安斎育郎のレビュー一覧
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★人は死んでも魂は残ると信じたい
霊体験はあるか?
はい、あります。今までに火の玉=人魂を12回見たことがあり、あとで確認すると近くの家の人が亡くなる前日か後だったりします。高さは5、6メートルの時もあり、現れてはすぐ消えるものも小一時間ゆらゆらと漂っているものもありました。
母は母で、今までに数えること7度も両親や親戚の人や友だちが亡くなる前に枕元に立ち現れたのを見たことがあります。そのうち4回私も立会ったことがあるというか、夜中に声を上げて大騒ぎするので何かと思っていくと、誰々さんがいま部屋の隅に青い燐光とともに現れて、悲しそうな顔をしたり笑ったりしたというのです。私が行ったときに -
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自分用キーワード
一章
中村弘『マジックは科学』(技芸としての手品を楽しむという文化が育っていないと、手品は悪魔の業と見られる、という記述がある) 呑刀履火・種瓜植樹(散楽の一種) 馬腹術(外術のひとつ) 果心居士(鎌倉時代にいた外術師) 豆蔵(江戸時代における大道芸人) 時計復活現象(超能力ともてはやされたトリック。潤滑油の粘性抵抗と「動いた人をテレビに連絡させる」ことを利用している)
二章
コッティングリーの妖精写真 口品(言葉を用いたトリック。筆者は徳利を用いている) R・N・シェパード『視覚のトリック』
三章
マイケル・ファラデー(「こっくりさん」は人間の意志によって動かされている -
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ネタバレ[ 内容 ]
「だまし」には大きな魅力がある。
巧みな手品や小説、だまし絵などは、存分に楽しめる。
しかし、その魅力にのめりこんで、悪徳商法の被害など、危ういところへ連れていかれることも多い。
さまざまな「だまし」のテクニックや狙いを紹介しながら、「だまされ」への道は何か、だまされないためにはどんな姿勢が必要なのかを解説する。
[ 目次 ]
1章 トリック-人為的な不思議現象にはタネがある
2章 文学・芸術の中の「だまし」-ユーモアあふれるウソ
3章 霊とカリスマの世界
4章 科学者もだまされる
5章 実生活にひそむだまし-思い込みと欲得の落とし穴
6章 だましの社会現象-政策誘導のための「 -
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[ 内容 ]
宇宙の物質の究極構造から、生命の起源まで解明されつつある今日でも「霊」の存在を信じる人は少なくない。
その背後には、「人は死んだら魂はどうなるのか」という素朴かつ根源的な疑問が残っているからであろう。
だが、そこにさまざまなインチキがつけこむ余地もある。
そもそも「霊」とはいかなるものなのか?
宗教界では「霊」をどう捉えているのか?
科学的に「霊」を扱うには、どう考えればよいのか?科学者が自らの輪廻転生観を示しながら、この難問に迫る野心作。
[ 目次 ]
第1章 霊に惑わされる人々
第2章 霊についての仏教各宗派の見解
第3章 霊はあるか
第4章 岡部金治郎氏の「死後の世界」論 -
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特に仏教者の方々にアンケートした部分が面白い。
いろんな考えがあるなあ。極めてロジカルなものから、「こいつら、何も考えてないのでは?」と思える回答まで幅広い。
僕は基本的には著者の意見に賛成だし、悪質なオカルト思想はどんどん追及していくべき他と思う。
でも著者のような反論って、どこまで効果があるのかなあ、と疑問にも思うんだよね。
「物理学の概念から考えて、霊がこうするにはこういう必要があるが、それはありえない」
という論の型なんだけど、霊を心底信じる人は、「いや、何かよくわからないけれど、霊は物理法則の外側にあるものなのでそのような反論は意味がありません」と再反論可能だ。
まあこれは -
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科学的に霊の存在を考えるという内容。
無いものを無いと証明することは、かなり難しい。著者の結論として、物理的、科学的にも存在しないと語っている。
事件として扱われる霊に惑わされる人たち、だまされるという表現が当てはまる。仏教宗派に「霊について」アンケート調査を行った結果報告(霊魂は不滅か、祟りはあるか?霊感商法について)
第3章、霊を科学的に検証する。物質として存在するか、心霊写真と呼ばれるものについては、操作の技法を表示している。若者の見解から見えてくる、霊を信ずるに至る要因として、近親者からの影響、メディアの影響は大きい。心理学的要因から実在すると考えることは多い。マイナス&プラセボ効果、 -
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「だまし」を美学とするためには騙される方も騙す方もユーモアが必要なんだな、というものです。
騙すと言う言葉から人はマイナス、負のイメージを持つが、実は騙すということは、実生活のなかでも私たちは積極的に、かつふんだんに使っている事に気づかされます。
騙される方もその騙しのテクニックに拍手喝采を贈りながら、騙すという高度なテクニックを育てあげ、
人は心の余裕や文化や、はたまた科学さえ作り上げてきたのです。
勿論、マイナス、負の騙しも日々テクニックを磨き、人の心の隙に分け入ってくるのですが。
では、
文化としての騙しは楽しみながら、
悪としての騙しにはかからないには私たちはどうするか。
それには、
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手品などのトリック、文学・芸術の中のだまし、霊やカリスマ、科学者の錯誤、現代の詐欺などについて「だまし」という観点から述べた本。
・部分から全体を推定する危うさ(あくまで自分がみているところしか判断材料はないのに)
・さまざまな詐欺など
・タネはあることを理解しつつも楽しむ、マジックのだまし
など、いろんな意味があることをわかりやすく説明している。
人間界のだましは①金品を奪い取るためのさまざまな悪質な「だまし」、②世間を欺いて一人ほくそ笑む愉快犯の「だまし」、③「だまし」をたのしむ人間独特の文化のありようがある。
動物界では擬態などいろんな手段もある。 -
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【キーワード】霊、科学、霊感商法
本の題名から勘違いしそうですが、決して怪しい本ではありません。科学的、宗教的に霊というものを考える至極まじめな誠実な本です。どっちかというと宗教的なアプローチが多い印象でした。
題名に反して霊はいるのかいないのか結局答えは出さず終いで終わりますが、それがこの本のいいところなのではないかと思います。だって答えなんて出ないんですから。
変な人や霊感商法に騙されないためにも本書を読んで自衛しましょう。
ちなみに、本のイメージを見れば分りますが、電車など公共の場所で読むときはカバーをとって読むのをオススメします。 -
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091205 by mixi 非戦さんの流れ
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「だまし」には大きな魅力がある。巧みな手品や小説、だまし絵などは、存分に楽しめる。しかし、その魅力にのめりこんで、悪徳商法の被害など、危ういところへ連れていかれることも多い。さまざまな「だまし」のテクニックや狙いを紹介しながら、「だまされ」への道は何か、だまされないためにはどんな姿勢が必要なのかを解説する。
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1章 トリック―人為的な不思議現象にはタネがある
2章 文学・芸術の中の「だまし」―ユーモアあふれるウソ
3章 霊とカリスマの世界
4章 科学者もだまされる
5章 実生活にひそむだまし―思い込みと欲得の落とし穴
6章