川北省吾のレビュー一覧

  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    2回通読。アメリカ、ロシア、中国を中心に、ストロングマンと言われる指導者が次々と出現している背景を掘り下げられている。大国による失地回復の時代、彼らの行動原理を紐解き、そこから出てきたトレンドラインを理解することがこれからの世界情勢を理解するのに助けになってくれることを期待したい。

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    2026年06月16日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現代世界の地政学を理解するにはコレ。
    キリスト教と富に造られてきた世界の価値観は、平和を導くとまだ信じるが、宗教や文化の反対側から見た正義も理解する必要がある。
    特に中国やBRICSのスタンスは、新聞では知り得ない。

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    2026年06月08日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    名著。世界を渡り歩いて取材を続けてきた川北先生だからこそ書ける本だと思った。
    なぜアメリカ・ロシア・中国が今のように「力こそ正義」に陥ったのか各人物の生涯から紐解いてくれる。
    ミドルパワーの我々にはたまったもんじゃない話が多いが、力がある国ならそれを存分に使う人が出てきてもおかしくないよなあ。
    世界がおかしくなってるのは突発的に起こってるのではなくて、様々な要因が絡み合っているのだと感じる。
    アメリカに関してはネオコンの時代からおかしくなっていったのではないか?日本人からしたら民主主義が当たり前なので世界がそうなればいいと考えてしまうが、段階を踏んでいかないとうまくいかない。それを強制しようと

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    2026年06月08日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    新書は最初こそ読みやすくてもだんだんとわかりにくくなり途中で投げ出すこともままあるけど、これは全編通してめっちゃ読みやすくてわかりやすくて面白くて3日で読めた。歴史だから当然いろんなことが突発的に偶発的に起きるわけではなく、全て流れがあり原因がありそれらが絡み合って積み重なって次々と必然的に事が起きているんだってことがよくわかって納得しつつも空恐ろしくなる。止められない時代の流れ、台頭する大国や権力を振るうストロングマンたちによるパワーゲーム、、世界はいったいどうなっていくのか…この戦慄の現実と待ったなしの警鐘を受け止めて対処する人類の叡智と良心が今、問われている。

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    2026年06月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    どういう経緯で今の世界情勢が生み出されているのか、入念な取材のもと非常に理解しやすく語られていた。アメリカ、ロシア、中国。それぞれの利害が巧妙に混ざり合い、今の不安定な混沌とした空気を作り出している。一触即発という空気ではなく、それぞれの大国が自由にのさばらんとする世界。なんともおぞましい。小国に権利などないかの如く、これからも好き放題暴れ回るのだろう。
    戦後の平和秩序の中で育ってきた世代としては、世界が19世紀頃の情勢に戻っていくことを想像するに、子供や孫たちに本当に申し訳ない思いでいっぱいになる。また合わせて、これが人間という生き物の本性なのかと極めて残念な思いを抱くとともに、人間としてこ

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    2026年06月02日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    プーチン、習近平の生い立ちや思想ができるまでの過程がわかりやすく説明されていた。これにより、今のロシアや中国の政策や外交が、「ひどい国の、ひどいリーダーの政治」からなんとなく理解ができるようになった。

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    2026年05月29日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    歴史を振り返れば「力」が世界を動かすのは世の常。しかし、一方的な押し付けは相手のプライドを傷つけ、やがて大きな反発を生みます。
    以前は力こそ全てで自らを磨くべきだと思っていましたが、読後は、相手が力を持たない時ほど敬意を払い、信頼関係を築くことの重要性に気づきました。
    特にルールが通用しない混迷期や変革期において、役職や正論を振りかざすだけの組織運営は通用しません。大切なのは、相手が守りたい聖域や価値観を尊重すること。そして、困っている時こそロジカルに説得するのではなく、共に目指すべき魅力的なストーリーを語り、感情に寄り添いながら導く。これこそが、これからの時代を生き抜くリーダーの行動指針です

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    2026年05月27日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    関係者のインタビューも踏まえ、冷静な筆致でわかりやすく現代の地政学を解説。
    続編も刊行されるのであれば、ぜひ読みたいと思った。

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    2026年05月25日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    複雑怪奇な現代社会の秘密を、「レコンキスタ」というマンガっぽい響きを感じるコトバを幹に据えながら、数多の関係者を縦横無尽にインタビューしてあぶり出した一冊。小説より小説だった。問題は、これが小説と違って、ノンフィクションだということ。小説と違って、結論がコントロールできないこと。

    かつての猪瀬直樹作品のような、お世辞にも面白いとはいいにくい切実な話題まで、ぐいぐい読ませる筆力に脱帽。
    あまりに巧すぎて、なるほど!うわーそうなのか!という感想が止まらないのだが、逆にそこまで巧すぎることで、「この本の主張って、ホントのホントに世界の解説になってるんだろうか?偏向ないんだろうか?」と勘繰りたくなる

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    2026年05月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    歴史的な系譜、現在地点の確認。
    多層的に起こるレコンキスタ(失地回復)。

    ・中国の百年国恥

    ・「北」への不満、BRICS台頭・拡大、ロシアへの戦略的中立

    ・白人の「グレート・リプレイスメント」への焦燥

    ・SNSによるローン・ウルフ(孤独なテロリスト)の発生、選挙介入

    ・経済格差による米国の「夢の喪失」、戦後秩序への信頼の瓦解

    ・勢力圏の世界、19世紀への逆流

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    2026年05月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    世界現代史
    わたしが世界を感じたのは大学生2010年代で、世界はひとつだし自由を重んじてリベラルこそマナーだった。レディーガガはBorn this wayを歌うし、LGBTQって言葉も覚えた。トランプの初当選は何かのバグだと思ってたし、アラブの春もよくわかってないけど民主化運動だったし、アウンサンスーチーも解放されてた気がする
    このままの方向で世界は進んでいくと思ってたけど、最近違うんだろうなぁってのは感じてた。トランプはまた当選するし、ロシアはウクライナ侵攻するし、台湾危機ってなに、日本も日本人ファーストを謳う違和感しかない政党がでてきた、レインボーフラワーな世界は終わった…?うっすら感じる

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    2026年05月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    米中露の大国の考えやこれまでの流れから、この先の未来について分かりやすく解説してあるが、少なからず暗い未来しか想像出来ず、なんとも言えない気持ちになる。
    やはり当時のオバマ大統領の、アメリカは世界の警察では無いという言葉が、現在につながる流れのターニングポイントだったんだと感じた。

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    2026年05月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現在の世界情勢がなぜ起こっているのか数年の変化ではなく、歴史的背景も踏まえ、理解を深めることができる良書。

    個人的に学びが深かったのは習近平氏やプーチン氏の生い立ちにまで踏み込み読み込める点。
    今の国の動きはある意味大統領の個人的価値観も多分に影響していることが読み取れる。

    この本をきっかけにより政治経済の歴史を学び直したいと思います。

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    2026年05月03日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    川北省吾(1963年~)氏は、神戸市生まれ、慶大卒、共同通信社の国際ジャーナリストとして、ブリュッセル、ジュネーブ、イラク、ニューヨーク、ワシントンなどで特派員を務め、現在は編集委員兼論説委員として国際政治の分析・執筆に携わる。
    本書は、共同通信社が2022年3月~25年4月に配信し、加盟新聞社25紙に掲載された国際インタビュー「レコンキスタの時代」全80回を全面改訂し、書籍用に書き下ろしたものである。
    「レコンキスタ」とは、元来、中世ヨーロッパで、イスラム教徒に占領されたイベリア半島の奪還を目指すキリスト教徒の失地回復運動のことを指すが、広くは、既存の体制や秩序を打破し、過去の栄光を取り戻そ

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    2026年06月18日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現代社会が概観できる良い本でした。
    アメリカロシア中国の立ち回りの話は既知のものでしたが、ここにBRICSが入ると見え方が変わって面白かったです。
    ウクライナロシア戦争やアメリカイラン戦争を当たり前に世界全体の問題だと捉えていましたが、これもある種ポジショントークなんですね。
    考えてみれば腑に落ちるところもあって、目の前の家族が餓死するかどうかのときに、見えないところで起きてる出来事なんて気にしてられないです。
    あるところでは戦争が起きてきて、あるところでは日々の食事すらままならない状況がある。
    そして、世界の中心で語られるテーマは戦争である。
    何も言える立場にないですが、人類はまだまだ歪だな

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    2026年06月17日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    あたりまえのように、アメリカをはじめとする欧米、そして日本が考える民主主義、資本主義こそが正しいと思っていた。この本は極めて客観的に書かれており、内容的に納得できるものばかり。こちらの正義は、あちらの悪。つまり、ロシアや中国など、私の中では到底理解できないことが、彼らにとっては当然のことであるのだと感じた。世の中のすべての人々が、お互いを理解し合い、平和な世の中なんてくるのでであろうか。

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    2026年06月10日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    大国の近代史を中心に、特に現代の各国首脳が生み出され、そして独裁者のようになった背景や歴史に触れられて、大きな時代の流れに触れることができた。少し先が読めない世の中だからこそ、表面的なニュースだけでなく、深く考察する本書のようなことを知ることの重要性を感じた。

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    2026年06月09日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    様々な識者への取材から、多面的な議論が展開されている。
    その中でもギャディス氏のインタビューがとりわけ示唆に富むように思う。「帝国思想を内包する」米国と、我々はどのように付き合っていくべきなのだろうか。

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    2026年06月05日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    混沌とした世界秩序になっている要因、経緯が知りたくて購入

    中国、ロシアが権威主義を強めたタイミングと、アメリカが世界の警察官を否定したタイミングが近いことには驚きました、またそのタイミングが、トランプ政権の時ではなく、オバマ政権の時であったこと、その要因は、世界同時多発テロ後のブッシュ政権の際の失敗にあること、冷静終結後に自由主義、民主主義に全世界が向かっていくと胡座をかいてしまっていたこと、今に至る状況はずっと前から繋がっていることがよくわかりました

    また、トランプの考えが受け入れられている要因として、白人がマジョリティマイノリティになる未来が見えていること、白人だけが逆にマイノリティに

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    2026年05月24日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    学術的な論理構成ではないが、世界の大国がどのような過程を経て現在の傍若無人な態度を取るようになったのか、ストーリーが分かりやすかった。「Gゼロ」というのは前から言われているが、19世紀型の大国間のパワーバランスのせめぎ合いで、束の間の平和が生まれる理解は肌感として正しそう。各国のエリートが国内の非エリートの存在を忘れ、北側諸国が南側の経済的小国を気に掛けなかった反動が来ている。これからの社会を可能な限り良い方向に進めるためには、皆が歴史に学ぶ必要がある。

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    2026年05月22日