【感想・ネタバレ】かぐわしき天使のレビュー

あらすじ

高貴な身分ながら天涯孤独となり、困窮を極めたケイトのもとを、亡き母の名づけ親だという年老いた伯爵夫人が訪ねてきた。老婦人は事情も告げず、ケイトをなかば強引に馬車に押し込むと、ロンドンを遠く離れた、荒れ果てた屋敷へと連れていった。ここに何があるというの……?ケイトはいぶかりながらも、あまりに急な出来事と長旅の疲れから、気を失ってしまう。目を覚ますと、見知らぬ男がすぐそばにいた。蝋燭の火に照らされたどこまでも青い瞳が、じっと見つめている。ケイトはぼんやりした意識の中で、その輝きに吸い込まれた。

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Ikm

購入済み

★5 面白かった

戦争から負傷して帰ってきたら相続権剥奪され汚い屋敷しか遺されてなく、婚約者に会いに行ったら、無一文の負傷した体は嫌だとフラレ、世捨人になってしまったヒーロー。同じ戦争で家族を無くし孤児になり貧困に喘ぐヒロイン。二人はヒーロー祖母の策略でヒーローのボロ屋敷に住む事に。二人とも癇癪持ちでケンカが激しい。惹かれ会うが素直じゃない。二人のやり取りはテンポ良く一気に読めました。ケンカはコメディな感じ。
しかし、ヒーローの元婚約者は美人だが欲深いとヒーロー以外の廻りから疎ましく思われているのに、ヒーローだけは気がつかなったってヒーローどんだけみる目が無いのか?

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2014年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リージェンシー。イベリア戦争の傷痍軍人がヒーロー。相続から外されたこと+傷のため婚約者に振られたひきこもりヒーロー×父と兄をイベリア戦争で亡くし困窮したヒロイン。
ヒロインの設定がとっても可哀想だけど、それにくじけず自分の力で生きていこうとするところが立派。ヒーローも貧乏(屋敷とかあるけど)なので、会ってすぐに愛のない契約結婚という流れにならないのも安心。

ヒロインは父と兄についていった前線で怪我をした兵士を看護していたけれど、家柄のいいレディが男の体を見たり触れたりしていたことで非難されるとかも時代が時代とはいえ可哀想。(「クリミアの天使」ナイチンゲールが活躍するのはこの30年くらい後。)
ネットで他の方のレビューを拝読してあらすじ分かってても舞踏会のシーンは箱ティッシュ用意しないと読めなかった。このシーンにしか出てこない登場人物たちの背景がもうね、うるうるする。
ヒロインの過去があまりにかわいそうなので、「実は~だった」という救済エピソードを脳内で捏造して読んだけど、ヒーローヒロインともいい人でいい話だった。最後の最後がまたロマンス小説らしいハッピーエンドでよかった。

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2012年03月17日

Posted by ブクログ

身分違いのシンデレラ・ストーリーかと思いきや、
二転三転するストーリーに最後まで
ページを繰る手も、もどかしく楽しめました~。

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2009年12月11日

ネタバレ 購入済み

新しい恋に惹かれあってる二人なのに、相手に相応しくないと言葉で伝えないまま諦めようとする葛藤のやり取りが多くてじっれったい。

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2022年08月27日

Posted by ブクログ

3.8
ケイトもジャックも癇癪持ちである。
しかしいじらしく憎めないなぁ特にケイト。
好きじゃないけどちゃんと家事したりとか細かい描写が好ましい。

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2014年03月08日

Posted by ブクログ

Harlequin Historical HS-180

戦争による傷で、ヒーローの脚が不自由+顔に傷跡。
ヒロインの過去に訳あり。

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2011年05月24日

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