川北省吾のレビュー一覧

  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    トランプ、プーチン、習近平、ゼレンスキー、ヨーロッパの極右、BRICS、第三世界などの様々な異なる思惑、毎日のニュースを見ているだけでは分からない時代の流れや行動原理が、著名な人物へのインタビューとして大変わかりやすく描かれていた。
    この一冊があれば冷戦終結から2026年の今日までの世界の流れを把握することができるだろう。

    我々日本人はアメリカの民主主義の顔しか知らない。大手メディアの流すニュースは西や東海岸の成功したリベラルな人々によるもので中西部の人々の生活や思いを知らない。だから初めてトランプが当選した時も再選した時も驚いたが、それは単に我々日本人がその内情を知らなかったに過ぎず、今の

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    2026年08月02日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    なぜいま、国際政治の前面に、再び「力」が姿を現しているのでしょうか。

    ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾や南シナ海への圧力、アメリカで繰り返される「偉大な国を取り戻す」という訴え、各地で強まる移民排斥や伝統主義。一見すると別々の問題に見えるこれらの現象を、本書は「レコンキスタ(失地回復)」という一つの言葉で結び直します。

    本書は、共同通信社が2022年3月から2025年4月にかけて隔週で配信した大型国際インタビュー連載「レコンキスタの時代」を土台に、書き下ろしとして全面改訂したものです。

    #### 【目次】
    プロローグ 「警察官」の退却
    第1章 覇者の驕り―「無敵」から「Gゼ

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    2026年08月01日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    本書は、現代の複雑極まる国際情勢の核心に位置するロシア、中国、アメリカという3大国の混迷と動向を、「失地回復(レコンキスタ)」という共通の視点から紐解いた壮大な考察である。

    世界を左右する主導権を握る3カ国の動きが、それぞれ「レコンキスタ」という固有の情念と目標に向かって連動し、共振していくダイナミズムには終始惹きつけられる。同時に、その巨大な振幅に我が国・日本もまた巻き込まれ、共振しようとしているのではないかという戦慄を禁じ得ない。

    多士済々の専門家に対するインタビュー形式の記述も充実しており、多角的な視点が立体的に配置されている点も秀逸だ。過去の各時代において発生した個別の問題が、一本

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    2026年07月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    まためちゃくちゃ時間かかっちゃった。

    高い文章力、引き込まれながら読めた
    トランプはアメリカの本流であると、腑に落ちたな、、
    日本はアメリカに頼りきることなく、自らの国を守る力を蓄えていかなければならないね。

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    2026年07月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    三年かけてインタビューを重ねて連載してきた集大成と言うべき良書だと思います
    世界の動きへの理解が深まると思います

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    2026年07月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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     なるほど。そうなのか。
     その思いの連続でした。

     例えば、ウクライナやイランの側から。また、ここには触れられていないイスラエルは。
     
     国際関係が、本当に身近な話題として学ぶことができた。

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    2026年07月04日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    「レコンキスタ(失地回復)」という言葉から現代史を読み解く。
    いろいろな視点や考え方があると思うが、各国が「失地回復」しようとしていると考えると、一本の線で繋がり、今起きていることがしっくりする。

    世界政治の話だけど「人間とは何だろう」という気持ちにもなった。

    第7章はSNSと情報工作の話だが、「ここまでか…」と、強く驚いた。
    まさに「事実は小説より奇なり」である。

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    2026年06月27日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    歴史は繰り返されるってよく言われるけれど、
    なるほど、こうやって繰り返されるのかと思った。
    誰もがきっと戦争はしたくない。だけども、その時代において恩恵を受けることができず、常に変わる世界の環境や状況の中で、変化を受け入れられない人々がいる。そういう人が増えていくことで、自分たちの権威を守るため、人は戦うのだと、
    後から振り返れば、なんであの戦争が、、、とか何も学ばないとか色々言えるけど、今を生きるこの瞬間を置き換えることはできない。
    第二次世界大戦以後最大のうねりが起き始めてるように思う。
    各国のそれぞれの事情や思惑が交差していく。
    グローバル化して発展したその裏で失われた価値観や、文化を取

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    2026年06月24日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    2回通読。アメリカ、ロシア、中国を中心に、ストロングマンと言われる指導者が次々と出現している背景を掘り下げられている。大国による失地回復の時代、彼らの行動原理を紐解き、そこから出てきたトレンドラインを理解することがこれからの世界情勢を理解するのに助けになってくれることを期待したい。

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    2026年06月16日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現代世界の地政学を理解するにはコレ。
    キリスト教と富に造られてきた世界の価値観は、平和を導くとまだ信じるが、宗教や文化の反対側から見た正義も理解する必要がある。
    特に中国やBRICSのスタンスは、新聞では知り得ない。

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    2026年06月08日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    名著。世界を渡り歩いて取材を続けてきた川北先生だからこそ書ける本だと思った。
    なぜアメリカ・ロシア・中国が今のように「力こそ正義」に陥ったのか各人物の生涯から紐解いてくれる。
    ミドルパワーの我々にはたまったもんじゃない話が多いが、力がある国ならそれを存分に使う人が出てきてもおかしくないよなあ。
    世界がおかしくなってるのは突発的に起こってるのではなくて、様々な要因が絡み合っているのだと感じる。
    アメリカに関してはネオコンの時代からおかしくなっていったのではないか?日本人からしたら民主主義が当たり前なので世界がそうなればいいと考えてしまうが、段階を踏んでいかないとうまくいかない。それを強制しようと

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    2026年06月08日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    新書は最初こそ読みやすくてもだんだんとわかりにくくなり途中で投げ出すこともままあるけど、これは全編通してめっちゃ読みやすくてわかりやすくて面白くて3日で読めた。歴史だから当然いろんなことが突発的に偶発的に起きるわけではなく、全て流れがあり原因がありそれらが絡み合って積み重なって次々と必然的に事が起きているんだってことがよくわかって納得しつつも空恐ろしくなる。止められない時代の流れ、台頭する大国や権力を振るうストロングマンたちによるパワーゲーム、、世界はいったいどうなっていくのか…この戦慄の現実と待ったなしの警鐘を受け止めて対処する人類の叡智と良心が今、問われている。

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    2026年06月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    どういう経緯で今の世界情勢が生み出されているのか、入念な取材のもと非常に理解しやすく語られていた。アメリカ、ロシア、中国。それぞれの利害が巧妙に混ざり合い、今の不安定な混沌とした空気を作り出している。一触即発という空気ではなく、それぞれの大国が自由にのさばらんとする世界。なんともおぞましい。小国に権利などないかの如く、これからも好き放題暴れ回るのだろう。
    戦後の平和秩序の中で育ってきた世代としては、世界が19世紀頃の情勢に戻っていくことを想像するに、子供や孫たちに本当に申し訳ない思いでいっぱいになる。また合わせて、これが人間という生き物の本性なのかと極めて残念な思いを抱くとともに、人間としてこ

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    2026年06月02日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    複雑怪奇な現代社会の秘密を、「レコンキスタ」というマンガっぽい響きを感じるコトバを幹に据えながら、数多の関係者を縦横無尽にインタビューしてあぶり出した一冊。小説より小説だった。問題は、これが小説と違って、ノンフィクションだということ。小説と違って、結論がコントロールできないこと。

    かつての猪瀬直樹作品のような、お世辞にも面白いとはいいにくい切実な話題まで、ぐいぐい読ませる筆力に脱帽。
    あまりに巧すぎて、なるほど!うわーそうなのか!という感想が止まらないのだが、逆にそこまで巧すぎることで、「この本の主張って、ホントのホントに世界の解説になってるんだろうか?偏向ないんだろうか?」と勘繰りたくなる

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    2026年05月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    歴史的な系譜、現在地点の確認。
    多層的に起こるレコンキスタ(失地回復)。

    ・中国の百年国恥

    ・「北」への不満、BRICS台頭・拡大、ロシアへの戦略的中立

    ・白人の「グレート・リプレイスメント」への焦燥

    ・SNSによるローン・ウルフ(孤独なテロリスト)の発生、選挙介入

    ・経済格差による米国の「夢の喪失」、戦後秩序への信頼の瓦解

    ・勢力圏の世界、19世紀への逆流

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    2026年05月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    国家統治の仕組みとして民主主義が正しいと考えますが、それに反するプーチンとか習近平の考え方を理解するのも、現実世界を生きていく上で必要だと感じました。

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    2026年08月02日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    『新書 世界現代史』は、地政学が好きな私には、期待通りに面白い一冊だった。

    特に中東問題やロシア・ウクライナ戦争についての分析は鉄板。ニュースでは出来事だけが報じられがちだが、この本では、それぞれの国がどんな歴史や事情、国益を背景に動いているのかが分かりやすく整理されていて、日本にいては理化しにくい、彼らの行動原理を学ぶのに役立つ。

    その中でもアフリカ系移民の影響で白人が駆逐されるという「人種置換」の話はかなりインパクトがあった。日本ではあまり意識することのないテーマだが、欧米では移民問題や政治にも大きな影響を与えている考え方であり、世界で起きている出来事の背景を知るうえで興味深かった。ま

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    2026年07月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    海外要人への独自のインタビューなど満載で、ジャーナリスト視点の「生きた教科書」としてたいへん参考になりました。

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    2026年07月21日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    なぜ世界はこんなにも急に「力こそ正義」へ傾いたのか——その問いに正面から答える一冊。国際ニュースの「なぜ」を腰を据えて整理したい人におすすめ。

    著者は共同通信社の国際ジャーナリスト・川北省吾氏。ブリュッセルやワシントン、国連担当などを歴任した実務家が、政治学者・評論家・政治家らへのインタビューを重ね、ウクライナ侵攻・移民排斥・権威主義国家の台頭・トランプ2.0といった現象を、断片的な事件ではなく「構造的な原因」としてつなぎ直していく。

    個人的に刺さったのは、アメリカ・ロシア・中国・グローバルサウスをそれぞれの「物語」(覇者の驕り、大ロシア再興、百年国恥、南の逆襲)から描く視点。さらに「20

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    2026年06月28日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    川北省吾(1963年~)氏は、神戸市生まれ、慶大卒、共同通信社の国際ジャーナリストとして、ブリュッセル、ジュネーブ、イラク、ニューヨーク、ワシントンなどで特派員を務め、現在は編集委員兼論説委員として国際政治の分析・執筆に携わる。
    本書は、共同通信社が2022年3月~25年4月に配信し、加盟新聞社25紙に掲載された国際インタビュー「レコンキスタの時代」全80回を全面改訂し、書籍用に書き下ろしたものである。
    「レコンキスタ」とは、元来、中世ヨーロッパで、イスラム教徒に占領されたイベリア半島の奪還を目指すキリスト教徒の失地回復運動のことを指すが、広くは、既存の体制や秩序を打破し、過去の栄光を取り戻そ

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    2026年06月18日