アン・グレイシーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本棚整理中に発掘。独身主義の女嫌いだった伯爵が、友人宅で可愛い姪っ子と戯れるうちに自分の子供が欲しくなって嫁探しすることに……ヒロインは一応貴族らしいけど、両親が事故死して伯爵友人宅に家庭教師として身を寄せていて、いびられたり使用人以上にひどくこき使われてた苦労人。子守をしている姿を見初めた伯爵と結婚するけど、親戚女が性格悪くて結婚式も台無しにされるし、初夜の作法も伯爵に嫌われるよう嫌われるよう嘘八百吹き込まれてたのが可哀想で可哀想で……その分、誤解が解けてからの巻き返しに満足。でも、結局最悪な親戚女は何の罰も受けてないのがちょっとだけ不満だったなぁ。とにかく、最初最悪だと思ってた伯爵がヒロイ
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購入済み
★5 面白かった
戦争から負傷して帰ってきたら相続権剥奪され汚い屋敷しか遺されてなく、婚約者に会いに行ったら、無一文の負傷した体は嫌だとフラレ、世捨人になってしまったヒーロー。同じ戦争で家族を無くし孤児になり貧困に喘ぐヒロイン。二人はヒーロー祖母の策略でヒーローのボロ屋敷に住む事に。二人とも癇癪持ちでケンカが激しい。惹かれ会うが素直じゃない。二人のやり取りはテンポ良く一気に読めました。ケンカはコメディな感じ。
しかし、ヒーローの元婚約者は美人だが欲深いとヒーロー以外の廻りから疎ましく思われているのに、ヒーローだけは気がつかなったってヒーローどんだけみる目が無いのか? -
Posted by ブクログ
“氷の伯爵”の異名をもつ独身主義者のダレンヴィル卿が、年頃の令嬢を集めてパーティーを催し、花嫁を探すと言い出しす。会場の手伝いをすることになった家庭教師タレイア・ロビンソンは、
招待者の条件を漏れ聞いて、伯爵の高慢さに呆れ返るが。その条件をまるで満たさない女性を花嫁に指名。跡継ぎの為だけに、身寄りのない貧しいタリーを妻にするが、タリーは、予想に反して、意志が強く、好奇心旺盛で、イタリアへの新婚旅行を要求したり。タリーに振り回されたあげく、無邪気なタリーを守ってあげたいとまで思う自分にうんざりしたり、すべて計画通りにいかないマグナスは…。氷の伯爵の心をとかすまでの二人の駆け引きを楽しめると思いま -
Posted by ブクログ
なんで積読にしておいたんだろう。もっと早くに読めばよかった!!!!!
浮気性な母親などのせいで女性不信で結婚など考えたことも無かったヒーローが友人の子供を見て自分も子供を持ちたくなる。で、母親に選んだのが面倒見がよいヒロイン。子を産むだけの存在としてヒロインとは距離をおくはずだったのに、ヒロインから愛の言葉やひたむきな目を向けてほしくて仕方がなかったり、不幸な境遇から守ってあげたくてしょうがなくなったりもうメロメロな様子全開(本人自覚なし)。でも、愛を信じていないヒーローは心をガードしてヒロインに冷たくなることもあるので、ヒロインは振り回されちゃう。ヒロインの純真な天然っぷりにヒーローもガンガ -
ネタバレ 購入済み
続きはないんだ|( ̄3 ̄)|
この物語はヒーローのお祖母様がヒロインを無理矢理孫息子のボロ屋敷へ連れてきたところから始まります。
生き生きしていて魅力的なヒロインがヒーローの周囲の人達を巻き込んで、徐々にやさぐれていたヒーローを心身共に健康に変えていきます。
ストーリーはヒロインの謎を抱えたまま、巧みに進んでいきます。うーむ、上手いです。
登場人物も個性的で魅力的。特に私はお祖母様の豪胆なところがきにいりました。もっと物語が続いて欲しかったです。 -
購入済み
伯爵夫人にしては幼いヒロイン
何だかドールみたいでした
作家さんがオススメしていたので原作も読みましたが
こちらのほうがドラマチック
彼女を必死で引き止めるヒーローがかっこよかったです -
購入済み
何度も
何度も読んでます。アリスン先生の描くハーレクインコミックの作品は今では多くなってきてますが、これは最初の方でしょう。絵も表現も少し拙いカンジ。何度も読みたくなってしまうのは、王道だけど、ドラマチックな展開が好きだからです。
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購入済み
広告で度々見かけて気になっていたので購入。
お話はいいのだけど絵がどうも雑。この漫画家さんの過去作を試し読みしたらちゃんと描いていたのでこの作品だけ?ときどき綺麗なコマもあるので残念。 -
Posted by ブクログ
☆4.5
半ば諦めていたチャンスシリーズがようやく出て嬉しい!!!!
もう新刊チェックもしていなかったのに
たまたま検索したら発売したばかりで
検索しようと思ったことになんだか運命感じる。
ストーリーもアン・グレイシー節炸裂!
チャンス姉妹1作目とちょっと傾向が似ているけど
(婚約者がいる側がヒーローとヒロインで逆だけど)
もどかしくてキュンキュンできて、待った甲斐あるわー
本作当て馬君とデイジーという組み合わせだったら面白いけど
申し訳ないけどヒーローには力不足の外見なので
やっぱりデイジーはフリンとなわけで。
でも、お嬢様ヒロインじゃないからデイジーは出ないかも…
出てほしい… -
購入済み
面白かった
出会った頃、途中の夫婦生活のヒロインの気持ちがコミカルで丁度良い。
ハーレーの漫画は何時も思うのですがもう少しページがあるとと思ってしまいます。其処だけがマイナスかな?悪女(最初の館の婦人)の嫌がらせがカットされていて残念。もう一度原作を読み返したくなりました。ヴァニラ小説より好きです。
(絵、綺麗でしたよ。) -
Posted by ブクログ
ネタバレリージェンシー。イベリア戦争の傷痍軍人がヒーロー。相続から外されたこと+傷のため婚約者に振られたひきこもりヒーロー×父と兄をイベリア戦争で亡くし困窮したヒロイン。
ヒロインの設定がとっても可哀想だけど、それにくじけず自分の力で生きていこうとするところが立派。ヒーローも貧乏(屋敷とかあるけど)なので、会ってすぐに愛のない契約結婚という流れにならないのも安心。
ヒロインは父と兄についていった前線で怪我をした兵士を看護していたけれど、家柄のいいレディが男の体を見たり触れたりしていたことで非難されるとかも時代が時代とはいえ可哀想。(「クリミアの天使」ナイチンゲールが活躍するのはこの30年くらい後。) -
Posted by ブクログ
アン・グレイイシー「雪のプロローグ」、ミランダ・ジャレット「サファイアの魔法」、リン・ストーン「クリスマスは伯爵と」の3本がおさめられています。
「雪のプロローグ」はヒロインの娘エイミーの愛らしさが際立っています。記憶喪失ものになりますが、最後がばたばたしているものの安定した読み応え。
「サファイアの魔法」はクレアモント3兄弟シリーズ?の第1作にあたる作品。銀の王・金の王と呼ばれる兄2名に対して、主人公レヴィールはサファイア王と称されています。ストーリー自体は「小公女もの」と私は勝手に分類していますが・・・まだ金の王である長男ブラントの話を読んでいないので、読み終わってからまた振り返ってみたい