小林禮子のレビュー一覧

  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    未就学児の親の目線で読みました。
    日本では教師になりたい人が減少傾向にあり教師の質が下がっているそうなので、それを引き上げるには何が必要なのかヒントを探しましたが決定的なものは見つかりませんでした。
    フィンランドの教師は時間割や教材などたくさんの裁量があり、高学歴でなければなれない職種になったため憧れられる職業であり、良い人材が集まっているように書かれていました。
    しかし、裁量が大きくなるほど仕事量も増えているようです。
    日本での教師志望者が減る理由は、業務時間の長さとモンスターペアレント対応など仕事の多様化が原因かと考えますが、その点についてはフィンランドでも状況はあまり変わらないように思い

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    2021年09月22日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドに興味があって読んだ本ですが、教育について深く考えさせられました。フィンランドの国民性は子供の頃から培われた賜物ですね。国がそれを保証して尽力しているのが素晴らしい!

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    2010年04月13日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    もし子供を産んだらどんな躾や教育をすればいいか、教師の立場で教えてくれた。現場の生のコメント(しかもフィンランド)は新鮮。

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    2009年10月04日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドの教育環境が知りたくて。

    子どもひとりひとりにあわせて、環境を整えてくれるのは、柔軟でうらやましい。
    先生の負担が大きく、また、先生による違いも大きいだろうが、
    だからこそ責任感も強くなると思う。

    この本には、各科目の進め方や生徒との付きあい方は書いてあるが、
    たとえば、フィンランドは暗記で進める試験ではなく、理解をまとめるエッセイ式だ、などのことはあまり書かれていない。
    そういうことがもっと知りたかったなぁ

    フィンランド人は、母語を大切にする一方、ほかの人とコミュニケーションがとれるよう他言語にも力を入れている。また、社会情勢にも気をつけている/フィンランドは、教師のレベル

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    2015年09月21日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドの現場の教師なので説得力がある。学力世界一は政府の教育政策もあるが、現場の熱意が支えたのだ。教師の自由度が増すと実は大変しんどいが、モチベーションが上がるのはうらやましい。そのフィンランドで最近学校に行きたくない子どもが増えているという結びが気になった。

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    2014年06月18日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    日本との大きな違いは,
    ・授業料,教材費,カフェテリアのランチまで全部無償。
    ・教師個人の裁量で教材を選定できる。日本では学年で揃えるのが一般的である。
    ・高校入試がなく基本的に地元の高校に進学。
    ・大学試験を受ける資格を得るための試験がある。
    ・大学1年生で3~4週間実習,主に観察をする。
    ・最終年の5年生で1ヶ月の教育実習を2回経験する。
    すべて日本に取り込むことはできないし,参考にならない部分の方が多い。しかし,この著者の考えには共感できる部分がいくつかあった。

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    2014年03月07日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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     夫の仕事の都合で日本に住んでいるフィンランドで小学校の教師をしていた女性へのインタビューを元に書かれた本です。フィンランドの小学校の実態がよくわかる。
     現場の教師に多くの権限を与え、かつ、ソーシャルワーカーや心理学学者、看護師等からなるサポートチームが教師を支援しつつ、課題に対応する仕組みが非常に印象的だ。
     フィンランドの教育の中身はいたってオーソドックスで、基本に忠実な内容である。重要なポイントは教師に多くの裁量を与え、現場で工夫することを奨励していることだ。教科書も学校単位ではなく教師個人が選択できる。
     フィンランドでも広汎性発達障害や注意欠陥多動性障害など行動に問題を持つ子供が増

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    2011年08月07日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    OECDによる学習到達度調査(PISA)において、2003年に続き、2006年でもフィンランドは好成績を収めた(科学リテラシー1位、読解力2位、数学的リテラシー2位)。
    日本におけるゆとり教育の見直しのきっかけとなったPISA2003年調査の結果発表以降、フィンランドの教育への関心は高い。
    フィンランドの小学校教諭で2児の母でもある著者が、フィンランドの教育現場を語る。

    [ 目次 ]
    第1章 PISAが証明した世界一の学力
    第2章 優秀な教師は、こう育てられる
    第3章 いかに子どもにわかりやすく、勉強を教えるか
    第4章 よくできている現場のサポートシステム
    第5章 教師は、マル

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    2011年06月07日
  • エンタメ通訳の聞き方・話し方

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    著者はレオナルド・ディカプリオ、フレデリック・フォーサイス、フレディー・マーキュリーなど多数の海外著名人の通訳を務めてきた、エンタテイメント業界では知る人ぞ知る通訳。
    「言葉の背後にあるものを意識する」「ポジティブないい加減さで困難を乗り切る」「自分を売り込まない」…。
    これらは著者が「いつでもどこでも誰とでも」コミュニケーションをとるために、身に付けたものである。
    人と付き合う上で一番大切なこと、それを感じ取りながら読んでもらいたい、幸せに生きるためのヒントが詰まっている。

    [ 目次 ]
    1章 通訳はみなフリーター-会議通訳とエンタテイメント通訳の違い
    2章 「面」で進む先に

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    2011年04月21日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    教育関係者、親いずれも興味を持てる本だと思う。
    教育というのは学力ではなく人間力を育てること、そうすればおのずと学力も付いてくるということを教えてもらえた。
    日本の教育環境の荒廃は何とかしたいものだ。

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    2010年07月21日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドと日本の教育を比べながら読んだ
    一概にどちらがいいとは言えないと思った。

    ただ、教育は価値のあるもの、達成すべきもので「自分のスキルをよりよいものにしたい」と誰もが考える。そのためには学ぶこと。人生とは学ぶこと。自分の人生をよりよくするために学び、思い描いた人生を手に入れるために、学ぶことから始める。

    この言葉にすごく共感した。
    子どもたちにも伝えたいなぁ〜。

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    2022年11月25日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドの小学校で教員をしていた女性にインタビューしたものをまとめた本。

    手厚さは耳にしたことがあるが、それ以外の面、例えば子どもの様子や教室での出来事は、国が違っても同じような雰囲気なのだと思った。

    同業者が読めば、そう、それが大変なんだよ!と
    同業ではない人が読めば、教師の大変さが少しわかるかも?

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    2018年02月10日
  • エンタメ通訳の聞き方・話し方

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     映画スターや有名作家、アーティストの通訳をする著者による、仕事に対する心構えやスターのエピソード、日本人論をまとめたもの。
     大学の時に会議通訳の人の演習授業を受けていて、通訳の仕事についての話も聞かされたが、会議通訳よりももっと幅の広い範囲で、言ってみれば泥臭くなりながらも何とか結果を出す現場の職人的な仕事として「エンタメ通訳」というのがあるらしい。現場感溢れる話が盛り込まれていて、特に前半は面白かった。とにかくその場を何とか乗り切ろうとする、笑いで乗り切る、というのは、おれが前やってた仕事にも似ているなあと思いながら、共感できた。後半は、若い人への愚痴、日本人や日本語的発想の特徴(という

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    2013年08月18日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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     夫の転勤で日本に移住しているフィンランドの小学校(低学年)の先生が、フィンランドの学校の様子や先生の仕事を紹介するもの。教育には門外漢のインタビュアーに、著者が答える形で書かれた本らしい。
     サブタイトルは「なぜ、PISAで学力世界一になったのか」となっていて、本の帯にも「学力を伸ばすフィンランドの教育現場の知恵」と書いてあるが、読んでみると著者の体験談をつらつらと話しただけのものだった。要するに、フィンランドでは勉強が価値あるものとしてどの人にも了解されているという点が最も日本と異なる事情だろうと思う。その他の話は著者個人の経験を出るものではなく、タイトルから想像されるような教養新書として

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    2013年05月03日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    日本の教育というものに疑問を持ったため、購入したものです。ネイティブの方の記述なので、好奇心をそそられました。

    北欧の文化には多少の予備知識があったつもりですが、こうやって「教育」という重要な分野に絞ってみると、自分の無知を感じます。

    子供って何?その理解なくしては教育は始まらない。
    基本に立ち返って、子育てをも考えるきっかけになりました。

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    2012年02月28日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    夏休みに宿題のないフィンランドの学力がなぜ世界一なのか。
    そのヒントが書かれた1冊。

    ・教育現場(学校・教師)が教える内容・方法を決められるようになり、授業を工夫できることで、教育レベルがあがった。
    (教師になるには修士号が必要)
    ・子供たちを観察し、それぞれの力を引き出す教育法をすることに重点がおかれ、出来る子が退屈することや、落ちこぼれが放置されることがない。
    ・それを支えるのは、教師のやる気を引き出す裁量権の委譲と、教師をサポートする保健師・ソーシャルワーカーの存在。

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    2011年09月30日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    前々から興味があったフィンランドの教育。
    日本との違い、フィンランドの教育の特徴とはなど
    興味があったので読んでみた。

    要約するとフィンランドの教育の秘密を要約すると
    ①教師のレベルが高い
    ②子ども達1人1人がよく本を読み、そこでえた知識を家族や友人と話す。
    ③国民性として母国語を大切にしている
    である。

    やはり本を読むということは大切であるということを再認識した。
    問題はどうやって子供たちに本を読ませるかである。

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    2011年07月06日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    主にフィンランドの教育について語っている本。

    この本を読んでいると、日本との大きな教育体制の違いに気が付かされます。

    例えば、学費。
    フィンランドの教育費は無料だそう。これは資源をあまり持たず、人口も決して多くないフィンランドだから、人材育成の観点からそういう風になっているとのこと。

    それともう一つ大きく違うと思ったのは、学生への支援体制。
    それぞれの習熟度に合わせて、クラスが選抜されます。
    いわゆるペースの違いがあるので、人に合わせるということ。
    日本でもそういう学校が出てきてますが、フィンランドにはまだまだかなわないなぁと思います。

    日本だと最近は、先生側のやるべきことが多すぎると

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    2011年04月03日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    29歳の教育大臣が行った教育改革がPISA学習調査に大きく影響を与えたと感じる。特に、現場へ裁量権を与えたことが大きいだろう。この本を読む限り、フィンランドが特別な教育を行っているわけではなく、教育の基本をしっかりと指導しているだけ。ガイドラインはあるものの先生方が独自に考え授業を展開していくだけだと感じた。しかし、そこには行政からの手厚いサポートや、家庭での教育習慣がある。そこが日本と違う。また、大学院まですべて無料という環境は、一度職についたとしても再チャレンジが出来る。教育が無料であり、しっかりとした教育を学校が行うということは、勉強してなりたいものになる。努力してなりたいものになれると

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    2011年02月23日
  • フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか

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    フィンランドでの教育現場の様子がとてもよくわかります。教師達の工夫や努力もよくわかりました。私は母としての著者の日本での暮らしや子育てについてなどを特に興味深く読みました。日本の運転免許試験所で見せるビデオについてのコメントについては同感です。

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    2012年02月18日