福井昌子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
●集中力を奪う現代社会の文化・ビジネスモデルに警鐘を鳴らした本。
●集中力を奪う要因には、テクノロジーそのものよりもビジネスモデルに大きな要因がある、と著者は主張する。集中力を奪う原因には、著者が述べるように多岐に渡るが、その多くがスマホを介するサイトやアプリにある。スマホを手放せば集中力が回復するという単純な話ではなく、社会がビジネスモデルが集中力を奪うような仕組みになっていて、そこを打破することが必要なのだと理解した。では、どうするか? 残念ながら、著者は本書でも触れた「残酷な楽観主義」的な解決策しか提示できていないと感じた。集中力を取り戻すための組織的な運動の目標は提示されたが、それをど -
Posted by ブクログ
ネタバレ集中力がなくなってきたなぁということは自覚する。
本書はおよそ半分強がテック系プロダクトについて書かれている。グーグルは広告が収入になっているため、プロダクトの成功度を測る指標がエンゲージメントというものになっている。ユーザーが製品に目を止めている時間が長いほどよいプロダクトだとされる。
FBのようなSNSも中毒性が高くなるように作られている。現実世界ではこれほど頻繁かつ即座に報酬をもらえる場面はないのでなかなかやめられなくなる。勧められるコンテンツもユーザーが見る可能性の高い、怒りや攻撃、非難を含むものが多くなる。通知を一日一回まとめて送るようにしたり、近隣にいて現実社会で話のできる友人