川北省吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
年始に本書を読んでる最中に、米国のベネズエラへの軍事介入がニュースとなった。
サブタイトル「力こそ正義」の価値観が、米国にまで浸透し行使に至ってしまった由々しき事態の中、かぶり付くように読み切ってしまった。
本書は、米中露の3人の「皇帝」がどういう歴史認識やロジックで侵略を実行・構想しているのかに留まらず、グローバルサウスの怨念、移民への白人の恐怖心、情報工作やSNSによる煽り、現在の世界秩序の構成要素を非常に分かりやすく整理されている。
最後に、日本がどうするべきか、という問題提起に対して、それは自分で考えるしかないと結論づけており、下手に楽観的に纏められるよりも、我々が本当に注視して考えな