川北省吾のレビュー一覧

  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    冒頭を読んだとき、カタカナ用語や横文字が立て続けに出てきて正直、読み進めるか躊躇った。
    でも読み進めるうちに、その印象は変わっていった。著者がジャーナリストとして現場を歩いてきたからこそできる情報整理の仕方があって、複雑な世界情勢が少しずつ輪郭を持って見えてくる。
    世界は止まってくれない。だからこそ、情報を受け取るだけでなく、何を信じ、何を疑うか自分なりの物差しを鍛えていくことが大事だと改めて感じた一冊。

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    2026年04月18日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    ロシアはウクライナに侵略し、アメリカはイランに攻撃を仕掛け、中国は南シナ海で軍事拠点を着々と建設する…大国が国際法無視のふるまいを始めた現代、なぜこのような状況に至ったのかを冷戦以後から紐解く一冊。

    本書のキーワードは「レコンキスタ(失地回復)」。ソ連崩壊で失った大国としての存在感を回復しようとするロシア、植民地的な扱いを受けてきた屈辱から脱却したい中国、移民・難民の流入で脅かされる白人・キリスト教文化圏の焦り、などを切り口に解説されています。

    日本から世界を見ていると、どうしてもアメリカ・民主主義陣営からの視点になり、ロシアや中国の振舞いは理解しがたい部分が多いですが、本書を読むと彼らの

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    2026年04月20日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現代史についての学び直しとしてもとてもいい教材だった。
    過去から物事が繋がっている以上、無頓着だったり無責任でいていいわけないね……

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    2026年04月12日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    世界の状況をできるだけ正しく理解しようシリーズ。まずは話題の書から。米中露という大国が、21世紀以降、なぜ特に暴力的に振る舞うようになったのか。たまたま独裁者的な人物がリーダーになったわけではなく、やはり底流のようなものがありそうだ。本書ではそれは、レコンキスタ(失地回復運動)であると解説している。元々はキリスト教勢力がイスラーム勢力からイベリア半島を約800年かけて奪還した「国土回復運動」のことであるが、ロシアのクリミア侵略からのウクライナ戦争も、中国の海洋進出も、アメリカの西半球主義も、その源流はこの考え方にあるとすると納得がいく。特に中露は、それぞれの正当性を顕示する為にこの概念を持ち出

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    2026年04月12日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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     無条件で面白かった。まさに現代の世界情勢を冷静に分析している良書です。私たちはどうしても「過去の常識」にとらわれて、現在起こっていることの原因や背景がわからないことが多いのですが、この本はその現実を分からせてくれます。世界の平和とか貧困の廃絶とか地球環境の保護とかの理想で世界は動いてないのだ。
     残念ながら「強者は好きなように振る舞い、弱者は耐えるしかない」という時代が到来している。平和を希求する崇高な理想に身を委ねて自国の平和を維持しようなんて、アメリカが押し付けた憲法に書いてあるけど、そんな理想は気の迷いでしかなかった。アメリカは自国の利益のことだけ考えて、今まで奪われた自国の利益を他国

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    2026年04月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    必読
    何が正しいかなんて分からないけど、考えるきっかけになる。考えることで、陰謀論に巻き込まれないようになる

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    2026年04月04日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    全ての人間が読むべき本。
    プーチン、習近平、トランプといったストロングマンの行動原理を歴史から紐解いていく。

    自然と現代史の知識は身についていくし、今後のニュースの見方も変わってくる本。

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    2026年03月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    イラン情勢で世界が揺れる中、なぜこうなってしまったのかを知りたくて手にした本。とても分かりやすくまとめられていて、大変勉強になった。間違いなく名著。

    戦後80年の秩序が今後も続くとは限らないことを、本著で知り、今画面の向こうで思い知らされている。
    ロシア、中国、アメリカの大国に挟まれている日本の立場の難しいこと。どう乗り切るのか、国民一人一人もしっかり向き合わないと行けないと感じた。

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    2026年03月30日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    とても面白い。
    なぜプーチンはウクライナに侵攻したのか、なぜ習近平が不気味な権力者に見えるのか、なぜトランプは同盟国に高い関税をかけるのか。
    日々のニュースで巻き起こる世界情勢がなぜ起こっているのかが理解できるようになる。

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    2026年03月25日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    アメリカ、ロシア、中国の動向を失地回復(レコンキスタ)の観点から解読する。
    アメリカはグローバル化によって貧困に陥った白人男性たちの復権(MAGA)を、ロシアと中国は本来偉大なはずの祖国の復興を目的としている。
    ロシアは偉大な国であるのにソ連崩壊によって不当に貶められた、というプーチンの意識についてはラックマン『聖なるロシアの復興』の記述と重なる。
    習近平の場合、統治と国土拡大は四書五経に基づいた伝統的価値観に則っているという。
    ロシアと中国は反アメリカの点で利益が一致している。
    ロシアの西側への攻撃が恐ろしい。インターネットを利用した情報工作、極右政党への支援、難民の武器化。ヨーロッパを混乱

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    2026年03月24日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    今の世界情勢の「なぜ?」がわかる。日本の含めた西側諸国からは、中国やロシアはならずもの国家と読んでも過言ではない見られ方をしているが、そのように振る舞うのは(行為を正当化するわけではないが)合理的な理由がある、というように感じた。
    今後も圧倒的な軍事力による現状変更がしばしば見られると思うが、日本政府にはワーストケースを考えた舵取りをお願いしたい。

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    2026年03月22日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    ネタバレ

    読んで良かったと思える作品

    第1〜4章の「力こそが正義」とする為政者が生まれた背景は、よくよく読めば「失地回復」というよりむしろやっぱり「因果応報」
    私にとって何より収穫だったのは、第6章の「ベッケンフェルデ命題」を知ったこと
    自分がいる場所のはずのリベラリズムをどこか息苦しく感じていた理由がわかってホントすっきりです

    で、よく言われる日本人としてどうしたらよいか、ですけど
    エピローグに書かれた歴史家のジョン・ルイス・ギャディスと筆者の会話がすべて
    「どうすればいいのか?」
    「答えは自分自身で見つけなければならない」
    今この瞬間に答えられなくても、幸いにして、
    ・今頭の上にミサイルが飛び交

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    2026年03月06日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    ネタバレ

    「レコンキスタ」をキーワードとして現代世界word読み解く。ロシアは確かにそうだろう。中国もそうか、でも台湾がもともと自分のものだと信じているとすれただの馬鹿か、そう思い込むことで納得さているだけではないのか。トランプがレコンキスタ?アメリカファーストがどこの昔に戻りたいのか、ちょっと違う気がする。「白人の焦燥」と言うのはよく分かる話だ。「アフリカとアジアはそのままで、欧米だけが非白人化が進んでいる。」確かに。
    国連の安保理の無意味化と逆に、総会が意味を持ち始めた、と言うのは気づいていなかった。でも本当に小さな意味ではないのか。

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    2026年04月19日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    大国を中心とした各国の行動が、ストーリーを持って分析されている。要人への取材がベースとなっており、非常に参考になった。

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    2026年04月19日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    世界史はなんのために勉強するのか?
    国ってなんだろう?
    改めて考えさせられた。
    歴史、資源、経済、文明、文化。
    様々な人々のインタビューにより、多角的に捉えたこの本は、新書だけれど、300ページを超えた。
    とても読み応えがあった。

    「どうすればいいのか?」
    「答えは自分自身で見つけなければならない」
    最後のページで書いてあったこの言葉は、今かなり重いと思った。

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    2026年04月05日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    辿り着いた答えは!

    「よ〜く考えよ〜」ってこと?
    あれ?なんか違う
    わいの受け取り方がダメなの?
    いやそんなこたない
    あるはずがない

    現代史の様々な局面を「レコンキスタ」という切り口で見ることで、世界の今を理解するという内容

    まぁ待て
    今「レコンキスタ」説明するから

    あれな、歯ごたえが命なのにね
    あのサクサク感がいいのにね
    なんか他に何かやってたんでしょうな
    で、ハッと気付いたときには手遅れってそれは「レンコン煮過ぎた」!

    ひまわりめろんさんはあてにならないので、またしてもAIに聞く

    「イスラムに支配された土地を、キリスト教勢力が長い時間かけて取り戻した運動」

    へぇ〜、ますます分

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    2026年04月04日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    現在の世界史を読んでみたかった。
    ざっとしか読めなかったが、最後までたどり着いた。
    最後に
    強者は好きなように力を振るい、弱者は耐えるしかない世界である。
    アメリカは、われわれと共にいるだろうか?

    私は思うのだが、アメリカのリーダーにまともな人はいないのだろうか?
    また、日本の政治は内向き、まるで幕末以前のように思える。

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    2026年04月03日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    アメリカ、ロシア、中国を中心とした国々の置かれている状況や立場が分かる良書。
    特に、トランプが大統領に選ばれた背景については納得感があった。
    トランプは突然変異的な存在では無く、古くからあるアメリカの一面を体現している存在であることも。

    日本は戦後、アメリカの傘に守られながら発展してきたが、今後はその保障が何も無いことも明言されている。
    日本にとってこのまま戦後が続くのか、それとも新たな戦前に突入しているのか。特に資源を他国に頼っている日本は、自力では国際社会で生きていけないもどかしさがある。
    南鳥島のレアアースに注目が集まるのも当然で、日本は資源が喉から手が出るほど欲しいのだ。

    これから

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    2026年03月31日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

    Posted by ブクログ

    この十数年で様変わりした世界を丹念な取材で読み解いた秀作だ!
    アメリカ、ロシア、中国の失地回復(レコンキスタ)。共通する「我々はかつて、そしていまも強大国である」という思い、格差がひろがることによる影の思想の拡大等、現実のニュースと照らしてみると納得できる点が多かった。個人も国も強い側、正しい側に行きたいのは変わらないのだなぁ

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    2026年03月30日
  • 新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか

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    法によって世界の秩序が保たれる時代は終わり、力のあるものが支配する時代が始まった。アメリカに頼ることはできず、これから日本が自ら考え答えを出し、この弱肉強食の世界を生き抜いていかなければならない。

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    2026年03月28日