飯島裕一のレビュー一覧

  • うつ病の現在

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    新型うつや双極性の話や新しい診断方法などがわかりやすく解説してあって勉強になった。シンプルにまとまってる良書。

    TALK tell ask listen keepsafe
    わかってはいるつもりだけど難しい
    周囲の他の人が巻き込まれないようにも気遣うのも大変

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    2013年08月02日
  • 認知症を知る

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    ネタバレ

    認知症とはどんな病気でどんな症状が出るのか、どの科にかかればいいのか、家族はどうすればいいのか等身内が認知症になったときに必要な情報が詰まっている。
    今使われている薬やなりやすい生活習慣、予防方法も。
    ずっと疑問だった薬を使って酷い暴言・不穏症状を抑える、その内容がやっと分かった。
    抗精神薬を使うのか...

    統合失調症や双極性障害に使われる薬を使うことでこいいった症状を抑えることができるが、副作用も強いと。
    とりあえず処方されていた抑肝散がどういった薬でどんな作用があるのかも知れてよかった。

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    2025年08月25日
  • 老化と寿命の謎

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    2023年1月から2024年4月にかけて信濃毎日新聞科学面で連載された「老化と寿命の謎を探る」という連載記事を書籍化したもの。
    老化や寿命、加齢関連疾患に関する最新の知見を踏まえた情報を得ることができ、できる限り健康なまま長生きしたいと思っている自分にとって有益だった。また、「長寿の道に近道なし」ということを再認識した。

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    2025年03月23日
  • 老化と寿命の謎

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    1章は寿命の話。思い出すのはゾウの時間ネズミの時間。引用にも使われている。
    低温でゆっくり動いて巨大だと寿命が長いとか。
    中には世代交代不要の生物もあるとか、、

    2章から老化。
    テロメアが短くなるのが老化に関係ある、ってのは知ってたな。
    フレイル って言葉は初めて聞いた。心身の衰え、、
    65歳というのがそういうことを考える節目になるのかもしれない。
    私のマラソン、数字上ここ数年はっきり後退しているが、
    まだあがきたい。衰えたくない。鍛えることで、挽回したい。

    50代から女性はめまいが起こりやすいとか。
    友人もそれで苦しんでた。

    年取ると睡眠は短くていい、、、まあ短くなってるなあ。
    早寝に

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    2025年03月10日
  • 老化と寿命の謎

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    老化は誰にでも訪れるが寿命とは異なる。「年だから」と嘆くのではなく衰えのスピードを緩める工夫をしたい。食事は腹八分目を心掛け栄養バランスを整える。運動は軽いストレッチでも良い。習慣が体をつくり意識が心を守る。加齢を嘆くより歳を重ねる妙味を味わいたい。日々の小さな努力が大きな違いを生むのだ。

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    2024年12月01日
  • 老化と寿命の謎

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    既知の情報も多かったが、老化と寿命のメカニズムを科学的、医学的見地で解説する前半と、老化に伴う体の変化と最新の対処法を網羅的に解説する後半と、なかなか読み応えのある一冊であった。

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    2024年10月20日
  • うつ病の現在

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    文字通りうつ病について様々な角度から取り上げた一冊。

    2013年初版でDSM-Ⅳと若干古いものの、勉強になった。

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    2019年06月10日
  • 認知症を知る

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    医師ではなく医療記者である筆者の言葉のせいかわかりやすい。認知症とはどういうものであるかから、患者との接し方また予防法まで書かれている。

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    2016年07月17日
  • うつ病の現在

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    「現在」とあるが、出版されたのは2013年で、今は2015年。
    特に目新しい記述はないが、以下の事が残る。

    ・双極性障害のこと(種類が複雑であること)
    ・若者の間でも「現代型うつ」ではなく、「従来型うつ(大うつ)」があるということ
    ・気を付けるべき医師

    従来型のうつは「生存からの不安」から来て、現代型のうつは「実存からの不安」から出てくるという解説にも納得。

    高度経済成長期は、ひたすら「生きる」ことだったが、現代は価値観が目まぐるしく変わり、多様化している時代。
    その中で、どうしていいのかわからないことから来る「現代型のうつ」の発生のメカニズムがある。

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    2015年03月14日
  • 認知症の正体 診断・治療・予防の最前線

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    認知症に罹っている家族がいるため「病気について知っておかないと行けない」と思い読むつもりでいたが、なかなか実現できずにいた。(いわゆる積ん読?)病気、予防法、治療体制などについて(専門的なことを)わかりやすく説明している本。認知症というとアルツハイマー性のものが一般的だが、他のケースについても説明されていた。遺伝による発症の可能性もあると知り不安になっていたが、著者によると「なんとかなるので必要以上に恐れてはいけない」。だからこそ、知ることができてよかった。

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    2012年10月14日
  • 老化と寿命の謎

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    2025年の最初の一冊。
    本書は、信州毎日新聞で連載された同名の連載をまとめたものだそうだ。

    前半は最近の生物学で分かってきた、寿命や老化のメカニズムの解説だった。
    テロメアやサーチュイン遺伝子の話もわかりやすい。
    活性酸素は細胞を傷つける「悪玉」と聞いていたけれど、免疫反応や細胞分化、細胞間の物質伝達にもかかわっているので、単純に「悪」とも言えないということを知った。
    オートファジーの話も、ちょっとそれに似ていると感じた。
    オートファジーは、その働きを抑制するルビコンというたんぱく質との微妙な関係の中で、人間の健康な状態を保つようはたらいているという。
    それにしても、多細胞動物は個体死につ

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    2025年01月03日
  • 老化と寿命の謎

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    だんだんこういうことが気になる年頃でもあり。。。
    エピゲノム、とか、オートファジーとか、第2章はやや専門的で私には難しく、ちゃんとは頭に入らなかった(悲)。

    ただ、「健康寿命を延ばすためには、運動、栄養、社会参加」というスローガンは感覚的に受け入れやすく、よくわかりました。実践あるのみ!

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    2024年10月26日
  • 認知症を知る

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    認知症の分類
    AD:アミロイドβの沈着(老人斑)→タウタンパクの蓄積(神経原線維変化)
    レビー小体型:αシヌクレインの大脳皮質での沈着
    パーキンソン:αシヌクレインの脳幹での沈着
    ALS:TDP-43の脊髄での蓄積

    AD進行抑制薬剤は4種類。
    アリセプト、レミニール、イクセロン(リバスタッチ):コリンエステラーゼ阻害薬(アセチルコリン増強)
    メマリー:NMDA受容体拮抗薬(グルタミン酸抑制)

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    2019年07月20日
  • 認知症を知る

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    著者はお医者さんではなく、あくまでジャーナリストではないので、そこは注意が必要
    概ね分かりやすい内容だったがトンデモもやや散見された

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    2014年08月28日
  • うつ病の現在

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    うつ病を中心にその辺縁の病気とその治療法についてまとめたものである。特に最近はやりの新型うつ病についてはその誤解の多さもあり説明が多い。
    私はうつ病は、チンチンに沸騰したヤカンにうっかり手を触れた時にビクッとなる反射と同等のものであると考える。ココロも見えないが傷付く訳だがその傷を悪化させないために無気力になり行動を減らしている状態だと考える。
    故にその傷がある程度癒ている、さらに、傷の原因が解消されていなければ、うつの症状て居るのがもっとも安全であるということだ。骨折して血だらけのアスリートに、「頑張れ」と言って会場に送り出す人はいないと思うが、うつの場合はこれを平気にやりがちだ。
    アスリー

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    2014年02月22日