川北省吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
混沌とした世界秩序になっている要因、経緯が知りたくて購入
中国、ロシアが権威主義を強めたタイミングと、アメリカが世界の警察官を否定したタイミングが近いことには驚きました、またそのタイミングが、トランプ政権の時ではなく、オバマ政権の時であったこと、その要因は、世界同時多発テロ後のブッシュ政権の際の失敗にあること、冷静終結後に自由主義、民主主義に全世界が向かっていくと胡座をかいてしまっていたこと、今に至る状況はずっと前から繋がっていることがよくわかりました
また、トランプの考えが受け入れられている要因として、白人がマジョリティマイノリティになる未来が見えていること、白人だけが逆にマイノリティに -
Posted by ブクログ
プーチンのロシア、周近平の中国が、2012年から今の姿を形作ってきていたという分析になるほどと思うと同時に、全然自分の認識が対応できていなかったなと呆然とするばかりである。2011年の東日本大震災、自分の個人的な課題などの事情があったにせよ、やはり2014年のロシアによるクリミア併合はもっと非難されるべきことであったなとつくづく思う。2013年にアメリカは世界の警察官でないと宣言していたオバマにとっては決して対応できないタイミングだったんだと思う。強者は好きなように力を振るい、弱者は耐えるしかないと言われるとそれはたまらないなと思う。アメリカにも媚を売りながら、中国ともけんか腰ではなく対等に、
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Posted by ブクログ
ネタバレ界隈で話題になっている新書。
国際情勢や政治、社会に少しでも関心がある方は、読む価値があります。
著者の川北省吾氏は、共同通社入社後、世界各国で海外特派員を歴任されてきたジャーナリストで歴史的洞察とキーマンへの取材を組み合わせた文章力が素晴らしい。
キーワードは「レコンキスタ」、失地回復です。「失われたもの」という感覚が、現代の様々な動きを生んでいるという指摘は鋭いものがあります。
例えば、ここに書かれていませんが、女性蔑視的な思想を持つ人々の動機を分析すると、「男性が従来持っていた優位性や権利が失われた」という被害意識が根底にあるのです。
これも一種の失地回復です。普通に考えれば、女性を蔑視 -
Posted by ブクログ
1.この本を一言で表すと?
なぜ「力こそ正義」の時代になったのかを解説した本。
2.よかった点を3~5つ
・「アメリカには世界を統べる責任がある」と考える一群の政策エリートが現れた。その代表が「ネオコンサバティズム」(p23)
→アメリカのネオコン思想が問題があったというのがよくわかった。「奢り」というのがいずれ身を滅ぼすという事かと思う。
・第3章リバンチズム「大ロシア」再興の野望、第4章百年国恥—中華民族の偉大な復興
→中国とロシアの領土拡大をしたがる思想がし理解できた。
・ご都合主義への怒り(p169)
→途上国の本音の部分がよく理解できた。
・本来任務である平和の問題に関し、安