川北省吾のレビュー一覧

  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    とても面白い。
    なぜプーチンはウクライナに侵攻したのか、なぜ習近平が不気味な権力者に見えるのか、なぜトランプは同盟国に高い関税をかけるのか。
    日々のニュースで巻き起こる世界情勢がなぜ起こっているのかが理解できるようになる。

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    2026年03月25日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    アメリカ、ロシア、中国の動向を失地回復(レコンキスタ)の観点から解読する。
    アメリカはグローバル化によって貧困に陥った白人男性たちの復権(MAGA)を、ロシアと中国は本来偉大なはずの祖国の復興を目的としている。
    ロシアは偉大な国であるのにソ連崩壊によって不当に貶められた、というプーチンの意識についてはラックマン『聖なるロシアの復興』の記述と重なる。
    習近平の場合、統治と国土拡大は四書五経に基づいた伝統的価値観に則っているという。
    ロシアと中国は反アメリカの点で利益が一致している。
    ロシアの西側への攻撃が恐ろしい。インターネットを利用した情報工作、極右政党への支援、難民の武器化。ヨーロッパを混乱

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    2026年03月24日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    今の世界情勢の「なぜ?」がわかる。日本の含めた西側諸国からは、中国やロシアはならずもの国家と読んでも過言ではない見られ方をしているが、そのように振る舞うのは(行為を正当化するわけではないが)合理的な理由がある、というように感じた。
    今後も圧倒的な軍事力による現状変更がしばしば見られると思うが、日本政府にはワーストケースを考えた舵取りをお願いしたい。

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    2026年03月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    本書の核心は、現代が国際的なルールや協調よりも、軍事力や経済力といった「力」がすべてを決定する19世紀的なパワー・ポリティクスの時代へと先祖返りしている、という指摘です。
    トランプ、プーチン、習近平といった大国指導者たちが、かつての栄光を取り戻そうとする「現代版レコンキスタ(失地回復)」の思想に突き進み、既存の秩序を揺るがしており、かつて世界の警察官だったアメリカの影響力が低下し、世界は指導者不在の「Gゼロ」時代に突入したそうです。(G7とかのGがゼロという意味らしいです)
    現在は、古い秩序が崩壊し、新たな秩序がまだ見えない「狭間の時代」であり、紛争の形態も「圧倒的な強者による制圧」から、互い

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    2026年03月15日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    【新書 世界現代史】 川北 省吾 著

     著者は、共同通信の編集委員。ジャーナリストの本は、事実を中心に分かりやすく書かれていますが、いつも「それで?」の不満が残ります。これに対し、本書は、関係者のインタビューを交えて視点を複層化させ、俯瞰的な視点も持ち合わせています。現在世界で起こっていることは、歴史面での「レコンキスタ(失地回復)」であり、これが同期化して次々に起こっていると分析します。世界全体が歴史や人種の失地回復に取り組んでおり、これまでのグローバリズムから帝国主義時代に逆戻りし、この流れは留まらないと予測します。

     「大国は帝国主義の動きとなり、小国はその狭間でうごめく」と書かれて

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    2026年03月13日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    テーマは本書冒頭にもあるように、
    レコンキスタ(国土(覇権)回復運動)。

    アメリカ、中国、ロシアの動きを中心に、
    周辺国やグローバルサウス、SNSの影響などを描く。

    こうした今の世界(政治)の動きの背後にある思想や思惑、そこに至る歴史的、個人的な背景などを歴史の目撃者、側近、メディア人、研究者、歴史書などの様々な観点から丁寧に解説されている。

    日本の国際政治の動向が関係性にどう影響してくるのかなどが素人でもおぼろげながら分かる気がする。

    そして本書が出たあともベネズエラやイラク戦など次々と現代世界史は侵攻(進行)している。

    国際社会に組み込まれてる日本も、そこに暮らしてるいち生活者に

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    2026年03月13日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    「アメリカは世界の警察官ではありません。われわれの力で全ての悪を正すことは不可能なのです」
     この演説は、冷戦後の世界逃れを変えることになった。もはや「世界の警察官」ではいられないというオバマの”ギブアップ宣言”は、「パックス・アメリカーナ(米国の力による平和)」の終わりを告げていたからだ。

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    2026年03月03日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    ネタバレ

    読んで良かったと思える作品

    第1〜4章の「力こそが正義」とする為政者が生まれた背景は、よくよく読めば「失地回復」というよりむしろやっぱり「因果応報」
    私にとって何より収穫だったのは、第6章の「ベッケンフェルデ命題」を知ったこと
    自分がいる場所のはずのリベラリズムをどこか息苦しく感じていた理由がわかってホントすっきりです

    で、よく言われる日本人としてどうしたらよいか、ですけど
    エピローグに書かれた歴史家のジョン・ルイス・ギャディスと筆者の会話がすべて
    「どうすればいいのか?」
    「答えは自分自身で見つけなければならない」
    今この瞬間に答えられなくても、幸いにして、
    ・今頭の上にミサイルが飛び交

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    2026年03月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    世界の警察アメリカの凋落から世界はあらたなレコンキスタの時代に。トランプ、プーチン、習近平それぞれの行動の理屈を分かりやすく解説した、今の国際情勢に関する良著。
    ちょうどアメリカがイランを攻撃したタイミング、昭和の知識しかなかった自分にはこの30年の国際情勢の変化が納得して理解できる。
    日米関係にも今後変化が出てくるのだろうか。

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    2026年03月01日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    これはおもしろい!
    と、同時に背筋がぞーっとする。

    極めて危うい世界に今我々は生きている。
    だけど、その危うさは我々自身が選択したものなのだ。

    どうして、トランプとプーチンと習近平は仲が良いのか、本書を読むととてもよくわかる。

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    2026年02月19日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    これからの世界の方向性について、非常に示唆深い書籍だった。グローバル化、移民問題からくる軋轢により欧米で極右ポピュリズム化していき、そのことで世界の連帯が弱くなりGゼロ時代になってしまっている現代。また、国連が担う平和の担保についても考えさせられた。大国、中小国、防衛面で米国に頼っている日本、それぞれ戦略は異なってくるだろうが、妥協してでも組むべき協力体制はまだまだあるのだろうなと感じた。各国の強み、弱み、依存先などを把握して、リスクヘッジを加味した上で世界各国と対話していく必要がある。本書はAIの話には触れていなかったが、AIが発展した時代においてどうゲームチェンジが起こっていくのか、起こし

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    2026年02月19日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    この十数年で様変わりした世界を丹念な取材で読み解いた秀作だ!
    アメリカ、ロシア、中国の失地回復(レコンキスタ)。共通する「我々はかつて、そしていまも強大国である」という思い、格差がひろがることによる影の思想の拡大等、現実のニュースと照らしてみると納得できる点が多かった。個人も国も強い側、正しい側に行きたいのは変わらないのだなぁ

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    2026年03月30日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    法によって世界の秩序が保たれる時代は終わり、力のあるものが支配する時代が始まった。アメリカに頼ることはできず、これから日本が自ら考え答えを出し、この弱肉強食の世界を生き抜いていかなければならない。

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    2026年03月28日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    非常に読みやすく、読んでいて、面白かった。

    ポイントと思った、単語等
    ・レコンキスタ(失地回復)
    ・ジョージ・W・ブッシュ問題児?
    ・中国は回帰する大国
    ・グローバルサウスも怒っている
    ・リベラルが最大化して、役目を終えた
    ・移民問題が引き金
    ・ローンウルフ型テロ(安倍首相やトランプ襲撃)
    ・ネットによる加速主義
    ・伝統主義が蘇っている

    新しい時代に入って来ているのだなと感じた
    どんな主義でも行き過ぎたら、より戻しが起きる

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    2026年03月26日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    プーチンはウクライナを侵攻し、習近平は南シナ海を埋め立てて軍事拠点化し、トランプは一方的に高関税を発動する。今やアメリカはイランを一方的に攻撃している。大国がルールを破っても、国際社会は止められない。
    まさに、力こそ正義なのか。
    また、別の側面で、現在の行き過ぎたリベラリズムが西洋社会の退廃を産み、伝統的な国会や郷土、家族を求めている点もあるような気がする。

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    2026年03月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    前半は5。プーチン、近辺、トランプの行動を理解するのにとても役立ちました。後半はちょっと混乱というか取り散らかっている印象で理解が難しかった。間をとって4評価です

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    2026年03月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    評判通りのよい本でした。
    オバマの「世界の警察官ではない」発言に始まるアメリカの世界での縮小と国内での格差拡大、ロシア・中国・グローバルサウスの「レコンキスタ」と欧米の反移民、それらが一つの潮流となった現在のトランプと戦争と「力こそ正義」の世界。
    残念ながら、トランプが退場すれば世界は元に戻る、というものではなく、今の流れが続いていくと覚悟せざるを得ないのではないかと思いました。
    ただ、こういうジャーナリストの取材記事をベースにした本にはよくありますが、新しい発見や認識がある一方で、もう少し掘り下げてもらえると良いなと感じました。

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    2026年03月21日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    ネタバレ

    米中露はかつての栄光を取り戻そうと行動している。レコンキスタになぞらえて、大国や第三勢力の思惑などを取材した。プーチンも2000年代初頭は今とは違い、米と共同歩調を取ろうとしていたという。こんにちの状況は、起こるべくして起きている。

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    2026年03月16日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    まさに「歴史は繰り返す」ということなのでしょうか。一見前進しているように見える各種制度の変遷も過去からの繰り返しであり、焼き直しであることが多いのでしょう。

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    2026年03月13日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    成毛氏が薦めていたので読んでみたもので、期待どおりでした。一方、同じくFBでフォローしている田村耕太郎氏はあまり評価してなかった。

    この手の本としては読みやすい(≒わかりやすい)というのは事実なので、それだけでも価値がありそうな気がしました。

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    2026年03月12日