つまるところ、全てを極めて全てを表現する。究極を目指す先に達成感や感動が生まれるということ。料理だけでなく、技術に関係する世界は皆これに尽きるのだと思う。誰にでも真似できない

    0
    2017年06月20日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    軽井沢のインターナショナルスクールであるISAKを扱った本としては「世界を変える全寮制インターナショナルスクール」と同じだが、創設者である小林りんの半生を中心に経時的に語られており、ISAKの目指すもの、熱意がより伝わってくる。

    ・学校の使命は、生徒に”答え”を与えることではない。
    答えの出てしまった問題は、人を真に動かす原動力にはならないから。
    学校の本当の使命は、子どもたちに生涯をかけて取り組む価値のある”問い”を見つけさせることなのだと思う。

    0
    2016年09月26日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    「リーダーを育てる学校」という当初の理念を貫いて全寮制のインターナショナルスクールを設置するまでの発起人のお話。学校作りにはまずは建学者の個性や魅力と強い教育理念の2つが必要だなと思いました。その2つがあると設置準備中に自然に支援者が集まってくる、もしくは必要な人材が部分的に巻き込まれていくこともおもしろく読みました。

    0
    2016年07月26日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    日本で初めて高校生を対象とした、全寮制インターナショナルスクールを作った女性のお話し。
    この作品の主人公である小林りんさんは、自身の留学体験や国際機関で働いた経験などから、世界を貧困から救うリーダーを育てるための学校を作る事を計画する。

    小林氏が作る学校とは日本の学校教育法に適合した「一条校」であり、主にアジアの途上国から生徒を受け入れる事が目的だ。留学中に見たメキシコのスラム街や、ユニセフ在職中に出会ったフィリピンのストリートチルドレン、これらの問題を根本的に解決できるのは教育である、という信念に基づいての行動である。

    作品中でも解説されていたが、このまま地球の人口が増え続ければ、今以上

    0
    2016年05月22日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    自伝ではないので、ちょっと著者の主張入れ過ぎじゃない?というところは置いておいても読み応えありました。
    本当に彼女あっての奇跡の物語である。
    ー 彼女のようなキャラが生まれたこと。
    ー 本文にもあるようにConnecring the Dotsであること。彼女の経歴・キャラからこの奇跡へのたどりついたとも言える
    ただ、普遍的に言えることは、
    ー 正しい志あるところに人が集まる
    ー 日本の省庁も捨てたもんではない( 某教育委員会は想定内としても) 彼らも日本のこの現状をかえたがっている。
    ー 本物のリーダーがいれば、日本もまだまだ変えられるんだ( そこはそれこそ他の国に比べれば恵まれている。)

    0
    2016年04月03日
  • 奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

    購入済み

    映画での感動が蘇ります!

    絶対不可能といわれることへの果敢な挑戦。挫折を乗り越えて掴んだ大いなる希望。困難に耐えて主人公を支えた家族と友人たち。映画での感動が蘇るコミックです。リンゴ栽培の話だけれど、あらゆる分野で同様にがんばってる人々にも読んでほしいし、また、そういう人たちを偏見で
    邪魔している人々にも読んでもらって考え方を変えてほしいな、とも思います。

    1
    2013年10月08日
  • 奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

    Posted by ブクログ

    新たなジャンルのノンフィクションだか、感動した。無農薬栽培の9年目にしてリンゴの花が満開になった時の木村の行動に思わず涙が出そうにぬる。

    危険から守り給えと祈るのではなく、危険と勇敢に立ち向かえますように。
    痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように。
    人生という戦場で味方をさがすのではなく、自分自身の力を見いだせますように。
    不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。
    成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような卑怯者ではなく、失意のときにこそ、あなたの御手に握られていることに気づけますように。
    (ラビンドラナート・タゴー

    0
    2024年11月06日
  • 奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

    Posted by ブクログ

    まごうことなき狂気の歴史。元々が科学的・合理的な人がいかに狂っていくのかが生々しく記されている。その先にしかブレイクスルーはないのだろうけど,突き抜けることのできなかった人が大多数なのではないか。生存者バイアスを意識させられる。
    これが常識になる時代が来るのが先か,自然が滅びるのが先か。

    0
    2024年10月21日
  • 奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

    Posted by ブクログ

    木村さんのリンゴ食べてみたい。無農薬無堆肥の方法は言われれば納得。果たして今の食生活を続けていいのかと考えさせられる。

    0
    2024年01月28日
  • 天才シェフの絶対温度 「HAJIME」米田肇の物語

    Posted by ブクログ

    メディアで取り上げられている印象から、数学や物理学に精通している料理人だと思っていたが、前半ではアウトサイドな一面も描かれており雄味を感じた。もっと米田氏の料理に対する思考を細かく知りたいなと思えたので御本人にも執筆していただきたい

    0
    2023年11月29日
  • 奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

    Posted by ブクログ

    店頭に綺麗に並べられているりんごというのはたくさんの農薬を使って育てられた木から収穫されたものであるとあまり自覚したことがなかった

    木村さんは本当に長い期間を周りの目を気にしながら土のことに気づくまで耐えた
    小さな子供がいるのに奥さんが理解してくれて、また、義父も何も言わず見守ってくれてそれは救いだっただろう

    一度この木村さんのりんごが食べてみたい

    0
    2023年11月03日
  • 土の学校

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校生と大学生におすすめの本ですね。
    エビデンスに基づいた話はなく、彼の体験談や植物の観察について書かれている。彼の観察の仕方、その実験はとても情熱があり、手法としてすごいと思うし、画期的だと思いました。

    0
    2023年07月09日
  • 茶色のシマウマ、世界を変える

    Posted by ブクログ

    意志あるところに道は開けるを地で行く。
    多様性のある環境が常識の転換を促す。
    多様性のない環境では内向きの極端化が,多様性のある環境では外向きの個別化が起きる?もう少し熟考しよう。
    そういえば内向きの仕事が最近多いなぁ。

    0
    2018年01月15日
  • 京都・イケズの正体

    Posted by ブクログ

    イケズの正体というものの、イケズの正体がなんなのかについてはか記されていない。
    京都人の考え方の根っこは何か、をよそさんなりに分析しようとした結果なんだろうけど、出てくる話の殆どが自分なの知り合いや行きつけの店がいかに優れているかを大げさに記してあり、後半に行くほどその傾向が強まる。

    0
    2017年12月06日
  • 土の学校

    Posted by ブクログ

    リンゴを無農薬、無施肥で育てている農家が、リンゴ栽培の中で知った土作りの大切さを語る本。子供の頃から都会っ子の割には土には積極的に接しているので書いてあることは納得できるが、まあ当たり前との感想を抱くものである。

    0
    2016年11月23日