望月智之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「買い物」をしなくなる。
というよりは「買い物」が進化する。
どんどん世の中が便利になり、お店というものがなくなってしまう。
その代わりに自分の手元のスマートフォンから注文でき、気づいたら家に届いている。
さらに色々なものがサブスクとなり、ものを買うという意識が無くなっていくのではないか、というのが筆者の主張。
個人的にはそうなるんだろうなと思いました。
企業はどんどん消費者が消費しやすい環境を作っていく。
便利になるのは大変良いことですが、同時に忙しくなっているのも頷けます。
時短ばかりを求めて、余った時間は娯楽に。しかしその娯楽となるものは企業が時間を多く消費するように設計したもの。
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Posted by ブクログ
タイトルが気になり読んでみた。
「買い物」をまったくしなくなるわけではなく、なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだということ。
お店に行くことや現金を用意すること商品の現物を見ることなどを省略するということ。
実際、コロナ禍になってから買い物をネットで済ませることが増えたと思う。
商品の良し悪しは、テレビCMよりも友人やインフルエンサーが、「これいいよ」とすすめるもの。
SNSでは、フォロワー数が多ければ、それが価値となる。
デジタルシェルフ=世の中の電子化が進む中で、日常の身の回りにある、ありとあらゆるまのがシェルフ(商品棚)になること。
実店舗の棚よりデジタ -
Posted by ブクログ
人が買い物をしなくなるとはどういうことなんだろうか?
そんな疑問を持ちながらこの本を手に取りました。
AIの飛躍的な進歩や5Gのサービス開始といった技術革新と共に、これまで現実世界で目の前にある商品を選んで、手に取って購入していた行為が無くなる。これが買い物をしなくなるということ。
たしかに、そうかもしれない。今やECサイトから物を購入することが一般化されている。スマートフォンが世の中に出てきた2009年から10年でこの変化。
今後はサイトから選ぶという行為が無くなり、自分の必要な物がベストなタイミングで届く時代になるのも遠くはないんだなと感じた。
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Posted by ブクログ
ネタバレひたすら同じことを繰り返してるようにも感じられたが、その通りだなあと。
Instagram Twitterを見てても、新しくブランドを立ち上げる話が多い。メルカリは中古品や転売で儲ける。まとめ買いセール期間を設けて一気に消費行動をさせたり、ランク制を作ったりしてオンラインショッピングを促した楽天。転換期は新事業を始めやすい。ネットが拡大してこんなにも多くのブランドが生まれている。次々と会社がでてきているが、こんなにマーケティング市場が移り変わる中で、次に売り上げを伸ばせるのはどんな会社なんだろう?と疑問になりました。
本の中に、最近の人は口コミなどを参考にして商品を選ぶとかいてあった。自分も -
Posted by ブクログ
ネタバレ「買い物」は楽しいもの、というイメージが普通かと思いますが、米国や中国では「面倒なもの」という扱いになっている現状があるという、消費者の行動や心理が変化していることを踏まつつ、少し先の未来について述べた本。
2021年に読んでいますが、なぜ4年後なのかを明確には書いていません。が、e-コマースの発展に伴い、劇的に変わっていくはず、という点を踏まえ、タイトルを付けたのでしょう。
レジに並んで会計待ちが面倒、そもそも商品を見て回るのが面倒、車の場合だと駐車場に入れるまでが面倒、そもそも買い物をしにわざわざ、お店に行くのが面倒という、これらの「面倒さ」のいずれかについては、誰でも感じることでしょ -
Posted by ブクログ
タイトルが気になり読みました。
コロナ前に出版された本なので、コロナ禍で加速したネットショッピングについては書かれていません。
その前からパソコンやスマホを扱うユーザーが増え、ネットショッピングも当たり前になってきた中で、デパートやスーパーなどでの買い物がなぜ減ってきたのか…それは人々が「時間」というものに価値を見出しはじめ、「買い物にでかけるのは面倒臭い」という消費者が増えてきたから。
驚いたのは最近の若者は、ネットで「ググる」というのをしないということ。
ググると様々なサイトや価格比較が表示されるが、新しいサイトは安全性がわからない、登録作業が面倒、普段使っているお気に入りのサイトやイン